【パーパス意識調査レポート】個人のパーパスが言語化されていると、企業のパーパスへの共感が2倍に、職種別・役職別・企業規模別の傾向が明らかに

8/26(土)のフォーラム~未来を創るパーパスの可能性~の開催にあたり人事部門・キャリア支援者・経営層を中心に555人にパーパスへの意識調査を実施

組織と個人のより良き関係性構築と個人の主体的なキャリア開発を支援する一般社団法人プロティアン・キャリア協会 (東京都新宿区、代表理事:田中研之輔・有山徹、以下、「当協会」)は、8月26日(土)に開催するプロティアンフォーラム2023~未来を創るパーパスの可能性~(申込:https://protean-career.or.jp/forum2023)開催にあたり、人事部門・キャリア支援者・経営陣他555人を対象にパーパスに関しての実態調査を実施いたしました。

パーパス意識調査に関するサマリ

  • 企業のパーパスへの共感は、職種別に集計した結果、経営陣、人事部門、キャリア支援者、その他部門(新規事業開発、営業等)の順に共感度が高い。

  • 企業のパーパスへの共感は管理職、非管理職の区分で見ると管理職が59.6%、非管理職が49.6%と10ポイント管理職が上回る。

  • 5千名以上の企業規模では72.7%がパーパスを設定。企業規模が大きいほどパーパス設定の割合が高い。

  • パーパスが言語化されていない人の自社のパーパスへの共感割合が40.8%、明確に言語化できている人自社のパーパスへの共感割合が72.8%と、約2倍近く共感割合が異なる結果に。


  • 職種別のパーパスへの共感度はパーパス策定への主体的関与が強い経営陣・人事部門が高い結果に

「パーパスへどれくらい共感しているか」を職種別に集計した結果、経営陣、人事部門、キャリア支援者、その他部門(新規事業開発、営業等)の順に共感度が高い結果となりました。

組織がパーパスを設定する際に、主体的に関与していると考えられる経営陣、人事部門がパーパスへの共感が高まりやすいと考えられます。一方で、全体ではパーパスに共感している割合が53%と約半数はパーパスに共感していない(又はパーパスが設定されていない)結果となりました。


  • 在籍期間が長い傾向にある管理職のパーパス共感度が高い

「パーパスへどれくらい共感しているか」を管理職、非管理職の区分で見ると管理職が59.6%、非管理職が49.6%と10ポイント管理職が上回る結果となりました。特に日系大手においては、管理職の方は非管理職より在籍期間が長い傾向が想定されるため、その分、組織のパーパスへの共感が生まれやすくなったものと考えられます。


  • 企業規模が大きいほどパーパス設定の割合が高い

全体の組織パーパス設定割合は56.6%と約半数の企業がパーパスを設定している結果となりました。5千名以上の企業規模では72.7%、パーパスを設定しています。企業規模が大きいほど、パーパスの設定割合が高い傾向がみられました。メンバーシップ型からジョブ型への移行も進む中でのエンゲージメント向上施策として「パーパスの設定」について、大手企業ほど積極的に取り組んでいる実態が数字でも確認されています。


  • 個人のパーパスが言語化されていると、企業のパーパスへの共感が2倍に

自身のパーパスの言語化が明確な人ほど組織パーパスの共感の割合が高まることが分かりました。パーパスが言語化されていない人の自社のパーパスへの共感割合が40.8%、明確に言語化できている人自社のパーパスへの共感割合が72.8%と、約2倍近く共感割合が異なる結果に。組織のパーパスへの共感を高めるには、まず個人のパーパスの言語化が必要であると考えられます。


  • アンケート回答者属性

2023年8月26日に実施する「プロティアンフォーラム 2023 未来を創るパーパスの可能性」のイベントへの応募フォームの回答者を対象にアンケートを実施しています。




  • プロティアン・キャリア協会 代表理事 田中 研之輔 コメント

パーパスは、企業だけでなく働く個人にとっても極めて重要な指針です。企業としてパーパスを策定して満足するのではなく、それを組織全体や個々のメンバーに浸透させていくことで、その意味が真に発揮されます。企業文化を形成する際に、パーパスという企業の軸があることで、組織全体がより強くなっていきます。

つまり、組織と個人の双方が、パーパスをしっかりと理解し、共有し、実践することが重要です。

パーパスは未来を創造するための指針であり、変幻自在にキャリアを形成するプロティアン・キャリア論の価値観においても重要な位置を占めています。そのため、今回の8月26日(土)に実施する年に一度の祭典である「プロティアン・フォーラム2023」も「未来を創るパーパスの可能性」をテーマに掲げることで、より良い未来を築くための議論と展望を深める場としています。ぜひ多くの方に参加いただけたらと思います!


【8/26(土)イベント】プロティアンフォーラム 2023 未来を創るパーパスの可能性



日時:2023年8月26日(土)10:00~21:00
主催:一般社団法人プロティアン・キャリア協会/4designs株式会社
開催形式:オンライン開催(ZOOM)会議形式
参加費用:無料
お申込み/詳細:https://protean-career.or.jp/forum2023

※お好きなプログラムを選んでご参加いただけます。


  • 調査概要

調査概要:パーパスへの意識調査
調査方法:「プロティアンフォーラム 2023」への応募時のアンケート調査
調査期間:2023年7月11日〜2023年8月14日

対象者:イベント応募者
有効回答:555人


  • 協会概要

正式名称:一般社団法人プロティアン・キャリア協会
所在地:東京都新宿区西新宿3-2-9新宿ワシントンホテルビル本館2F
事業概要:キャリア対話型組織開発支援サービス/個人向けキャリア支援サービス/認定資格制度運営
代表理事:田中 研之輔(法政大学キャリアデザイン学部 教授)/有山 徹 (4designs株式会社 代表取締役CEO)
設立年月:2020年3月
協会WEBサイト:https://protean-career.or.jp/
Twitter:https://twitter.com/officialprotean
Facebook:https://www.facebook.com/protean.fb
Linkdln:https://www.linkedin.com/company/72986319/admin/


【本件に関するお問合せ先】
一般社団法人プロティアンキャリア協会
お問い合わせ先:info@protean-career.or.jp

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会社概要

URL
https://protean-career.or.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区西新宿3-2-9 新宿ワシントンホテルビル本館2F
電話番号
03-6451-1165
代表者名
田中 研之輔/有山 徹
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年03月