【AIで訪問看護の経営支援】電子カルテiBowの日々の記録を経営改善策へ、「iBowボード Pro」提供開始

年間廃業率6.4%の業界課題に対し、12指標で経営状態を可視化し改善策を提示する新サービス

株式会社eWeLL

在宅医療の質と生産性の向上をDXで推進する株式会社eWeLL(イーウェル 証券コード:5038 本社:大阪市中央区)は、訪問看護ステーションの経営状態の把握から改善策の提示、収益への影響試算までを支援するAI新サービス「iBowボード Pro」を、2026年10月22日に提供開始します。

本サービスは、2026年2月に提供を開始した経営分析ツール「iBowボード」の機能を大幅に拡張したものです。訪問看護ステーションの経営に関わる12項目の独自の評価指標をスコアリングし、経営状態を可視化します。さらに、すぐに取り組める具体的な改善策と、改善後の収益シミュレーションをAIが提示します。

訪問看護専用電子カルテ「iBow(アイボウ)」に日々蓄積される詳細な業務データと、eWeLLが創業以来14年間培ってきた訪問看護の業界知見と、AIの登場により実現しました。データ入力等の負担なしで、経営の現状把握から改善に向けた次の行動までを支援する新サービスです。

■背景:訪問看護の需要は拡大、一方で廃業率は6.4%・年間1,288箇所 

訪問看護事業所数は17年連続で拡大を続け、訪問看護事業所数は20,051事業所(2026年4月末時点、一般社団法人全国訪問看護事業協会)となっています。

一方で、2025年度には1,288箇所(廃止960箇所、休止328箇所)の訪問看護ステーションが廃止休止され、廃業率は全体の約6.4%と一般の中小企業の廃業率約3.7%(2024年度)と比べても高い状況が続いています。(※1)

管理者は、日々の看護業務、人材管理、請求業務などを担うケースが多いです。

そして、訪問件数や単価、職員の稼働率、生産性、サービス構成などを分析し、改善策を考える必要があります。しかし、日々の業務に追われ、分析に必要な時間の確保や専門知識を得づらいことが課題です。

経営データは、日々の記録や請求業務に分散しています。そのため、集計に手間がかかるうえ、数値を集めても、どこに課題があり、何から改善すべきかを判断するには、経営と訪問看護の両方の知識が求められます。

さらに、訪問看護では、ケアの提供から保険請求後の入金まで1か月以上かかる事業構造です。

課題の把握や対策が遅れると、資金管理にも影響するおそれがあります。

■解決策:「iBowボード Pro」の3つのステップ 

「iBowボード Pro」は、訪問看護専用電子カルテ「iBow」に日々蓄積される記録やレセプトのデータを、そのまま分析に活用するため、分析のためのデータ入力は不要です。

分析や準備にかかる時間を抑え、課題への迅速な判断と改善策の実行に注力できます。

Step1 12の評価指標で、経営の現在地を【可視化】
12の評価指標を基準値・前月実績・対象月実績と比較し、「達成」「改善」「重点改善」の3段階で評価。数値の一覧だけでは分かりにくい、自ステーションの強みと改善が必要な領域を把握できます。

概況とスコアリング画面

Step2 【改善策】重要ポイントを3つ提示
12の評価指標から、重要な改善ポイントを3つ提示します。
AIが要因の仮説と具体的な打ち手、60日後・90日後の目標KPIを示し、経営者や管理者が改善の優先順位と行動を検討できるよう支援します。

提案は抽象的な経営論ではなく、日々の業務で取り組む内容を具体化することを重視しています。課題を見つけて終わりにせず、現場での実行につなげます。

分析・仮説と打ち手画面

Step3 改善による【収益を試算】する
各改善項目に取り組んだ場合の想定収益と、その内訳を提示します。(※2)

限られた時間と人員をどのテーマに優先配分するかの検討材料を提供します。

収益シミュレーション推移画面

決めた改善テーマの実行、翌月の数値の振り返り、再評価という月次サイクルを回すことで、継続的な経営改善につなげます。課題、目標、想定収益をレポートで整理できるため、管理者だけで抱えず、スタッフと改善テーマを共有する材料にもなります。

