漂着ペットボトルをリサイクルした繊維 「UpDRIFT™」の展開開始! 河川等のクリーンアップ活動で回収したペットボトルをアパレル製品原料へ
~ シチズンより「UpDRIFT™」を使用した時計、第1弾を発売~
快適なライフスタイルの提案を目指す豊島株式会社(代表取締役社長:豊島半七、名古屋市中区)は、漂着ペットボトル等を原料として、資源(糸)に生まれ変わらせた繊維 「UpDRIFT™(アップドリフト)」の展開を開始します。
なお、本繊維の原料として使用する漂着ペットボトルは、海・川・森に廃棄され散乱するペットボトルゴミ等を、地方自治体及び、企業と連携して行うクリーンアップ活動「Green and Blue Challenge™」で回収したものとなります。
なお、本繊維の原料として使用する漂着ペットボトルは、海・川・森に廃棄され散乱するペットボトルゴミ等を、地方自治体及び、企業と連携して行うクリーンアップ活動「Green and Blue Challenge™」で回収したものとなります。
海にはすでに1億5000万トンのプラスチックが存在していると推測され、年間800万トンのプラスチックが新たに流入していると言われています。また、国際貿易開発会議(UNCTAD)において、ファッション産業は「地球環境に負荷を与えているメジャーな産業のひとつである」と言及されています。
繊維製品を通じて、新たなライフスタイルを提案する豊島は、海洋プラスチックの問題を身近な課題と捉え、ジブンゴトとしてアクションを起こしていきます。
「UpDRIFT™」と「Green and Blue Challenge™」は、2020年6月に豊島が発表したSDGs宣言内の5つの使命のうちの「人に優しい地域づくり」と「地球に優しい素材づくり」に貢献します。海・川・森のごみ問題を解決しながら消費者の「欲しい」に寄り添った商品作りに取り組み、使命の達成を目指します。
- 「UpDRIFT™」とは?
1.回収
地域で活動する団体、自治体と連携してビーチクリーンアップ活動等を実施しペットボトル等を回収。
2.資源化
回収したペットボトル等を分別し粉砕しフレークへ。フレークを洗浄して糸の原料となるペレットへ加工。ペレットを溶かし糸へ。
3.製品化
上記の工程で生まれた糸を用いて生地へ。その生地を用いて環境に配慮した商品を企画開発し、生産。
4.使用
環境に対して負荷の低いモノを長く大切に使うという社会文化の醸成。
- Green and Blue Challenge™とは?
今後も各所と連携をとりながら日本各地の清掃活動に取り組み、そこで回収したペットボトル等を原料として繊維「UpDRIFT™」にし、環境への負荷を抑えながらあらゆる製品に生まれ変わらせていきます。
- 「UpDRIFT™」繊維を用いたバンドを採用 サステナブルウオッチ『CITIZEN L(シチズン エル)』
サステナブルマインドを体現したシグネチャーライン「アンビリュナ」から登場する「美しい海」をイメージしデザインされた、上質なハンドクラフトのジュエリーブランド『CHAN LUU(チャンルー)』とのコラボレーションモデル。合成ダイヤモンド“ラボグロウン・ダイヤモンド*”を文字板12時位置に配し、バンド部分にビーチクリーンアップで回収したペットボトルから生まれた繊維「UpDRIFT™」を使用しています。
*… 「ラボ(研究所、工場)」「グロウン(育てられた)」ダイヤモンドという意味を表す合成ダイヤモンドの名称で、化学組成、硬度、輝度は天然ダイヤモンドと全く同じです。環境、安全、労働基準に最大限の考慮をしたラボで作られているので、採掘地域などの由来を気にせず安心して身に着けられることがメリットです。
・商品名:シチズン エル/アンビリュナ 限定モデル
チャンルーコラボレーションモデル
・商品番号:EG7071-03L・希望小売価格:55,000円(税込)
■シチズン時計株式会社
シチズン時計は、部品から完成時計まで自社一貫製造するマニュファクチュールであり、世界約140の国と地域でビジネスを展開。1918年創業以来、“Better Starts Now”の信念のもと、世界に先駆けて開発した光発電技術「エコ・ドライブ」や、最先端の衛星電波時計など、常に時計の可能性を考え、開発を重ねてきました。
https://citizen.jp/
■豊島株式会社
1841年創業。180年の歴史の中で、時代の変化に応じて事業領域を拡大。現在では世界各地から原料・糸・生地の買付け・販売や、最終製品の企画から生産管理、納品まで一連のプロセスを手掛け日本ファッション産業のあらゆる過程において総合的に事業を展開しています。また、持続可能なライフスタイル提案企業としてさまざまなサステナブル素材の開発と提供、そしてテックベンチャーへの投資やスマートウェアの開発を推進しています。2019年より、「MY WILL(マイ・ウィル)」をステートメントとし、サステナブル&テクノロジーに対する当社の姿勢を打ち出しています。
https://www.toyoshima.co.jp/https://my-will.jp/
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