新入社員時代に不足していたスキル第1位は「コミュニケーション力」!

GLOBIS 学び放題、「社会人1年目の時に苦労したこと」に関する調査を実施

株式会社グロービス

株式会社グロービス(東京都千代田区、代表取締役:堀 義人)が提供する定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」は、社会人歴5年目~10年目の会社員を対象に「自身が社会人1年目の時に苦労したこと」に関する調査を実施しました。

本調査から、多くの人が新入社員時代にビジネススキル・知識不足が起因する問題を経験していることや、不足しているスキル・知識の習得のために障壁となっているものなどが明らかになりました。


<背景>
社会に出たばかりの新社会人は、一般的なビジネスマナーはもちろん、商品知識や業界知識、会社のルールなど覚えること・学ぶことが多くあります。また、コロナ禍を経てリモートワークを行う企業が増加した昨今では、新社会人はスキルの習得や業務の実行において、より自律性が求められる傾向にあると考えられます。今年4月に入社した新社会人の中にも、スキルの習得などがなかなかうまくいかず、悩む方は多いのではないでしょうか。

そこで「GLOBIS 学び放題」は、新社会人に役立つ情報を提供するため、先輩である社会人歴5年目~10年目のビジネスパーソンの方々を対象に、新入社員(社会人1年目)時に苦労したことについて調査を行いました。

「GLOBIS 学び放題」は、スキマ時間にスマホで学べる定額制動画学習サービスとして、新社会人はもちろん、幅広いビジネスパーソンの学びを応援しています。わかりやすく楽しく学べるコンテンツ、さらに「若手・新社会人向け」「新任マネジャー向け」など、目的や課題に応じてコンテンツを組み合わせたラーニングパス*を提供し、ビジネスに関する知識・スキル習得に関する悩みを解決します。
* 目的や課題に合わせて選抜された動画を組み合わせたもの(https://globis.jp/learning-paths/

<調査サマリー>
・7割以上が、新入社員(社会人1年目)時代に苦労した経験あり
・新入社員時代の苦労、「上司や同僚との関係づくり」「ビジネススキル・知識の習得」が5割超
・周囲への迷惑、自身への負荷につながるビジネススキル・知識の不足
・ビジネススキル・知識不足が起因した問題は、心理的負担となる
・新入社員時代に不足していたと思うビジネススキル・知識は「コミュニケーション力」「ビジネスマナー」
・新入社員時代のビジネススキル・知識の習得には、特に学びのガイド・サポートが求められる
・やって良かったビジネススキル・知識の習得方法、1位は書籍・動画・音声などのコンテンツでの学習
・新入社員時代の良かったことは「自身の成長」
・新入社員に大事にしてほしいのは「継続すること」「自分らしさ」

<調査概要>
調査期間:2024年4月3日~4月4日
調査方法:インターネット調査
調査対象:ホワイトカラーの職種に就く会社員で社会人歴5年目~10年目の20~30代男女
調査人数:843名
モニター提供元:日本ビジネスリサーチ



・7割以上が、新入社員(社会人1年目)時代に苦労した経験あり
「新入社員(社会人1年目)の時に苦労した経験はありますか」という設問への回答では「はい」が75.6%と、社会に出たばかりの時期には、多くの方が苦労をしていることがわかりました(図1)。

(図1)




・新入社員時代の苦労、「上司や同僚との関係づくり」「ビジネススキル・知識の習得」が5割超
新入社員の時に苦労した経験があると答えた人に対して「どのようなことに苦労したか」を尋ねると、「上司や同僚との関係づくり(55.1%)」、「新しい環境への適応(52.9%)」、「ビジネススキル・知識の習得(52.3%)」の3つそれぞれに過半数の票が集まりました(図2)。

それまでと全く異なる環境への適応と、仕事を具体的に進める上でビジネススキル・知識の習得に、新社会人は特に苦労をしていることが伺えます。




(図2)




