「制度の形だけ整えても、人は動かない」― 組織行動科学®が提言する“文化としての民主主義”の再設計

対話なき制度は動かない──人と組織の“ふるまい”から築く公共の土台

組織行動科学®︎

現在の活動について 2026年10月7日追記

本リリースは、公開当時の公共行動研究室®の問題意識と当社の提案を伝える資料です。原文の趣旨を保ち、提案の位置づけと、一般化されやすい表現を整理しています。

こうした問題意識を引き継ぎ、現在は家庭・学校・地域の身近な場面に役立つ研究レビュー「働く人の暮らしと対話」を公開しています。研究が示したこと、当社の読み取り・提案、当てはめられる条件と限界を区別して紹介しています。

現在の活動:公共行動研究室®

研究レビュー:働く人の暮らしと対話 登録不要 無料

公開当時の提案と考察 2025年公開

  • 「制度は整っているのに、現場は動かない」

  • 「対話が形骸化し、信頼が育たない」

こうした企業実務での問題意識を、行政や地域の現場にも照らして考えることが、本レポートの出発点です。

リクエスト株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役 甲畑智康)は、これまで980社・33万8千人を超える働く人々の行動データと向き合いながら、「人はどんなときに意味を感じて動くのか」「信頼はどのように生まれ、巡るのか」を探求してきた組織行動科学®の専門企業です。

今回同社は、そうした研究と実践の延長線上で、『Meaningful Democracy(意味ある民主主義)』と題する新レポートを発表しました。

本レポートは、企業実務での問題意識を公共領域に照らして考えた当社の論考です。

民主主義を支える制度と関係性の文化

民主主義を、制度の正しさと、関係性の文化の両面から考える。

制度の役割を前提に、目的を問い直す

制度やルールが整っていることに加え、人と人とのあいだの意味の共有や信頼の循環をどう育てるかも考える。

本レポートでは、制度が「安心」や「正しさ」を担保する役割を前提に、「なぜこの制度があるのか」「誰のための仕組みなのか」といった問いが置き去りにされる場面を考察しています。

制度に“合わせて動く”ことを優先する場面でも、自ら“問い、意味づける”機会をどうつくれるかを考えたい。

制度を通じて信頼と意味を分かち合う文化を育てる

同社は、こうした課題を考えるには、「制度の形を整える」こととともに、「制度を通じて信頼と意味を分かち合う文化を育てる」視点も大切だと提案します。

これは、実際の組織変革や人的資本経営に関わる中で生まれた組織行動科学®の実務的視点でもあります。

公共領域に当てはめる際に確かめる条件

公共領域に当てはめる際には、個々の状況に応じて、役割、使える時間、情報、周囲の支援など、実際に関われる条件を確かめる必要があります。

「公共の行動科学」という当社の提案

レポートでは、こうした視点を「公共の行動科学」と名づけています。

制度を生活や権利、信頼を支える仕組みとして捉えるとともに、その目的や運用を共に確かめる「対話の出発点」として考える、という当社の提案です。

Meaningful Democracyでは、制度を“正しく使う”ことと、制度を通じて互いの事情を知り、目的や意見の違いを確かめ合う文化を育てることを、共に考えます。

それは、私たち一人ひとりの“問い”と“ふるまい”に加え、無理なく参加できる条件を整えることも大切にする営みです。

公共行動研究室®による活動の位置づけ

同社では、企業向けの組織行動科学®をベースに、社会全体の“信頼と意味の土壌”を問い直すための【公共行動研究室®】を、2023年8月に設立しています。

本レポートは、行政、教育、地域との関わりを考える、対話のたたき台を提供する活動の一環です。

2025年公開の当社の論考を読む(PDF原版)

添付PDFは、2025年8月の公開当時の提案・考察を記録した原版です。

以下の目次も原版の表記です。

企業実務での問題意識から社会への見立てを考えた論考であり、公共領域全般の因果関係や改善効果を検証した研究報告とは区分して掲載しています。

Meaningful Democracy ― 意味ある民主主義(2025年公開・PDF原版)

民主主義の再定義:公開当時のPDF原版の目次

  • 1|「制度があるのに、なぜ信頼できないのか?」

  • 2|制度の形骸化はなぜ起きたか。そもそも“人”の問題なのではないか

  • 3|江戸~昭和にみる「制度と志の変質」

  • 4|戦後の停滞──成長を支えた“ふるまい”と、置き去りにされた「問い」

  • 5|現代の乖離──制度と内面のズレがもたらす影響

  • 6|心理構造の考察──「報酬構造の歪み」と安心喪失の連鎖

  • 7|再構築の方向性へ

  • 8|結びにかえて──ともに“問い”、ともに“つくる”ために

  • 補章A|資本主義との交差点

  • 補章B|形式と安心の構造

リクエスト株式会社について 2026年10月時点

現在の会社紹介(2026年10月時点)

当社は「成果につながる方法を、本人が使える仕事へ。」を軸に、組織行動科学®の研究・教育開発に取り組んでいます。

「知を社会へひらく。仕事を見直す、次の一歩へ。」という考えのもと、働く人が考え、確かめ、使い直すための知見や資料を公開しています。

980社・33.8万人は、組織で働く成人を対象とする当社の研究・教育開発の基盤です。

本リリースの公共領域への提案や、学校・家庭・地域での効果検証の規模を示すものではありません。

現在の研究機関一覧(2026年10月時点)

  • 会社名:リクエスト株式会社

  • 代表者:代表取締役 甲畑 智康(こうばた ともやす)

  • 本社所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目4番8号 京王フレンテ新宿3丁目4F

公式サイト

本件に関するお問い合わせ

リクエスト株式会社

メール:request@requestgroup.jp

お問い合わせフォーム

公開内容、研究レビューの方針、取材に関するお問い合わせは、上記窓口までお寄せください。

組織行動科学®の公開資料・プレスリリース一覧

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

URL
https://requestgroup.jp
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都新宿区新宿3丁目4番8号 京王フレンテ新宿3丁目4F
電話番号
090-4183-2525
代表者名
甲畑智康
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年10月