求人倍率は4.5倍超。訪問看護の採用難に新たな選択肢、利用料0円の求人サイト「カエドキ」提供開始
職場情報の事前開示と事業所との直接対話で、入職後まで見据えた採用をeWeLLが支援
在宅医療の質と生産性の向上をDXで推進する株式会社eWeLL(イーウェル 証券コード:5038 本社:大阪市中央区)は、訪問看護ステーション専用の求人情報サイト「カエドキ」を2026年10月から提供します。求人掲載から採用まで、事業所・求職者ともに利用料は0円です。

訪問看護ステーションの求人倍率は4.54倍と、看護職の就業先別で最も高く、市場全体の2.51倍を大きく上回っています(※1)。カエドキは、採用費の多寡ではなく、職場の環境や働き方を丁寧に伝える事業所が選ばれる求人のあり方を目指します。

■ 「採用難」「定着しない」「職場へ投資しにくい」の連鎖
訪問看護では、限られた人材を多くの事業所が求めています。介護保険制度における訪問看護事業所数は20,051事業所(2026年4月末時点、※2)まで増え、採用競争は一層激しくなっています。
採用できても、応募前に得られる職場情報が十分でなければ、働き方や職場風土への認識にずれが生じ、入職後の早期離職につながりかねません。
独立行政法人福祉医療機構の病院向け調査では、看護師の3か月以内の累積離職率は7.6%、6か月以内では12.6%でした(※3)。訪問看護ステーション固有の数値ではありませんが、採用成立だけでなく、入職後の定着まで見据える必要性を示しています。
■ 課題①:露出を左右する「広告費」と高額な「紹介料」、採用費が職場づくりを圧迫する悪循環
求人広告では、掲載プランや広告費によって表示回数や掲載位置が変わるため、職場の質だけでなく、「広告費」をどれだけ投じられるかが求職者との接点を左右しやすい構造があります。
さらに、看護師1人あたりの「人材紹介手数料」は、独立行政法人福祉医療機構の病院向け調査で平均76.0万円、中央値80万円、最大124万円でした(※3)。
広告費や紹介手数料などの採用費が膨らむほど、教育、人員体制、処遇改善など、働き続けたい職場づくりへ振り向けられる経営資源を圧迫する可能性があります。
その結果、職場環境への投資が進みにくくなり、職場の魅力が高まりにくい。魅力が伝わらず、さらに広告費や紹介手数料が必要になる。この悪循環を断つことが必要です。
■ 課題②:採用成立が先行し、入職後の「相互理解」が不足しやすい
従来の採用では、求人票だけでは職場の雰囲気、教育・フォロー体制、実際の働き方まで伝えきれないことがあります。また、採用成立に費用が発生する仕組みでは、事業所にとって採用のたびに大きな負担が生じます。
必要なのは、①採用費を抑えること、②応募前に職場の実態を十分に開示すること、③事業所と求職者が直接やり取りし、互いに納得して選べることです。
カエドキは、この3つを一つの求人情報サイトで実現します。

■ カエドキの解決策①:求人掲載から採用まで、利用料0円
事業所・求職者ともに、登録から採用に至るまで一切の利用料はかかりません。iBow契約の有無にかかわらず、全国の訪問看護ステーションにご利用いただけます。iBowをご利用のステーションは、登録済みの事業所情報を活用して求人を登録できます。
採用費を抑えることで、教育や人員体制、処遇改善など、働く人と職場環境への投資に経営資源を振り向けやすくします。
■ カエドキの解決策②:「安心宣言」で職場のリアルを応募前に開示
「安心宣言」は、事業所が職場の環境や働き方に関する情報をあらかじめ公開し、求職者が応募前に職場を理解できるようにする仕組みです。
職場の写真、職員の紹介・コメント、勤務時間や休日、1日の流れ、研修や同行訪問などの教育・フォロー体制に加え、職場見学や1日体験の受け入れ可否、残業時間、管理者の経験、スタッフ構成などを開示します。
求人の公開には、「安心宣言」へのチェックと「給与・業務内容を正確に掲載していること」の確認を必須とする設計です。職場の実態を丁寧に伝え、応募前の相互理解を深めることで、入職後の認識のずれを減らします。

■ カエドキの解決策③:仲介を挟まず、事業所と求職者が直接対話
カエドキは、人材紹介会社のように採用成立へ向けた仲介や斡旋を行いません。求職者は公開された情報を確認して応募し、応募後は事業所と直接メッセージでやり取りできます。
採用を急いで成立させるのではなく、双方が必要な情報を確かめ、納得して選ぶことを重視します。
求職者の対象は、看護師のほか、理学療法士・作業療法士・事務職などを予定しています。