・周囲への迷惑、自身への負荷につながるビジネススキル・知識の不足
苦労したことの中で上位に挙がった「ビジネススキル・知識の習得」について、それができていなかった、不足していたことで、どのような問題が発生したかについて聞いたところ、「業務でミスをしてしまい、社内外に迷惑をかけた(53.9%)」が最も多く、次いで「社内でのコミュニケーションがうまく取れなかった(43.0%)」、「勤務時間内に仕事が終わらず残業が多かった(35.8%)」と続きました(図3)。

新人時代のビジネススキル・知識の不足は、周囲の人への迷惑、さらに残業など自分自身への負荷という形で影響しがちであることが伺えます。



(図3)






・ビジネススキル・知識不足が起因した問題は、心理的負担となる
また、ビジネススキル・知識の不足による問題発生時に、半数以上が「どう対処してよいかわからず不安・焦りを感じた(61.8%)」「相手や周囲に対して申し訳ない気持ちになった(53.5%)」と答えており、多くの新社会人にとって、ビジネススキル・知識の不足による問題が、心理的負担につながっていることが明らかになりました(図4)。


(図4)





・新入社員時代に不足していたと思うビジネススキル・知識は「コミュニケーション力」「ビジネスマナー」
続いて「新入社員の時、ビジネススキル・知識が不足していたと思うビジネススキル・知識」を問う設問では、1位が「コミュニケーション(60.3%)」、2位が「ビジネスマナー(44.9%)」でした。また3位には、コミュニケーションはもちろん、すべてのビジネスの基礎となる「論理思考」がランクインしました(図5)。

社会人5~10年目になって振り返ったとき、1年目では社会人の基本となるスキル・知識が特に不足していたと多くの方が感じていることが伺えます。


(図5)





・新入社員時代のビジネススキル・知識の習得には、特に学びのガイド・サポートが求められる
また、「なぜ当時は必要なビジネススキル・知識の習得が難しかったと思うか」を問う設問で多かった回答は「どのような手段で習得すればよいかわからなかった(60.0%)」と「何のビジネススキル・知識が不足しているかわからなかった(53.9%)」で、いずれも半数を超えています(図6)。

一方、過去に「GLOBIS 学び放題」が実施した社会人を対象としたビジネススキルの学習ができていない理由の調査(https://globis.co.jp/news/elearning/9404-2023-11-01/)で上位だった「お金」や「時間」に関する選択肢を選ぶ人は少ない結果となりました。新入社員時代の学習においては、学びをガイド・サポートしてくれる仕組みやサービス、人が特に求められていることが明らかになりました。


(図6)





・やって良かったビジネススキル・知識の習得方法、1位は書籍・動画・音声などのコンテンツでの学習
「ビジネススキル・知識の習得に対して行って良かったこと」を尋ねる設問で最も多かった回答は「書籍、動画、音声コンテンツなどでビジネススキル、知識を学ぶ」で35.2%。2位の「特にない(31.2%)」を飛ばすと、次は「ビジネス研修・スクールなどの講座を受講する」で29.7%でした(図7)。

書籍や動画、音声などを通じたスキル・知識の習得に効果を感じている人、ビジネス研修・スクールなど人を介した学習に効果を感じる人、それぞれ一定数いることがわかります。



(図7)






・新入社員時代の良かったことは「自身の成長」
「新入社員時代を振り返って楽しかったこと、良かったこと」を問う設問では、「仕事でできることが増えたこと」が1位で43.0%、次いで2位が「人として成長できたこと(41.8%)」、3位が「仕事を通じて、視野が広がったこと(40.6%)」でした(図8)。

いずれも4割を超えており、自分自身の成長を実感できることが、新入社員時代において「楽しかったこと、良かったこと」と感じる人が多いとわかりました。


(図8)





・新入社員に大事にしてほしいのは「継続すること」「自分らしさ」
また、調査の最後に「新入社員(社会人1年目)へ大事にしてほしいことは何か」を自由回答で記述してもらったところ、継続することの大切さに関する回答が多く並びました。一方、その次に多かったのは自分らしさを大切にしてほしいという主旨の回答で、多様性を尊重する現代を反映したような回答が多く見られました。

