株式会社レゾナックと横浜国立大学が包括連携協定を締結

株式会社レゾナック(東京都港区、代表取締役社長CEO 髙橋秀仁)と国立大学法人横浜国立大学(横浜市保土ケ谷区、学長 梅原 出)は、これからの半導体産業の発展に資する研究開発と人材育成に取り組むことを通じて、次世代半導体の技術と価値の向上を図ることを目的とし、令和7年4月21日に、包括連携協定を締結いたしました。

両者は、かねてより連携を進めておりましたが、今後は、連携関係を一層強化することで、連携協力から得られる成果を半導体産業や人材育成に還元し、社会にさらなる貢献を果たしてまいります。

〇本協定における連携事項

(1) 次世代半導体に求められる部材の研究開発・社会実装

(2) 次世代半導体の高度研究を進める人材交流・人材育成

(3) その他本目的に資すると認められる事項

〇主な活動内容について

株式会社レゾナックと横浜国立大学は、これまで半導体後工程における素材とプロセスに関する研究、共創について協議を行ってきました。

株式会社レゾナックは、世界トップクラスのシェアを持つ半導体材料を豊富に取り揃え、最先端の半導体後工程装置を備えた研究開発施設を有しています。また、共創型化学会社を企業ビジョンとしてコンソーシアム活動にも意欲的に取り組んでいます。横浜国立大学は令和6年度に総合学術高等研究院内に半導体・量子集積エレクトロニクス研究センターを設置し、異種デバイスを統合する先進的なヘテロ集積技術の研究開発で国内外のリーダーシップを担う研究拠点の確立を目指しています。両者の連携を更に深化させることで、半導体チップレットの高速・低省電力化を実現する新たな3Dパッケージ技術の開発やサステナブルなプロセス技術の構築など、様々な先駆的な研究成果を創発して新技術の産業化を目指すとともに、横浜・川崎臨海地区に研究拠点が位置する地の利を生かした実践的な人材交流・育成活動も展開いたします。

これらの新たな共創活動を通じて、社会への貢献を目指してまいります。

左からレゾナック・ホールディングス 執行役員 半導体材料研究開発統括 阿部 秀則横浜国立大学 学長 梅原 出横浜国立大学 半導体・量子集積エレクトロニクス研究センター副センター長 井上 史大レゾナック・ホールディングス 執行役員 CTO 福島 正人

【レゾナック】 公式HP:https://www.resonac.com/jp

 株式会社レゾナックは、2023年1月に昭和電工と旧日立化成が統合して発足した機能性化学メーカーです。 2024年度の半導体・電子材料の売上高は、約4,500億円に上り、特に半導体の「後工程」材料では世界トップクラスの企業です。2社統合により、材料の機能設計はもちろん、自社内で原料にまでさかのぼって開発を進めています。社名の「Resonac」は、英語の「RESONATE:共鳴する・響き渡る」と、Chemistryの「C」の組み合せです。今後さらに共創プラットフォームを生かし、国内外の半導体メーカー、材料・装置メーカーとともに技術革新を加速させていきます。

【横浜国立大学】 公式HP:https://www.ynu.ac.jp/

横浜国立大学は、四つの旧制学校を母体に1949年に新制大学として設立した総合大学で、建学以来の歴史の中で育まれてきた「実践性」「先進性」「開放性」「国際性」を理念として掲げるとともに、一人一人の在り方を尊重し合う「多様性」を重んじています。

本学は、横浜市保土ケ谷区常盤台に5学部・6大学院を有し、多様な専門性を有する教員が集い、高

度な教育研究を推進しています。また、地域のイノベーション創出の中心的役割を果たすため、実践的で学際的な教育研究を地域等の多様なセクターと分野を超えて連携しながら展開するためのサテライトキャンパスを、新湘南共創キャンパスを皮切りに拡充してきています。これらの活動を通して、「イノベーションの創出・科学技術の発展」等に資する「知の統合型大学」を目指しています。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://www.resonac.com/jp
業種
製造業
本社所在地
東京都港区東新橋1-9-1 東京汐留ビルディング
電話番号
03-5470-3235
代表者名
髙橋 秀仁
上場
東証プライム
資本金
1821億4600万円
設立
1939年06月