人事担当者の約7割が、ここ3年間で「外国籍ITエンジニアの応募増加」を実感 外国籍エンジニアの半数が、日本の「治安の良さ」に魅力
〜採用時、コミュニケーションや手続きに壁あり〜
ビジネス特化型オンライン英会話事業「Bizmates」(https://www.bizmates.jp/)を展開するビズメイツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 伸明 )は、外国籍ITエンジニアを2人以上採用した実績のある企業の人事担当者100名を対象に外国籍ITエンジニアの採用に関する実態調査を実施しました。
■人事担当者の約7割が、外国籍ITエンジニアの応募が3年前に比べて「増えている」と実感
「Q1.外国籍ITエンジニアの応募はここ3年前と比べ、どの程度増えていますか。」(n=100)と質問したところ、「21~30%増」が17.0%、「~10%増」が15.0%という回答となりました。
・~10%増:15.0%
・11~20%増:14.0%
・21~30%増:17.0%
・31~40%増:11.0%
・41~50%増:5.0%
・51%以上増:3.0%
・変わらない:19.0%
・減少した:9.0%
・わからない/答えられない:7.0%
■外国籍ITエンジニアの応募が増えている理由、「日本の治安が良いため」が49.2%で最多
Q1で「変わらない」「減少した」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q2.外国籍ITエンジニアの応募が増えていると思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=65)と質問したところ、「日本の治安が良いため」が49.2%、「日本で働くことへの関心が高まっているため」が43.1%、「キャリアアップにつながるため」が26.2%という回答となりました。
・日本の治安が良いため:49.2%
・日本で働くことへの関心が高まっているため:43.1%
・キャリアアップにつながるため:26.2%
・外国籍IT人材の受け入れ環境が整っているため:23.1%
・給与が他の国よりも高いため:21.5%
・その他:1.5%
・わからない/答えられない:4.6%
■約6割が、「近年、治安を重視している外国籍ITエンジニアの応募者が増加傾向」と回答
「Q3.あなたは近年、治安を重視している外国籍ITエンジニアの応募者が増加傾向にあると感じますか。」(n=100)と質問したところ、「非常にそう感じる」が9.0%、「ややそう感じる」が50.0%という回答となりました。
・非常にそう感じる:9.0%
・ややそう感じる:50.0%
・あまりそう感じない:24.0%
・全くそう感じない:5.0%
・わからない/答えられない:12.0%
■外国籍ITエンジニアが感じていた日本で働く魅力、第1位「治安が良い」、第2位「日本の文化が好き」
「Q4.外国籍ITエンジニアは、日本で働くことに関して、どのような点に魅力を感じていましたか。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「治安が良い」が50.0%、「日本の文化が好き」が35.0%、「給与水準が高い」が32.0%という回答となりました。
・治安が良い:50.0%
・日本の文化が好き:35.0%
・給与水準が高い:32.0%
・日本の技術力が高い:30.0%
・長期間雇用が保障されている:28.0%
・日本の人材育成が充実している:26.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:7.0%
■「社会インフラの充実」や「労働環境」などの魅力も
Q4で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、魅力を感じていたポイントがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=93)と質問したところ、「社会インフラが整っている」や「労働環境」など49の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
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33歳:社会インフラが整っている。
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34歳:日本で働いた実績で帰国してから優遇される。
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31歳:労働環境。
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35歳:育成に手厚い。
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59歳:外国人ITエンジニアが増えてきて環境が整ってきている点。
-
59歳:高度人材として永住権を取りやすい。
-
60歳:安心安全な社会。
■外国籍ITエンジニアが感じていた日本の企業で働く不安、第1位「言語の壁」、第2位「ビジネスマナーの違い」
「Q6.外国籍ITエンジニアが感じていた、日本の企業で働くことに関する不安を教えてください。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「言語の壁」が71.0%、「ビジネスマナーの違い」が42.0%、「従業員とのコミュニケーション」が36.0%という回答となりました。
・言語の壁:71.0%
・ビジネスマナーの違い:42.0%
・従業員とのコミュニケーション:36.0%
・食事・宗教など文化の違い:35.0%
・求められる技術力と自身の実力との乖離:20.0%
・その他:3.0%
ー58歳:昇格スピード
ー47歳:給与が自国通貨ベースだと少ない
ー49歳:住宅
・特にない:4.0%
・わからない/答えられない:6.0%
■外国籍ITエンジニア採用のメリット、「高いスキルを備えたIT人材を確保できる」が62.0%で最多
「Q7.会社にとって外国籍ITエンジニアを採用するメリットを教えてください。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「高いスキルを備えたIT人材を確保できる」が62.0%、「専門性の高い人材を確保できる」が42.0%、「候補者の分母が格段に増える」が41.0%という回答となりました。
・高いスキルを備えたIT人材を確保できる:62.0%
・専門性の高い人材を確保できる:42.0%
・候補者の分母が格段に増える:41.0%
・組織のグローバル化が推進される:38.0%
・その他:2.0%
ー60歳:多様性の推進
ー26歳:人材確保
・わからない/答えられない:3.0%
■外国籍ITエンジニア採用における困難、半数以上が「言語の壁」「在留資格認定証明書や就労ビザの取得の手間」と回答
「Q8.あなたが、外国籍ITエンジニアの採用を進めるにあたって感じた困難を教えてください。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「言語の壁」が52.0%、「在留資格認定証明書や就労ビザの取得の手間」が51.0%、「文化の違い」が38.0%という回答となりました。
・言語の壁:52.0%
・在留資格認定証明書や就労ビザの取得の手間:51.0%
・文化の違い:38.0%
・入社に関する複雑な手続き:35.0%
・人材の探し方:30.0%
・採用の情報発信方法:23.0%
・その他:1.0%
ー47歳:優秀すぎる
・特にない:4.0%
・わからない/答えられない:2.0%
■外国籍人材定着のために新しく行った施策、「日本人社員との交流の場を設ける」「外国籍エンジニア同士の交流の場を設ける」が上位
