「推し活をやめても、グッズは捨てない」―― 休止経験者の8割が“思い出”として保管。ファンの新たな価値観が明らかに
約4人に1人が「自作推しグッズ」経験者。手作り文化と“残す選択”で見える新しい推し活のかたち
株式会社サマリー(本社:東京都千代田区、代表取締役:日下部康介)が運営する、保管サービス「サマリーポケット」は、株式会社ソルトワークス(所在地:北海道札幌市、代表取締役:鶴尾康)が運営する、機能付きアクリルキーホルダー作成サービス「MiTE KiiTE(ミテキイテ)」との共同で、11月4日「いい推しの日」に合わせ、「推し活に関するアンケート」を実施いたしました。
【調査背景】
推し活をしていると、「気づけばグッズがどんどん増えている…」「手放したくはないけれど、収納スペースが足りない…」という悩みを抱える方も少なくありません。応援するアイドルやアーティストへの熱量が高まるほど、グッズの管理や保管が新たな課題となっています。
■ 調査サマリー
・約4人に1人が「自作推しグッズ」の経験者。 ファン活動の楽しみ方が多様化
・ファンの半数が「推し活」の休止・離脱を経験。 しかし、活動から離れてもグッズは手放さない傾向
・休止後も8割以上がグッズを手放さず「保管」を選択。 “推し”との思い出は捨てないのがファンの本音
・消費するだけでなく「思い出として残す」「自分で創造する」という、新しい推し活の価値観が明らかに
※「推し活」とは、自分が特に応援しているアイドルやアーティストなどを積極的にサポートする活動を指します。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■「推し活」ジャンルで異なる月間支出額
推し活にかける月間支出額は、推すジャンルによって傾向が異なりました。「アニメ・漫画・ゲーム」や「キャラクター」では、「0〜5千円」「5千円超〜1万円」の回答が多く見られ、全体的な出費は抑えられる傾向にあります。
一方、「アイドル・歌手」「スポーツ選手」「俳優」「声優」など、リアルイベントへの参加機会が多いジャンルでは、「5千円超〜3万円」の回答が一定の割合を占め、さらに「5万円以上」と回答する人も見られました。コンサートや観戦、遠征に伴う費用が支出額に反映されていると考えられます。
また、配信者やVTuberでは、「1万円未満」が約65%と多い一方で、「5万円以上」と回答した人も26.1%おり、支出額の幅が大きいことが分かりました。投げ銭やメンバーシップ、オフラインイベントなど参加方法の幅が広いことが背景にあるとみられます。このように、月間支出額はジャンルによって異なり、参加スタイルや楽しみ方の違いが反映されています。

■ 約4人に1人が「自作推しグッズ」経験あり ―― 広がるオリジナル&手作り推し活文化
「自分で推しのグッズを作ったことがありますか?」という質問に、約4人に1人(24.3%)が「ある」と回答し、手作り推し活文化の広がりが明らかになりました。ファンが自らの創意工夫でオリジナルグッズを作る楽しみや、ファン同士でシェアする文化が新たなトレンドとして定着しつつあります。

一方で、公式グッズの収集も依然として活発です。推しグッズの所有数を見ると、「10〜50個」が42%で最も多く、100個以上を保有する熱心なコレクター(13.2%)も存在します。
所有グッズの種類では「写真」(39.0%)が最多。次いで「衣類・タオル・日用品」(30.7%)といった実用的なグッズや、「アクリルスタンド」(28.5%)など収集しやすい小型グッズが人気を集めています。


■ 半数が「推し活」休止を経験。“無理なく続ける”柔軟なスタイルが主流に
推し活を「停止/一時休止したことがある」と回答した人は全体の50.2%にのぼり、半数が一度は活動から離れた経験を持つことが明らかになりました。推し活は必ずしも継続し続けるものではなく、金銭的負担や情報の多さなど、さまざまな理由から「停止」や「一時休止」が身近な選択肢となっています。

最も多かったのは「気持ち・熱量が下がった/他に興味が移った」で、実に95.4%にのぼり、自身の心境の変化が活動を見直す最大のきっかけであることがわかりました。
次いで「生活環境やライフスタイルの変化」(85.6%)、さらに「お金や時間の負担」(56.9%)と、進学や就職、経済状況といった現実的な問題が続きます。
このほか、「推しやコンテンツの活動休止や解散、卒業」など、応援していた対象自体の状況が変わったことでやむを得ず離脱したという人も36.6%を占めています。加えて、「人間関係のトラブル」(17.0%)や「グッズの管理が負担」(13.7%)といった点も理由として挙げられています。

■ 推し活グッズ“手放せない”が8割超、思い出とともに残す新しい選択肢
推し活を休止しても、ファンはグッズを手放さない――。
活動休止経験者のグッズ管理方法を尋ねたところ、「自宅ですべて保管している」が51.2%と過半数を占めました。さらに、「一部だけ手元に残した」(28.6%)という回答も合わせると、約8割が何らかの形でグッズを「保管」し続けていることが判明。一方で「フリマなどで販売した」人も23.0%見られましたが、「処分した」という回答は12.3%にとどまりました。