■ 費用競争から、職場の質が伝わる採用循環へ
カエドキは、求人倍率4.54倍という人材不足そのものを、単独で解消するサービスではありません。一方で、採用費を抑え、職場の実態を事前に伝え、納得して働き始められる環境を広げることは、早期離職の抑制と定着につながります。
採用費を職場環境へ還元する。働き続けたい職場が増える。職場の質が求職者へ伝わり、選ばれる。この好循環を業界全体へ広げ、限られた人材が訪問看護で長く力を発揮できる状態を目指します。
■ カエドキは、なぜ無料で提供できるのか
eWeLLが提供する訪問看護専用電子カルテ「iBow」は、月額基本料18,000円に加え、訪問1件あたり100円の従量課金を採用しています。カエドキを通じて採用と定着が進み、ステーションの人員と訪問件数が増えることで、顧客の事業成長とeWeLLの収益がともに伸びる循環を目指します。
採用時に高額な紹介料を得るのではなく、顧客の継続的な成長とともに収益を得る事業モデルだからこそ、利用料0円での提供が可能です。
eWeLLは2026年6月末時点で、全国3,736の契約訪問看護ステーション(※4)、6万8千人以上の看護師等(※5)にご利用いただいています。訪問看護に特化して築いてきた事業基盤を活用することで、新たな求人情報サイトを無料で提供します。
■ 代表メッセージ:採用にかけていたお金を、働く人と職場環境のために
eWeLL 代表取締役社長 中野剛人
「訪問看護の現場から、高額な採用費をかけても職場の魅力が伝わりきらないという課題を、長年伺ってきました。カエドキは、職場の質を丁寧に伝えるステーションが選ばれる求人のあり方を目指します。採用にかかっていたお金を、働く人と職場環境のために使える業界へ。それが、在宅療養者へのより良いケアにつながると信じています。」

■ 10月7日〜9日、千葉・幕張メッセで「カエドキ」を展示します
eWeLLは、2026年10月7日(水)から9日(金)まで、千葉の幕張メッセで開催される「第9回 メディカル ジャパン【東京】」にブース出展します。会場では「カエドキ」を展示し、事業所向けの求人登録画面や求職者向けの求人情報画面をご紹介します。

第9回 メディカル ジャパン【東京】
会期:2026年10月7日(水)〜9日(金)10:00〜17:00
会場:幕張メッセ 国際展示場 展示ホール1〜3
展示会公式サイト:メディカル ジャパン 東京
eWeLLブース番号:3-6
■ サービス概要
サービス名:カエドキ
提供開始:2026年10月
利用料:事業所・求職者ともに0円
対象:全国の訪問看護ステーション/訪問看護への就職・転職を検討する看護師等
対象職種:看護師のほか、理学療法士・作業療法士・事務職など
特徴:職場情報の事前開示/事業所と求職者の直接対話
登録方法:カエドキ公式サイトより
👉訪問看護ステーションの求人登録はこちら
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■eWeLLについて
「ひとを幸せにする」をミッションに、DXで在宅医療の業務を支援し、医療従事者の生産性と患者QOLの向上に寄与するサービスを提供しています。
訪問看護専用電子カルテ「iBow」、地域全体の医療リソースを最適化し病院の退院支援を効率化するマッチングプラットフォーム「けあログっと」、訪問看護専用求人情報サイト「カエドキ」などを展開。全国47都道府県で6万8千人以上の看護師等に日々ご利用いただき、累計100万人以上の在宅療養者と累計1億件超の訪問を支えながら、誰もが住み慣れた地域で暮らせる社会の実現に貢献しています。(※5)

社名:株式会社eWeLL
上場市場:東京証券取引所グロース(5038)
代表者:代表取締役社長 中野剛人(ナカノノリト)
本社:大阪市中央区久太郎町4-1-3 13F
設立:2012年6月11日
事業内容 :在宅医療分野における業務支援事業(「iBow」等のSaaS型業務支援ツールの提供、診療報酬請求業務代行サービスなど)
URL:eWeLL公式サイト https://ewell.co.jp
eWeLL IR情報 https://ewell.co.jp/ir
iBow公式サイト https://ewellibow.jp
けあログっと公式 https://carelogood.jp
カエドキ公式 https://kaedoki.jp

※1 日本看護協会「2024年度 ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人・就職に関する分析」関連資料。
※2 一般社団法人 全国訪問看護事業協会発表「令和8年度訪問看護ステーション数調査結果」(2026年4月1日時点)。
※3 独立行政法人福祉医療機構「『病院の人材紹介手数料』に関するアンケート調査」(2020年)。病院を対象とした調査であり、訪問看護ステーション固有の数値ではありません。
※4 2026年6月末時点におけるiBowの稼働中ST数、AO済ST数およびAO開設中ST数の合計数。
※5 看護師等ご利用人数は、2026年6月末時点におけるiBow上で稼働中職員の看護師、准看護師、専門看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、精神保健福祉士、看護助手等の総数。在宅療養者数は、2026年5月末時点における発行されたiBow上の訪問看護指示書の累計対象患者数。訪問件数は、2026年4月末時点の訪問看護記録書Ⅱの累計数。
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