ポリエステル系の粘着剤を使用した「モノマテリアルラベル」の開発に成功
PET容器のリサイクル適性を向上させリサイクル市場の課題解決を目指し開発
OSPグループの中核企業で、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促ツールまでをワンストップで製造する大阪シーリング印刷株式会社(本社:大阪市天王寺区、代表取締役社長:松口 正)は、リサイクル適性を向上させた「モノマテリアルラベル」の開発に成功したことをお知らせします。
環境保全の観点からプラスチック製品のリサイクル性が求められている一方で、PET容器をリサイクルする際にラベルの表面紙と粘着剤の原料が容器と異なることがリサイクル市場で課題となっています。ラベル用粘着剤の材料には、アクリルやゴムの樹脂が幅広く使用されています。これらの粘着剤を使用したラベルを貼ったPET容器をリサイクルする際は、前述の通り粘着剤を分離しなければいけない課題があります。この課題を解決しリサイクル適性を向上させるために、PET容器と同一素材のポリエステル系の粘着剤を使用したフィルムラベルを開発しました。


■「環境取組み」の訴求が可能
PET容器を使用されている商品に本製品を導入いただくことで、ブランドオーナーさまが環境取組みを謳っていただくことを想定しています。導入の事例案は、電子レンジで加熱しないお惣菜やフレッシュサラダ、デザート類やカットフルーツなどの食品をはじめ、ハンドソープやシャンプー・コンディショナーといった日用品などです。

■海外を見据えた研究
PET容器に使用されるラベルは、容器本体とは異なる素材で構成されている場合が多く、リサイクル市場で課題となっています。米国や欧州では包装材に関する法規制が始まっており、欧州連合では、新たな包装規制として「包装・包装廃棄物規則(PPWR)」が2024年に採択され、2025年に発効、2026年8月から段階的に適用が開始されます。
■OSPグループの環境への取組み
環境保全が重視されている昨今、CO2排出量削減や脱プラスチック、化石由来原料の使用量減などの関心やニーズが高まっています。OSPグループでは社会の変化にともない、時代のニーズにお応えできるように、SDGsなどの観点から環境配慮型の開発に取り組んでいます。この度もその一環として開発にいたりました。

【大阪シーリング印刷 会社概要】
社名 :大阪シーリング印刷株式会社
所在地 :大阪府大阪市天王寺区小橋町1-8
代表者 :松口 正
創業 :1927年
事業内容:シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージの製造・販売およびラベリングシステムの販売
URL :https://www.osp.co.jp/index.html
【OSPホールディングス 会社概要】
社名 :株式会社OSPホールディングス
所在地 :大阪府大阪市天王寺区味原本町6-8
代表者 :松口 正
設立 :1969年
事業内容:当該企業グループの経営企画・管理並びにそれらに付帯する業務
URL : https://www.osp-holdings.co.jp/

OSPグループは、計16社(国内9社・海外7社)を展開するグローバルパッケージグループで、食品流通を主とした社会インフラの使命を果たすために全国18ヵ所に生産拠点を置いています。グループ会社の1社である大阪シーリング印刷株式会社は、創業1927年以来、顧客ニーズや社会環境など時代の変化に対応して事業範囲を拡大してまいりました。現在では、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促物の企画・デザイン、製造を通じて、社会とお客さまの生活を豊かにする製品やサービスを提供しています。また、高品質かつ安定供給を実現するために、グループ内で資材調達、シール・ラベルの印刷用原紙や印刷周辺機器の開発・製造、ラベリングシステムの設計、研究開発に至るまで多岐にわたり展開しています。
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