なお、「iBowボード Pro」は経営判断を代行するものではありません。

経営状態を整理し、優先課題と次の行動を考えるための材料を示すサービスであり

経営者・管理者にとって、訪問看護ステーションのありたい姿を実現するサポートをします。

■eWeLLだからできる理由 

  • 全国規模で比較可能なシェア

    iBowは全国47都道府県の3,736事業所に利用されており(2026年6月時点の契約ステーション数)、経営が安定している事業所に共通する数値の傾向を基準値として整理しています。 

  • 14年間の訪問看護特化

    2012年の創業以来、制度、経営、人材、地域連携の知見を蓄積。
    年間300件以上の新規開業を支援し、立ち上げから安定化までの課題を把握。
    専業で経営支援を行ってきたからこそ、具体的な改善策を提示することができます。

  • 活用可能なデータの蓄積

    訪問時の記録を起点として累計1億件以上の訪問データを蓄積しています。
    このデータを活用できる形で蓄積をしており、「iBowボード Pro」に契約いただくだけで
    特別な設定がなく経営分析を始めることが出来る仕組みになっています。

■既存AIサービスの実績と、在宅医療の発展に向けて 

eWeLLの既存AIサービスは、全国約1,600ステーション、医療従事者は23,670人にご利用いただいており、全国の訪問看護従事者の約12.9%、約8人に1人に相当します(2026年6月時点)。

また、当社AIサービス利用事業所における年間訪問件数は前年比116.7%となり、非利用事業所の前年比111.0%を5.7ポイント上回りました。(※3)

当社はこれからも、AIをはじめとするテクノロジーと質の高い蓄積データを、現場の課題に適したサービスとして提供し、在宅医療の発展と患者QOLの向上を支えてまいります。

■ サービス概要

サービス名:iBowボード Pro

提供開始日:2026年10月22日 

対象:全国のiBow契約訪問看護ステーション


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■eWeLLについて

「ひとを幸せにする」をミッションに、DXで在宅医療の業務を支援し、医療従事者の生産性と患者QOLの向上に寄与するサービスを提供しています。

訪問看護専用電子カルテ「iBow」、地域全体の医療リソースを最適化し病院の退院支援を効率化するマッチングプラットフォーム「けあログっと」、訪問看護専用求人情報サイト「カエドキ」などを展開。全国47都道府県で6万8千人以上の看護師等に日々ご利用いただき、累計100万人以上の在宅療養者と累計1億件超の訪問を支えながら、誰もが住み慣れた地域で暮らせる社会の実現に貢献しています。(※4)

社名:株式会社eWeLL
上場市場:東京証券取引所グロース(5038)
代表者:代表取締役社長 中野剛人(ナカノノリト)
本社:大阪市中央区久太郎町4-1-3 13F
設立:2012年6月11日

事業内容 :在宅医療分野における業務支援事業(「iBow」等のSaaS型業務支援ツールの提供、診療報酬請求業務代行サービスなど)

URL:eWeLL公式サイト https://ewell.co.jp
   eWeLL IR情報  https://ewell.co.jp/ir
   iBow公式サイト  https://ewellibow.jp
   けあログっと公式 https://carelogood.jp

   カエドキ公式  https://kaedoki.jp

※1 一般社団法人全国訪問看護事業協会「令和8年度 訪問看護ステーション数調査結果」より。廃業率約6.4%は、2025年度中の廃止休止数1,288箇所を2026年4月1日時点の稼働数20,051箇所で除して算出。一般中小企業の廃業率3.7%は、中小企業庁「中小企業白書2026年版」の2024年度廃業率より。
※2 想定収益は条件に基づく試算であり、改善効果を保証するものではありません。
※3 社内集計に基づく参考値であり、AI利用と訪問件数の伸びの因果関係を示すものではありません。
※4 看護師等ご利用人数は、2026年6月末時点におけるiBow上で稼働中職員の看護師、准看護師、専門看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、精神保健福祉士、看護助手等の総数。在宅療養者数は、2026年5月末時点における発行されたiBow上の訪問看護指示書の累計対象患者数。訪問件数は、2026年4月末時点の訪問看護記録書Ⅱの累計数。

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会社概要

株式会社eWeLL

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URL
https://ewell.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目1-3 大阪御堂筋ビル13F
電話番号
06-6243-3355
代表者名
中野剛人
上場
東証グロース
資本金
4億2600万円
設立
2012年06月