地銀初、南都銀行がバンキングアプリの認証強化で「LIQUID Auth」を導入

機種変更の手続きを顔認証で行い、パスワード詐取による機種変更を装った口座の乗っ取りを防ぐ ~口座開設申込時の顔データと機種変更時の顔データを照合~

株式会社Liquid

株式会社Liquid(本社:東京都千代田区、代表取締役:長谷川 敬起)は、株式会社南都銀行(本店:奈良県奈良市、頭取:橋本 隆史)が2023年度中に提供開始予定のバンキングアプリに、オンラインでなりすまし不正を防止する当人認証サービス「LIQUID Auth」を導入することになりましたのでお知らせします。地方銀行では初めての導入となり、認証面のセキュリティ強化を目的にスマートフォンの機種変更などに活用される予定です。

背景

金融機関においてオンラインサービスの利用が増え、スマホで残高照会や振込などができるバンキングアプリの普及が進んでいます。一方で、金融機関を装ったフィッシング詐欺は増えており、アプリの初回登録や機種変更時の認証を、パスワードやSMS型のワンタイムパスワードなどフィッシング耐性の低い方式で実施する場合、不正者が偽メールを通じて認証情報を抜き取って、利用者のアカウントと不正者のスマホを紐づけることで口座を乗っ取り、不正利用をするリスクがあります。南都銀行では、バインディング(アカウントとスマホの紐づけ)を安全に行い、認証面でのセキュリティを強化することを目的に、「LIQUID Auth」の導入に至りました。


導入内容

「LIQUID Auth」は、利用者が口座開設時に登録された本人であるかをオンラインで確認する当人認証サービスです。身元確認を行うサービス「LIQUID eKYC」と連携し、身元確認済みの顔データを用いて顔認証をする「Auth Face」の手段を提供する点が特徴です。今回の導入では、口座開設時に「LIQUID eKYC」で本人確認書類との一致が確認された顔データと、機種変更時に利用者がスマホで新たに撮影する顔データを照合することで、紐づけを安全に実施します。これにより、機種変更を装った口座の乗っ取りや不正利用を防ぐことができます。


【機種変更の手続きにパスワードなどを使う場合】

【機種変更の手続きにAuth Faceを使う場合】

【LIQUID eKYCと連携するAuth Faceの仕組み】

■LIQUID Auth(リキッドオース)について

ネットバンキング、EC、ATM、オンライン試験、自動入退室管理などの幅広い場面において、サービスの利用者が利用開始時に登録された利用者本人であるかを確認するサービスです。スマホ端末を用いた所持認証手段の端末認証およびFIDO認証のほか、本人確認サービスの「LIQUID eKYC」と連携して身元確認済みの顔データを用いて顔認証を行う「Auth Face」など適材適所で使い分けられる一連の認証手段を提供する点が特徴です。身元確認済みの顔データを事後に改ざんすることは極めて困難であるため、万が一パスワードやスマホ端末など他の認証情報が詐取されても、なりすまし不正防止ができます。

URL: https://liquidinc.asia/liquid-auth/


■eKYC市場シェア4年連続No.1※1である「LIQUID eKYC」について

ネット上での契約やアカウント登録、口座開設時などに必要な身元確認をオンライン完結で行うサービスです。運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類の撮影、もしくはICチップの読み取りを行い、自撮りの顔写真との照合を行う方式や、公的個人認証を活用した方式を提供しています。学割などの年齢確認にも対応可能です。独自のAI技術、生体認証技術、OCR技術などにより、撮影開始から完了までの離脱率の低さを実現し、累計本人確認件数は2,000万件を突破しています。

URL: https://liquidinc.asia/liquid-ekyc/


※1 ITR「ITR Market View:アイデンティティ・アクセス管理/個人認証型セキュリティ市場2023」eKYC市場:ベンダー別売上金額シェア(2019年度~2022年度予測)


■株式会社南都銀行について

所在地 :奈良県奈良市橋本町16番地

代表者 :取締役頭取 橋本隆史

創立 :1934年6月

URL :https://www.nantobank.co.jp/


■株式会社Liquidについて

Liquidは、生体認証を活用し、認証を空気化することで、世界77億人全ての人があるがままの状態であらゆるサービスを簡単・安全に使える、なめらかな社会の実現を目指しています。また、携帯電話契約(携帯電話不正利用防止法)、金融の取引時確認(犯罪収益移転防止法)、中古品買取(古物営業法)、不動産取引、CtoC取引などにおける本人確認のオンライン化の流れに合わせ、業界や導入事業者をまたがって横断的に不正検知を行う仕組みを提供し、利便性とセキュリティの両面を追求して参ります。


所在地:東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル2階

代表者:長谷川 敬起

設立:2018年12月

URL:https://liquidinc.asia

提供サービス:

身元確認サービス「LIQUID eKYC」https://liquidinc.asia/liquid-ekyc/

当人認証サービス「LIQUID Auth」https://liquidinc.asia/liquid-auth/


※本プレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

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会社概要

株式会社Liquid

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URL
https://liquidinc.asia/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区日本橋本町3-8-3 日本橋ライフサイエンスビルディング3(5階)
電話番号
03-4530-3002
代表者名
長谷川 敬起
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年12月