第一貨物がClipLineを全拠点に導入、教育制度の体系化を通じて生産性向上と品質保持の両取りを目指す
ドライバーは業務の隙間時間に負担なく学習
■概要
第一貨物は1941年の設立以来、全国に広がるネットワークを活かした特別積み合わせ輸送(※1)を中核事業とし、企業間物流を支えてきました。輸送の安全と品質の向上を追求し続け、自前の研修施設での集合研修や、先輩が付いて教えるOJTなどのドライバー教育制度を設けています。
特別積み合わせ輸送では、安全運転はもとより、定型の箱物だけでなく、ドラム缶や袋物、パレット物など様々な形状の荷物を取り扱い、どんな荷姿にも対応できるよう、輸送品質保持について多くの知識や技術習得が必要となります。そのため、さらなる生産性向上や教育制度の体系化を企図し、ClipLineの導入に至りました。また、ドライバーだけでなく、全社・全拠点の従業員が活用する情報インフラとしても活用します。
第一貨物は「人」「車」「施設」を自社で所有・運用している「自前主義」企業であり、人的資本経営の側面からも教育制度の整備はますます重要となってきています。より安全で高品質なサービス提供に向け、当社もプロダクト提供を通じて貢献してまいります。
(※1)特別積み合わせ輸送…複数の顧客から集荷した荷物を行き先ごとに集約し、全国規模のネットワークで輸送するサービス。個別輸送と比較すると大幅な輸送効率の向上やコスト削減効果がある。
■コンテンツ例(総数:約700本)
ドライバー向けの教育動画を中心に、全社に向けた社長からのメッセージ動画や部門ごとに異なる業務関連動画があり、各自に適切なコンテンツが配信されます。
なお、ドライバーはパソコンの他、業務端末(スマートフォン)で視聴しますが、業務の隙間時間で手軽に学習できるよう、30秒~1分程度の短尺動画が中心になっています。
▲積み付けに関する動画。手軽に見られるよう30秒程度におさめている。
▲追突事故を防止するための運転実況動画。45秒。
■第一貨物株式会社 経営企画部 次長 檜野 健一郎氏のコメント
当社は新人・中途採用のドライバーに対して、運転技能訓練コースを備える自前の研修施設での集合研修やOJTを中心に、安全運転や輸送品質の知識・技能習得など当社のドライバーとして必要な社員教育を行っていますが、先輩からの口伝や紙ベースのマニュアルによるものが多く、教育の面でバラつきが生じることが課題でした。特に若年層には動画による教育が有効であることから、業務の隙間時間に負担なく学習ができるClipLineの導入により、集合研修を補完し、教育内容の均一化と学習機会の不足を補うことで、ドライバーとしての更なるレベルアップはもとより、教える側の負担軽減をはかっています。また、ClipLineで社長のトップメッセージや好事例の動画をスピード感を持って全社に配信したり、新しく追加されたアンケート機能を活用してこれまで紙ベースで行っていた社内調査を実施するなど、より一体感のある組織の構築に向けて、社内情報インフラとしても積極的に活用しています。
■ClipLineについて
ClipLineは多店舗・多拠点展開企業における経営課題の可視化から解決策の実行までを、一気通貫してサポートする、利益向上のためのプラットフォームです。提供するサービスや商品の品質維持・向上と人件費や原価などの運営変動費を適切に設定し、長期利益創出に必要な体制をインストールします。
約15,000店舗、41万人に活用されています。
サービス紹介動画: https://www.youtube.com/watch?v=pigLh4SRQrE
■ClipLine株式会社について
代表者 :代表取締役社長 高橋 勇人
設立 :2013年7月11日
所在地 :〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町 15 グランファースト神田紺屋町 5F
資本金 :7億4,063万円(資本準備金含む。2022年3月31日現在)
企業URL :https://corp.clipline.com/ サービスサイト:https://service.clipline.com/
事業内容 :「ClipLine(クリップライン)」「ClipLineサーベイ」の開発・運営、及び経営コンサルティング
■本件に関するお問い合わせ
ClipLine株式会社 担当:井上 TEL:03-6809-3305 Email: pr@clipline.jp
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