ライフネット生命保険 Spark+、Dyna.Aiと共に音声エージェント「VoiceGPT」の保険募集分野への適用を目指した共同プロジェクトを開始
東大松尾研発Spark+とDyna.Aiの共同開発による、独自日本語音声モデルを活用した先進的な顧客対応DXを推進
ライフネット生命保険株式会社 (URL:https://www.lifenet-seimei.co.jp/ 本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森亮介)は、東京大学松尾研究室発AIスタートアップの株式会社Spark+(スパークプラス、本社:東京都文京区、代表取締役社長:本田純平、以下「Spark+」)およびDyna.Ai Technology Pte. Ltd.(本社:シンガポール、Chairman:Tomas Skoumal、以下「Dyna.Ai」)と共に、保険分野における電話対応の効率化・自動化を目的とした協働プロジェクトを開始したことをお知らせいたします。
本取り組みでは、Spark+とDyna.Aiが共同で構築したコールセンター業務に特化した音声エージェント(VoiceGPT*1)の日本語音声モデルをライフネット生命の電話対応業務に導入し、保険業界に求められる高精度かつ迅速な顧客対応を実現する新しい仕組みづくりを目指します。なお、今回の「VoiceGPT」の日本語導入を目指す取り組みは日本初*2となります。

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プロジェクトの背景
ライフネット生命は、2024年5月に発表した中期計画において、成長戦略としての重点領域の一つに「Tech & Services」を掲げています。オンライン生保のリーディングカンパニーとして、AIやマイナンバーの活用をはじめ、最新の保険サービスを提供し、お客さまのさらなる利便性向上を実現するとともに、生産性を高め事業費効率の改善を目指しており、今回のプロジェクトはその一環となります。
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プロジェクトの概要
本プロジェクトでは、「VoiceGPT」を保険募集分野に導入するにあたり、まず以下の成果を創出いたします。
1. リアルタイムかつ高精度な音声認識・解析
2. 迅速かつ質の高い、統一された対応
3. コールセンターDXにおける投資対効果の実現
保険募集に活用する上での安全性、正確性を十分に担保するために、まずは本プロジェクトにおいて保険募集に該当しない周辺ユースケースでの技術実証を行い、後フェーズでは保険募集への活用可能性を追求してまいります。
本プロジェクトを通じて、当社は、コールセンター業務の対応速度向上・オペレーターの生産性の向上、事業費効率の改善を実現すると共に、「VoiceGPT」の人間らしい応答と精度の高さという利点を生かしながら、新たなユースケースの確立を目指します。
*1 LLM(LLM:Large Language Models)の機能を活用した音声エージェント
*2 Spark+ 調べ(2025年3月末時点)
ライフネット生命について URL: https://www.lifenet-seimei.co.jp/
ライフネット生命は「正直に経営し、わかりやすく、安くて便利な商品・サービスを提供することで、お客さま一人ひとりの生き方を応援する」という経営理念を、「ライフネットの生命保険マニフェスト」にまとめ、営業開始から一貫してお客さま視点に立った生命保険をお届けしています。オンライン生保のリーディングカンパニーとして、デジタルテクノロジーを活用しながら、「安心して、未来世代を育てられる社会」の実現を目指します。
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