【調査結果】管理職以上の99.5%が変革の必要性を認識。それでも、なぜ組織変革は進まないのか
― 組織変革とリーダーシップとコーチングの活用実態 ―
株式会社コーチ・エィ(東証スタンダード:9339)の研究開発部門であるコーチング研究所は、管理職以上のビジネスパーソン221名を対象に、組織変革の現状とコーチング活用の実態に関する調査レポートを公開いたしました。
本調査では、変革の必要性の認識と実行との間に生じているギャップを踏まえ、リーダーの役割やリーダー開発の現状を整理するとともに、企業におけるコーチング活用の実態を調査しました。

| 調査実施の背景
DXやAI活用の進展、事業環境の急速な変化、働き方や価値観の多様化などを背景に、多くの企業で組織変革の重要性が高まっています。一方で、組織変革の重要性が広く認識されているにもかかわらず、その実践に課題を抱える企業は少なくありません。また、変化する環境の中で、リーダーや管理職には、従来のような指示や管理だけでなく、対話を通じて人や組織の変化を促す役割が期待されるようになっています。その結果、企業ではリーダー開発のあり方が改めて問われており、その手段の一つとしてコーチングへの関心も高まっています。
こうした背景を踏まえコーチング研究所では、企業における組織変革への取り組み実態に加え、リーダー開発の現状やコーチングの導入・活用状況について調査を実施しました。本レポートでは、その調査結果をもとに、組織変革、リーダー開発、コーチング活用の現状について整理します。
| 調査レポートの主なトピックス
-管理職以上の99.5%が変革の必要性を認識、実行には大きなギャップ
自社に変化が必要だと回答した人は99.5%となり、変化の必要性は管理職以上の層において広く共有されています。一方で、組織変革に取り組んでいると実感している回答者は約半数にとどまり、必要性の認識が必ずしも具体的な行動や変化につながっていないというギャップが浮かび上がりました。


-上司のリーダーシップが、組織変革の実感を左右
調査では、上司がリーダーシップを発揮していると感じる人ほど、自社が組織変革に取り組んでいると実感する割合が高く、上司のリーダーシップと組織変革への取り組み実感との間に一定の関連が見られました。
-変わるリーダー像、6割超が「リーダー不足」と回答
この3年でリーダーに求められる役割が変化したと回答した人は76%となりました。一方で、自社ではリーダーの数が不足していると回答した人は62%となっており、変化するリーダー像に対して、組織としてどのようにリーダーを開発していくかが課題となっていることが示されました。

-リーダー開発で最も期待される手法は「コーチング」
リーダー開発に有効な手法として、コーチングを挙げた回答者は75%となり、最も多く選ばれました。コーチングが、リーダー開発を支える有効な手法の一つとして認識されていることが確認されました。
-コーチング導入企業で広がる、組織変革の実感
コーチング導入企業では、管理職のマネジメント力向上、社員の主体性や当事者意識の向上、対話文化の定着など、複数の観点で変化・効果が認識されました。コーチングが、個々のリーダーへの支援にとどまらず、組織における人の関わり方や行動にも関わる取り組みとして活用されていることがうかがえます。
|調査レポートの概要

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調査名称 |
組織変革の現状とコーチング活用の実態 ― 変革の難しさに企業はどう向き合っているのか ― |
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調査対象 |
コーチ・エィ発行メールマガジン「WEEKLY GLOBAL COACH」読者のうち、 企業に勤務する管理職以上 |
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調査期間 |
2025年11月28日~12月10日 |
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調査方法 |
メールマガジン記載URLからのWEBアンケート |
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有効回答数 |
221名 |
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調査主体 |
株式会社コーチ・エィ コーチング研究所 |
本調査は、コーチ・エィ発行メールマガジンの読者を対象としているため、回答者にはコーチングやリーダー開発に関心を持つ層が一定程度含まれている可能性があります。本調査は一般企業全体の傾向や、コーチングの効果に関する因果関係を検証したものではありません。
|コーチング研究所について
コーチング研究所(Coaching Research Institute:CRI)は、株式会社コーチ・エィの研究開発部門として2007年に設立されました。コーチ・エィが長年にわたり蓄積してきたコーチングの実践データと知見をもとに、リーダーシップや組織、人と人との関係性に関する調査・研究や、コーチングの効果・機能に関する実証研究を行い、コーチングが人や組織にもたらす変化やそのメカニズムを科学的に検証しています。
| 株式会社コーチ・エィについて
コーチ・エィは、組織変革を実現するエグゼクティブ・コーチング・ファームです。
人と人との関係性に焦点をあて、システミック・コーチング™というアプローチで、組織全体の変革を支援する対話を通じた組織開発を推進しています。
1997年の創業(当時はコーチ・トゥエンティワン)以来、約30年にわたりパイオニアとして日本におけるコーチングの普及・拡大に貢献してきました。クライアントの約8割(売上高比)がプライム市場に上場している大企業です。また、コーチ人材の開発にも力を入れており、今まで1万人以上のコーチを輩出してきました。
2007年にはコーチング研究所というリサーチ専門の部署を構え、世界に先駆けてエビデンス・ベーストのコーチングサービスを提供してきました。豊富なコーチング実績の分析データをもとに、コーチングに関する学術研究や成果の可視化に向けた研究に取り組んでいます。
東京のほか、ニューヨーク、上海、香港、バンコクに拠点を構え、日本企業の海外拠点はもとより、海外現地企業にもコーチングを提供しています。世界的なコーチ養成機関の草分けであるCoach Uを2019年に子会社化するなど、さらなるグローバルネットワークの拡大を図っています。
本件に関するお問い合わせ
株式会社コーチ・エィ IR・広報
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