「Q9.あなたが外国籍人材を定着させるために、新しく行った施策を教えてください。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「日本人社員との交流の場を設ける」が41.0%、「外国籍エンジニア同士の交流の場を設ける」が38.0%、「国を問わず働くことのできるチーム体制の整備」が30.0%という回答となりました。
・日本人社員との交流の場を設ける:41.0%
・外国籍エンジニア同士の交流の場を設ける:38.0%
・国を問わず働くことのできるチーム体制の整備:30.0%
・具体的なキャリアプランの策定:26.0%
・外国籍エンジニアに合わせたコミュニケーションフローの確立:20.0%
・日常生活に関する情報提供等生活面での支援を行う:19.0%
・メンターシップの導入:19.0%
・日本語教育体制の整備:18.0%
・その他:1.0%
ー28歳:ビザ取得などの受け入れ整備
・特にない:16.0%
・わからない/答えられない:4.0%
■「在留資格関連手続の代行」や「日本の文化を体験してもらう」などの施策も
Q9で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q10.Q9で回答した以外に、あなたが外国籍人材を定着させるために、新しく行った施策があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=80)と質問したところ、「在留資格関連手続の代行」や「日本の文化を体験してもらう」など39の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
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33歳:祖国の話題を調べておく。
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34歳:日本語教育の社内研修の充実
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38歳:既存社員との交流の場を設ける
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55歳:日本の文化を体験してもらう為に、田植えを行ったり雪を見た事の無い国の人達とスキーに行った。
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59歳:在留資格関連手続の代行。
■まとめ
今回は、外国籍ITエンジニアを2人以上採用した実績のある企業の人事担当者100名を対象に外国籍ITエンジニアの採用に関する実態調査を実施しました。
まず、人事担当者の約7割が、外国籍ITエンジニアの応募が3年前と比較して「増えている」と実感していることが分かりました。人事担当者が考える、応募が増加した背景として、「日本の治安が良いため」や「日本で働くことへの関心が高まっているため」などが上位に上がっています。実際に外国籍ITエンジニアが日本で働く魅力に関する設問においても半数が「治安が良い」と回答しており、安全に働けることに魅力を感じている外国籍ITエンジニアが多いことが伺えます。一方で、外国籍ITエンジニアを採用する上で半数以上が「言語の壁」を実感していることも明らかになり、「日本人社員との交流の場を設ける」などの対策を講じていることが分かりました。
今回の調査では、外国籍ITエンジニアの採用における実態が明らかになりました。日本のIT業界では高度な技術を持つ外国籍エンジニアの需要が高まっており、彼らの採用は企業にとって大きなメリットをもたらしています。一方で、外国籍エンジニアにとっては、治安の良さなど日本で働く魅力を感じているものの、言語の壁や文化の違いに対する不安があるようです。日本企業がより多くの外国籍人材を受け入れるためには、外国籍エンジニアが日本企業に求めていることに的確に対応するとともに、積極的に自社をアピールすることが重要ではないでしょうか。
■外国籍ITエンジニアの転職エージェント「G Talent」とは
「Global」の「G」を名に冠したG Talentは、国籍を越えた“多様な人材=グローバルタレント”が日本国内で活躍できるよう、グローバルITタレントの転職をサポートし、日本企業に紹介する人材紹介サービスです。日本企業にとっては、“即戦力”となる外国籍人材の採用を実現するために。転職を希望する外国籍人材にとっては、持ちうるスキルを最大限に活かすために。G Talent では、ITに強いバイリンガルのキャリアコンサルタントが、企業と候補者の両面から全面的にサポートを行うことで、求人要件のみならず、社風や希望条件に至るまで、きめ細やかに配慮した最適なマッチングを実現します。
外国籍ITエンジニアの転職エージェント「G Talent」:https://gtalent.jp
Facebook: https://www.facebook.com/GTalent.jp/
LinkedIn: https://jp.linkedin.com/company/bizmates-gtalent
Twitter: https://twitter.com/gtalent_jp
■調査概要
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調査概要:外国籍ITエンジニアの採用に関する実態調査
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調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
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調査期間:2023年12月15日〜同年12月20日
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有効回答:外国籍ITエンジニアを2人以上採用した実績のある企業の人事担当者100名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「ビズメイツ株式会社」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
■ビズメイツ株式会社とは
グローバルタレントと企業の成長支援を担うテックソリューションカンパニーです。ビジネス特化型オンライン英会話「Bizmates」、外国籍ITエンジニアの転職エージェント「G Talent」、グローバルIT人材に特化した採用/転職プラットフォーム「GitTap」、そして外国人向けビジネス特化型オンライン日本語会話「Zipan」の提供を通して、国内と国外双方のグローバルタレント、および日本企業の成長を支援しています。
【会社概要】
会社名:ビズメイツ株式会社(英名:Bizmates, Inc.)(コード番号:9345 東証グロース市場)
代表:代表取締役社長 鈴木 伸明
本社:東京都千代田区神田須田町1-7-9 VORT秋葉原maxim10階
設立:2012年7月3日
URL:https://www.bizmates.co.jp/
【事業内容】
1.ランゲージソリューション事業
・オンラインビジネス英会話「Bizmates」:https://bizmates.jp/
・オンラインビジネス日本語「Zipan」:https://www.zipan.biz/
2.タレントソリューション事業
・外国人ITエンジニアの転職エージェント「G Talent」:https://gtalent.jp
・グローバルIT人材に特化した採用/転職プラットフォーム「GitTap」:https://www.gittap.jp/client
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