eWeLL、国策“地域包括ケア”実現を加速させる「けあログっと」が大幅進化 ~医療情報の“見える化”で途切れない医療提供、そして「患者中心の在宅療養体制」を全国で推進~

株式会社eWeLL

在宅医療のDX支援サービスを提供する株式会社eWeLL(証券コード:5038 本社:大阪市中央区)は、無料で使える地域包括ケアプラットフォーム「けあログっと」の機能を、2025年5月より大幅に拡充することをお知らせいたします。

 

これは、国が推進する医療DXと情報公開の国策に呼応し、医療現場の課題解決と国民生活の質向上、そして持続可能な“患者中心の在宅療養体制”の構築という、日本の未来にとって喫緊の課題に応えるものです。

https://carelogood.ibowservice.jp/public

地域包括ケアプラットフォーム「けあログっと」

  

■誰も取り残さない、“患者中心の在宅療養体制”とは

 「訪問看護って何ですか?」──そんな素朴な疑問を持つ患者や家族は今も少なくありません。

情報が乏しく、サービスへの理解が十分でないままでは、最適な選択は望めません。

病院の退院支援の現場では、ある担当者がこう語ります。

「私たちが本当に願うのは、患者様とご家族のこれからの生活を心から想い尊重し、そのために最善を尽くしてくれる受け入れ先に、大切な患者様を託すことです」

この想いこそが、国が目指す“患者中心の在宅療養体制”の核心です。

しかし、その理想の実現には、非常に高い壁が存在しています。

■医療の構造的課題と国の指針

今、日本の医療は構造的な課題に直面しています。超高齢社会が加速し医療需要は増大し続ける一方で、担い手不足は深刻さを増し、「必要な人が、必要な時に、適切な医療を受けられない」という危機が、すぐそこまで迫っています。

退院支援担当者が一人で月に40人もの退院患者を支え、疲弊していく。そんな悲鳴が聞こえる現場で、連携はいまだFAXや電話が主流です。

この現状を変え、本当の意味で患者のための医療を届けるには、何が必要なのでしょうか。

国もこの現状を打破し、質の高い医療の効率的な提供を目指して、医療DXによる情報連携の強化や、医療機関の診療情報・経営情報など「情報の見える化」を国策として推進しています。

2024年度の診療報酬改定では、情報共有と質の高いケア提供を評価する動きが加速し、事業所の情報も原則ウェブサイトで公開することが求められるようになりました。

これは、医療の透明性を高め、患者や家族が主体的に情報を得て選択できる社会への大きな一歩です。

eWeLLは、国のこの大きな方針と、医療現場の切実な願いに応えるため、地域包括ケアプラットフォーム「けあログっと」を開発・提供してまいりました。そしてこの度、その真価をさらに高めるべく、大幅な機能進化を遂げます。

「けあログっと」は、単なる施設検索ツールではありません。日本の医療を根底から支え、患者と家族、そして医療・介護従事者すべてが笑顔になれる、未来の社会インフラを目指しています。

      

 

■全国10万件を網羅する「けあログっと」――現場の“無理・無駄”をなくす4つの価値

誰でも無料で使える「けあログっと」は、今回の機能拡充により、全国10万件以上の医療機関、介護事業所、訪問看護ステーション等の情報を網羅するようになりました。

――4つの価値を提供するプラットフォームへと進化――

 地域の医療資源が      「分かる」

 最適な選択肢が         「見つかる」

 受け入れ状況が         「空いてる」

 必要な時に必要な相手と 「つながる」

■「けあログっと」の主な進化ポイント

・圧倒的な情報網羅性と直感的な検索性: 

全国の病院・クリニック(診療科目別検索に対応)、訪問看護ステーション、介護事業所など10万件以上の情報を搭載。

特に訪問看護ステーションについては、まるで、ふだん飲食店を探す時のように、地図からの検索や、「対応可能な施術」「アピールポイント」など、多角的な絞り込みで、患者のニーズにぴったり合致する施設を、スグに的確に見つけ出せます。(※1)

・情報公開の推進と国の要請への対応: 

訪問看護ステーションは、運営規程や重要事項説明書、料金表など、従来は書面での掲示が求められていた情報を「けあログっと」上で簡単にファイル公開できます。

これにより、2024年度診療報酬改定で求められるウェブサイトでの情報掲示義務にも、費用はかからず、そして手間なく対応可能。医療DX推進体制に関する事項の掲示も、これで万全です。

■情報が見える、選択肢が広がる、患者中心のケア新時代へ

情報が適切に共有されることで、医療提供が途切れることなく、患者のニーズにぴったり合う地域の医療・介護資源を見つけられるようになります。

「けあログっと」は医療機関、訪問看護ステーション、ケアマネジャー、そして患者と家族を、わかりやすく、力強く繋ぐことで、国が目指す“患者中心の在宅療養体制”の推進を強力に後押しし、地域全体の医療・介護の質を向上させます。

現場の“無理・無駄”をなくし、医療・介護従事者が本来の専門性を活かせる時間を生み出すこと。そして、患者と家族が情報に基づいて納得のいく選択をし、安心して療養生活を送れること。これこそが、私たちが「けあログっと」を通じて実現していく未来です。

https://carelogood.ibowservice.jp/public

    

      

■eWeLLについて

「ひとを幸せにする」をミッションに掲げ、ITを活用した在宅医療の業務支援を推進し、医療従事者の業務効率化と患者QOLの向上を実現するサービスを提供しています。

訪問看護向け電子カルテ「iBow」、地域全体の医療リソースを最適化し病院の退院支援を効率化するマッチングプラットフォーム「けあログっと」等を展開し、全国47都道府県で5万4千人以上の看護師等(※2)の業務で日々利用され、延べ74万人以上の在宅患者(※3)の療養を支えています。

 

 

社名       :株式会社eWeLL
上場市場 :東京証券取引所グロース市場(証券コード:5038)
代表者    :代表取締役社長 中野 剛人(ナカノ ノリト)
本社       :大阪市中央区久太郎町4-1-3 大阪御堂筋ビル13F
設立       :2012年6月11日

事業内容 :在宅医療分野における業務支援事業(訪問看護ステーション向けSaaS型業務支援ツール(電子カルテシステム「iBow」)等を提供する事業、診療報酬請求業務を代行する「iBow 事務管理代行サービス」など)

URL   :eWeLL公式サイト https://ewell.co.jp
      eWeLL IR情報  https://ewell.co.jp/ir
      iBow公式サイト  https://ewellibow.jp
      けあログっと公式   https://carelogood.jp

受賞歴 :2021年『経済産業大臣賞』 最優秀賞 (第16回ニッポン新事業創出大賞)
     2022年『中小機構理事長賞』(第21回Japan Venture Awards)
     2023年『EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー ジャパン』

     2024年『KANSAI DX AWARD 近畿総合通信局長賞(総務省)』

     2025年『経済産業省 DXセレクション 優良事例賞』

※1 ステーションの掲載情報を未登録の事業所は基礎情報のみ表示されます。

※2 2024年12月末時点におけるiBow上で稼働中職員の看護師、准看護師、専門看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、精神保健福祉士、看護助手等の総数。

※3 2024年12月末時点における発行されたiBow上の訪問看護指示書の延べ対象患者数。

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会社概要

株式会社eWeLL

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URL
https://ewell.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目1-3 大阪御堂筋ビル13F
電話番号
06-6243-3355
代表者名
中野剛人
上場
東証グロース
資本金
-
設立
2012年06月