ShopifyのAIアシスタント「Sidekick」が大幅アップデート
複雑な課題解決と画像生成が可能に
グローバルコマースをリードするShopify(ショッピファイ)の日本法人 Shopify Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、暫定カントリーマネージャー:ショーン・ブロートン、以下:Shopify Japan)は、AI搭載のコマースアシスタント「Sidekick(サイドキック)」において、マルチステップ推論機能の強化および画像生成機能の統合を含む大規模アップデートを発表しました。

今回のアップデートは、事業者が達成したい意図を伝えるだけで、ShopifyのAIが最適な方法を特定し、実行するという「宣言型コマース(Declarative Commerce)」のビジョンを実現するための大きな一歩です。
Sidekickは、汎用型のAIツールとは異なり、コマースに特化して設計されています。それぞれの事業者のストア運営状況を深く理解したうえで、データ分析からSEO最適化まで幅広いニーズに対し、自然な会話を通じて実践的なサポートを提供します。
今回のアップデートにより、Sidekickには以下の革新的な機能が追加されました。
高度な推論機能
基本的な質問への回答にとどまらず、ビジネス課題の根本原因を特定し、予防策と実行可能なマルチステップソリューションを提案できるようになりました。たとえば、売上が低下した場合に、在庫状況、マーケティング施策、顧客行動パターンを分析し、原因を特定して具体的な改善策を提示します。
進化した技術基盤
-
マルチソース分析:売上データ、在庫情報、顧客プロフィールなどを同時に分析し、包括的なインサイトを提供。
-
セグメンテーション機能の強化:新たな構文の導入により、より精緻な顧客分類が可能となり、ターゲットごとに高精度な施策実行を支援します。
-
自己学習型レスポンス:対話のコンテキストから学び、やりとりを重ねるごとに回答の精度と関連性を向上させます。
画像生成機能の統合
Sidekick上でプロフェッショナルな商品画像を直接作成できるようになり、あらゆる起業家がより手軽に高品質なビジュアルコンテンツを制作できるようになりました。
これらのアップデートは、Shopifyの「宣言型コマース」の理念に沿ったものであり、複雑な業務や分析作業をSidekickが担うことで、事業者が戦略策定やクリエイティブな取り組みにより多くの時間を割けるよう支援します。
新しいSidekickは、ShopifyのAI活用ツール群の一環として、本日よりすべてのShopifyマーチャントに提供を開始しています。また、最近のアップデートにより、Shopify管理画面に対応する全20言語(日本語を含む)でSidekickを利用できるようになり、事業者は言語切り替えの手間なく、自身の言語で自然に対話できるようになりました。
今回のアップデートについて、Shopifyのプロダクト担当バイスプレジデントであるVanessa Lee(ヴァネッサ・リー)は次のようにコメントしています。
「AIは、コマースにおける大きな平等化装置となる可能性を秘めています。今回のSidekickの強化により、テクニカルスキルや経済的状況に関係なく、すべての起業家が高度なビジネスツールにアクセスできるようになりました。時間のかかる作業を取り除き、事業者がビジネスの成長と顧客とのつながりという本当に重要なことに集中できるよう支援していきます。」
■Shopifyについて
カナダのオンタリオ州オタワで創業したShopify(ショッピファイ)は、世界トップクラスのコマースプラットフォームやコマースに不可欠なサービスを提供します。起業家から中堅中小企業、大手企業まで、あらゆる規模の小売業のコマースの立ち上げからマーケティング、事業拡大、運営までを単一のプラットフォームで実現します。世界175 カ国以上で展開され、「すべての人に、より良いコマース体験を」のミッションのもと、スピード、信頼性、セキュリティを重視した設計のプラットフォームとサービスにより、オンラインや実店舗、あるいはその融合された場所でも、世界中の顧客に寄り添った、満足度の高いお買い物体験を実現します。
詳細はこちらをご覧ください:https://www.shopify.com/jp
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像