今回の結果は、推し活グッズが単なる所有物ではなく、ファン個人の体験や感動と強く結びついた「思い出の品」としての側面が極めて強いことを示唆しています。しかし、この「残す」という選択は、以前の調査でも指摘された「保管スペースの不足」という物理的な課題を深刻化させる要因ともなっています。推し活をやめたり一時的に休止する場合でも、収納や保管に関する関心は引き続き高いと言えます。今後、推し活グッズをどのように思い出として残すか、また活動終了後にどう活用するかといったテーマが、ファン活動の新たな関心事になっていくと考えられます。
■ 推し活は人生の“特効薬”。日々の活力から、新しい自分との出会いまで
「推し活」がもたらすポジティブな影響を尋ねたところ、「日々の活力や生きがい」「前向きになれた」といった、メンタル面での絶大な効果を示す声が多数を占めました。「推し」の存在が「仕事を頑張る理由」や「自分へのご褒美」となり、多くの人のモチベーションの源泉となっていることがうかがえます。その影響は精神的な支えにとどまらず、「新しい趣味や行動へのきっかけ」や「人間関係の広がり」といった、自己成長や新たな出会いにも繋がっていることが明らかになりました。
以下に、その喜びの声を一部紹介します。
・好きなキャラのイメージカラーの物を身につけたり、いつも推しが近くにいてくれているようで気持ちが前向きになり勇気が出てくる!(30代女性・会社員)
・元々ハンドメイドが趣味なので、「これは推しのイメージで作れるかも」や、「こういうデザインなら推しっぽい」などと推し活しようと思わなくても、推しについて考えることが増えたこと。家族が理解あるので、一緒に映画を見に行ったり、推しについて家族と話すことが増えた。(30代女性・会社員)
・グッズ購入やイベント等に参加するために仕事を頑張って稼ごうという気持ちで日々働いている。推し活をしていないと生活に張り合いがなくなる。(50代女性・会社員)
・毎日の楽しみが増えて、気持ちが沈んでも勇気づけてもらっていた。同じグループを推している友達ができて、友達の輪が広がった。推しを応援していくと、活動の幅が広がっていったり、推しの夢が叶うところを見ることができたりして、推しの軌跡が知れて嬉しくなる!(20代女性・パート・アルバイト)
・推しの活躍を応援することで自分自身も前向きな気持ちになり、ストレスが軽減されることが多いです。(50代男性・会社員)
■ 推し活グッズ、思い出の残し方は十人十色 ―― 最新トレンドとサービス活用のススメ
今回の調査からは、約4人に1人が自作グッズを作った経験を持ち、約半数が推し活の終了や一時休止を経験しつつも、8割以上がグッズを残しているという実態が明らかになりました。現代の推し活は無理をせず自分のペースで楽しみながら、自作や所有グッズを通じて一人ひとりが独自のスタイルを築いていることが特徴です。今後ますます広がる推し活の世界で、大切なグッズや思い出を自分らしく守り、楽しむ方法を選ぶことが、より充実した推し活につながります。
保管サービス「サマリーポケット」は、増え続ける推し活グッズを温度湿度を徹底管理した専用のスペースで安全・便利に保管できるサービスです。プランにより預けたアイテムは保管センターで1点ずつ撮影し、アプリやWEBから写真でいつでも好きな時に確認可能。手元の空間をすっきりさせつつ、大切なグッズの管理や整理も簡単に行えます。
さらに、機能付きアクリルキーホルダー作成サービス「MiTE KiiTE(ミテキイテ)」なら、世界に一つだけのオリジナル“推しアイテム”を誰でも気軽に作成可能。推しをアクキーにして持ち歩けるだけでなく、イベントの記録や推しの布教など、さまざまなシーンで活躍します。
ぜひ、これらのサービスを活用して大切な推しグッズや思い出を自分らしく残しながら、今後の推し活をより豊かに楽しんでみてはいかがでしょうか。
■ 荷物保管サービス「サマリーポケット」
サマリーポケットは1箱330円〜のお手頃価格で、モノの預け入れから取り出しまで全てアプリ・Webで完結できる宅配型の収納サービスです。専用ボックスに預けたい荷物を詰めて送ると、空調・セキュリティが徹底管理された環境でお預かりをし、荷主自らが足を運ぶ従来のトランクルームとは異なり、宅配便を活用することで居住地域に関係なく、預けたモノを確認したいときも、取り出したいときも、自宅にいながらスマホ一つで操作が可能になります。

■ 機能付きアクリルキーホルダー作成サービス「MiTE KiiTE(ミテキイテ)」
MiTE KiiTEは、交通系ICカードやタッチ決済に活用されているNFC(近距離無線通信)技術を搭載した“機能付きアクリルキーホルダー”を作成できるサービスです。スマホをかざすだけで予め登録した動画や音楽、メッセージ、URLなどを読み込むことができ、幅広い用途に利用いただけます。MiTE KiiTEは登録機能だけでなくデザインもカスタマイズできるので、自分好みの便利なキーホルダーを手軽に作ることができます。

【調査概要】
・実施期間:2025年7月1日〜7月15日
・調査方法:インターネット調査
・回答者数:502名
・対象者:国内在住の10代~70代男女で、現在または過去に推し活をしている方
【会社概要】

会社名 :株式会社サマリー
代表者 :代表取締役社長 日下部 康介
本社所在地:東京都千代田区内幸町2-2-3日比谷国際ビル

会社名 :株式会社ソルトワークス
代表者 :代表取締役社長 鶴尾 康
本社所在地:北海道札幌市中央区南1条西2丁目5 南一条Kビル 9F
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