<一部回答>
・継続することの大切さ
「根気強く学んでほしい」
「最初は辛いけれども、これからの人生に為になるので頑張って欲しいです」
「最低3年はがむしゃらに頑張ること」
「とりあえず続けてみること」

・自分らしさを大切にしてほしい
「仕事をするのは大切なことだが、それ以上に自身を大切にしてほしい」
「自分のペースで働いてほしい」
「自分は自分で他人は他人であるということ」
「自分自身を大事にしてほしい」

・まとめ
今回の調査により、新人時代には大半の人が「ビジネススキル・知識の習得」で苦労しており、さらに、不足しているスキル・知識の把握とその解消手段の特定に難しさを感じているという実態が明らかになりました。


GLOBIS 学び放題(https://globis.jp/unlimited/)    

「GLOBIS 学び放題」は、グロービスがこれまでビジネススクールや企業内研修、出版事業を通じて培った、良質な経営教育のコンテンツやビジネストレンドを、スマートフォンやPCなど利用シーンに合わせたデバイスで、いつでもどこでも好きなだけ学習することができるサービスです。ビジネスに必要とされる体系的な知識を、3,200コース、14,900本以上の動画に収録、2024年6月時点で累計受講者ID数は約99万以上に成長しています。動画は1本あたり3分程度から構成しており、隙間時間に手軽に学習することが可能です。

グロービス サービス展開
グロービスでは、一人ひとりの課題や学習スタイルに合った方法で学び始めて、段階的にビジネスの実践力を身に付けていただけるようにサービスを展開しています。オウンドメディア「GLOBIS 学び放題×知見録」と定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」で知識の習得を、AIと動画で学ぶグロービス経営大学院「ナノ単科」で実践への助走を、クラスでのディスカッションを通して学ぶ3カ月のグロービス経営大学院「単科」、2年間のグロービス経営大学院「本科」で本格的な実践力を身に付けることができます。





グロービス (https://www.globis.co.jp
グロービスは1992年の設立来、「経営に関するヒト・カネ・チエの生態系を創り、社会の創造と変革を行う」ことをビジョンに掲げ、各種事業展開を進めてきました。「ヒト」の面では、学校法人としての「グロービス経営大学院」ならびに、株式会社立のスクール「グロービス・エグゼクティブ・スクール」「グロービス・マネジメント・スクール」、企業内研修事業を行うグロービス・コーポレート・エデュケーションとeラーニングやオンラインクラスのほか定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」などを提供するグロービス・デジタル・プラットフォーム、「カネ」の面では、ベンチャー企業への投資・育成を行うベンチャー・キャピタル「グロービス・キャピタル・パートナーズ」、「チエ」の面では、出版事業ならびにオウンドメディア「GLOBIS 学び放題×知見録」により、これを推進しています。さらに社会に対する創造と変革を促進するため、一般社団法人G1によるカンファレンス運営、一般財団法人KIBOW による震災復興支援および社会的インパクト投資を展開しています。

グロービス:学校法人 グロービス経営大学院
・日本語(東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、オンライン)/英語(東京、オンライン)
株式会社 グロービス
・グロービス・エグゼクティブ・スクール
・グロービス・マネジメント・スクール
・企業内研修
・出版/電子出版
・「GLOBIS 学び放題×知見録」/「GLOBIS Insights」
・「GLOBIS 学び放題」/「GLOBIS Unlimited」
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GLOBIS Thailand Co., Ltd.
GLOBIS USA, Inc.
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その他の活動:
・一般社団法人G1
・一般財団法人KIBOW
・株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント
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【取材に関するお問い合わせ先】
グロービス 広報室 担当:土橋涼
E-MAIL: pr-info@globis.com

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代表者名
堀義人
上場
未上場
資本金
-
設立
1992年08月