鹿児島高専生が「デザインと動画」で、地域おこしに協力!
〜地域貢献のため、全国オートバイ神社のステッカーデザインと紹介動画作成〜
鹿児島工業高等専門学校(鹿児島県霧島市 校長:氷室昭三 以下「鹿児島高専」)電子制御工学科2年生の有村春汰さんと濱屋敷遙さんは、地域おこしを目的とした全国オートバイ神社のステッカー制作とPR動画制作を行いました。ステッカーは現在、檍(あおき)神社(鹿児島県曽於市末吉町南之郷)にて販売されています。また鎮座祭(認定式)PR動画についても、本校学生が制作したものが公開されています。
全国オートバイ神社
オートバイ神社はツーリングで立ち寄れる拠点づくりを推進する日本二輪車文化協会(東京)が、賛同する地元の申請を受け、駐車場やトイレの設置を条件に認定しています。今回檍神社が九州では2番目のオートバイ神社として認定されました。
誕生の背景
本校の機械工学科 白石貴行准教授が、鹿児島県曽於市末吉町南之郷の地域おこし活動を行っている「南之郷もりあげ隊」代表の佐野忠昭さんから、同神社が令和4年4月2日(土)に全国オートバイ神社に認定されるため、鎮座祭(認定式)に合わせて神社のステッカーを発売したいので、デザインを考えて欲しいと依頼がありました。白石准教授は鹿児島高専SSD(Supporting Students Dreams)制度による学生の指導を担当しており、動画やデザインに興味のある有村さんと濱屋敷さんが参画して、地域おこしプロジェクトが立ち上がりました。
- 鹿児島高専SSD(Supporting Students Dreams)とは~ 鹿児島高専に在籍する学生に、各種コンテストへの参加や社会貢献への参画を通じて、『将来の自分をかたち作る新たな武器を手に入れてもらう』と共に、『高専生のポテンシャルの高さを世の中に広く情報発信してもらう』ことを目的としています。これまでの実績としては、①教育委員会を通じ、離島の小中学校に出前授業や講話を行った「サイバーセキュリティボランティア」(セキュリティ人材育成事業)。②今まで応募できなかったコンペの部門に挑戦し、147応募作品中12作品の本選進出に選ばれ、審査員特別賞を受賞した「空間デザイン部門応募プロジェクト」。③鹿児島県伊佐市牛尾校区コミュニティとコラボして、地域の伝統や風習を後世に伝える活動に参画した「コミュニティ教科書作りワークショップ」等があります。
活動の様子
コロナの影響で活動が制限されていましたが、白石准教授・有村春汰さん・濱屋敷遙さん・南之郷もりあげ隊で何度もオンラインミーティングを重ね、意見を出し合ってデザイン案を練りました。コロナが落ち着いてきた令和4年3月12日(土)には、有村さんと濱屋敷さんが現地調査で神社を訪ね、南之郷もりあげ隊の方々と初めてオフラインで交流しました。ステッカーデザインに留まらず、イベントのPR動画についても作ろうということになり、二人が協力して動画を制作し、公開しました。
檍(あおき)神社 鎮座祭(認定式)PR動画
https://www.youtube.com/watch?v=WzRkbmBzrvw
令和4年4月2日(土)には全国オートバイ神社の鎮座祭があり、二人は現地スタッフとして参加をして、もりあげ隊の方達と共に、地域おこしのため汗を流しました。また,自分達が制作に携わったステッカーが実際に販売されている現場を見て大変感激し、さらに創作のモチベーションが上がったということでした。なおステッカーも大変好評で、現在も檍神社で販売されています。二人は今後も自分たちのスキルを活かして、地域貢献のため活動していきたいと語っていました。
鹿児島高専について
所在地:鹿児島県霧島市隼人町真孝1460-1
校長:氷室 昭三
設立:昭和38年4月
教育理念
・幅広い人間性を培い、豊かな未来を創造しうる開発型技術者を育成する。
・教育内容を学術の進展に対応させるため、また、実践的技術の発展のため、必要な研究を行う。
地域貢献の基本方針
(1) 地域社会及び地域産業界が抱える課題の把握に努め、地域が必要とする取組みや地域に実りある結果をもたらす活動を推進する。
(2) 産学官連携活動及び地域企業や機関等に対する技術開発支援等を集約的に推進するための組織を設置する。
(3) 教職員及び学生は、地域社会の一員として、地域住民や団体、自治体、の教育機関等との相互協力に努め、地域社会との共生を図る。
URL:http://www.kagoshima-ct.ac.jp/
【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
鹿児島工業高等専門学校 総務課企画係
TEL:0995-42-9020
e-mail:kikaku@kagoshima-ct.ac.jp
~2022年度、高等専門学校制度は創設60周年を迎えます~
https://www.kosen-k.go.jp/Portals/0/60th/
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