【シニアの意識調査】認知症は「誰にでも起こりうる」が9割弱も、脳の健康チェッ ク未受診は6割弱。コスモラボが1,837名に実態調査
50代以上のシニア1,356名以上に『認知症』に関するアンケート調査を実施

シニア専門のマーケティングプラットホーム コスモラボ(会社名:コスモヘルス株式会社、本社:東京都港区、代表取締役社長 小塚 崇史)がシニア層の『認知症』に関するアンケートリサーチのレポートをリリースしました。
本レポートでは、50歳以上のシニア層を対象に、認知症に関する意識と予防への取り組みを調査しました。認知症リスクの理解度や身近な認知症の有無、予防のために行っていることや難しいと感じる点、サプリメントへの考え方、脳の健康チェックの受診状況、日常の交流やデジタル活用の状況などを尋ねています。多くのシニアが認知症は誰にでも起こりうると受け止め、人との会話や運動を通じて予防に取り組む一方、情報の多さや継続の難しさに悩み、意識は高まっても行動に移しきれていない実態が分かりました。
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調査トピックス
◆ 認知症は「誰にでも起こりうる」との認識が9割近くに浸透
認知症は誰にでも起こりうると「そう思う」が87.5%に達し、リスクについても「ある程度は理解している」(67.0%)が最多でした。認知症を身近なリスクとして受け止める意識が、シニア層に広く浸透しています。
◆ 予防の中心は「人との会話や交流」、悩みは情報過多と継続
認知症予防のために行っていることは「人との会話や交流」(72.7%)が突出し、運動や食事、頭を使うことが続きました。一方で「情報が多すぎて、何が正しいかわからない」(38.8%)、「毎日続けるのが大変」(36.3%)といった悩みも目立ちます。
◆ 意識は高まっても行動が伴わない層が最多
1年前と比べた変化では「1年前とあまり変わらない」(37.7%)に次いで「意識は高まったが、行動にはあまり移せていない」(37.2%)が並びました。脳の健康チェックも「受けたいと思っているが、まだ受けていない」(58.4%)が最多で、意識と行動のギャップが課題です。
1:認知症リスクの理解度(有効回答者数:1837名)
認知症リスクの理解度は、「ある程度は理解している」(67.0%)が最も高く、次いで「あまりわからない」(17.7%)、「よく理解している」(12.8%)、「ほとんど知らない」(2.5%)が続きました。
「よく理解している」と「ある程度は理解している」を合わせると約8割となり、認知症リスクに一定の理解を持つシニアが多数を占めます。一方で「あまりわからない」層も一定数おり、分かりやすい情報提供の余地がうかがえます。

2:身近な認知症の方の有無(有効回答者数:1837名)
身近な認知症の方の有無は、「特にいない」(33.2%)が最も高く、次いで「過去に身近にいた」(28.7%)、「周囲の友人・知人にいる」(20.4%)、「離れて暮らす家族にいる」(10.9%)が続きました。
「特にいない」を除くと、過去も含め身近に認知症の方がいると答えた人が多数を占めます。認知症を自分ごととして捉える背景に、身近な経験があることがうかがえます。

3:認知症は誰にでも起こりうるという認識(有効回答者数:1837名)
認知症は誰にでも起こりうるという認識は、「そう思う」(87.5%)が最も高く、「そうは思わない」(12.5%)を大きく上回りました。
9割近くが認知症を誰にでも起こりうるものと捉えています。特別な人だけの問題ではなく、自分自身にも関わるリスクとして広く認識されていることが分かります。

4:認知症予防のために行っていること(複数回答可)(有効回答者数:1837名)
認知症予防のために行っていることは、「人との会話や交流」(72.7%)が最も高く、次いで「ウォーキングなどの軽い運動」(50.8%)、「栄養バランスの取れた食事」(45.8%)、「パズルや計算など頭を使うこと」(44.6%)が続きました。
会話・運動・食事・脳の活性化といった、日常生活の中で無理なく続けられる取り組みが幅広く実践されています。特に人との交流が最上位となり、つながりを保つことが予防の要と受け止められていることがうかがえます。

5:認知症を予防したい理由(有効回答者数:1837名)
認知症を予防したい理由は、「家族に迷惑をかけたくないから」(44.7%)が最も高く、次いで「できるだけ自分らしく過ごしたいから」(33.2%)、「旅行や趣味など、やりたいことを続けたいから」(15.4%)、「医療や介護の費用が気になるから」(5.6%)が続きました。
家族への配慮と、自分らしい生活を続けたいという思いが予防の大きな動機となっています。周囲への負担を避けたい気持ちと、自立した暮らしへの願いが、予防行動を支えていると考えられます。

6:予防の取り組みで難しいと感じる点(複数回答可)(有効回答者数:1837名)
予防の取り組みで難しいと感じる点は、「情報が多すぎて、何が正しいかわからない」(38.8%)が最も高く、次いで「毎日続けるのが大変」(36.3%)、「効果を実感しにくい」(33.9%)、「特に困っていない」(23.0%)が続きました。
情報の取捨選択や継続、効果の実感しにくさが予防の壁となっています。信頼できる情報を分かりやすく届け、続けやすく効果が見える形で支援することが、取り組みの後押しにつながりそうです。

7:認知症予防のサプリメント使用への考え方(有効回答者数:1837名)
認知症予防のサプリメント使用への考え方は、「効果があれば使ってみたい」(44.5%)が最も高く、次いで「あまり効果がなさそう」(25.7%)、「興味がない」(19.3%)、「興味があり、試してみたい」(6.9%)が続きました。
効果が確認できれば使ってみたいという条件付きの前向きな層が最多を占めます。一方で効果への懐疑や無関心も一定数あり、効果の裏づけを示せるかどうかが受け入れの分かれ目になると考えられます。

8:サプリメント選びで重視する点(複数回答可)(有効回答者数:1837名)
サプリメント選びで重視する点は、「医学的な根拠があるか」(57.0%)が最も高く、次いで「実際に効果が感じられるか」(54.9%)、「価格」(44.7%)、「販売元やメーカーの信頼性」(25.1%)が続きました。
医学的な裏づけと実感できる効果が重視され、価格や信頼性がそれに続いています。科学的根拠を分かりやすく示し、続けやすい価格で提供することが、選ばれるための鍵になりそうです。

9.脳の健康チェック検査の受診状況(有効回答者数:1837名)
脳の健康チェック検査の受診状況は、「受けたいと思っているが、まだ受けていない」(58.4%)が最も高く、次いで「受ける予定はない・興味がない」(19.9%)、「専門の医療機関で検査を受けた」(15.7%)、「スマートフォンのアプリなどでセルフチェックした」(4.2%)が続きました。
受診意向はあるものの、まだ行動に移せていない層が約6割と最多です。関心を実際の受診につなげるには、気軽に受けられる機会やきっかけづくりが求められています。

10.家族以外の人との交流頻度(有効回答者数:1837名)
家族以外の人との交流頻度は、「ほぼ毎日」(60.2%)が最も高く、次いで「週に2~3回程度」(25.4%)、「週に1回程度」(6.6%)、「月に2~3回程度」(4.5%)が続きました。
6割が家族以外とほぼ毎日交流しており、日常的なつながりを保つシニアが多いことが分かります。人との会話や交流が予防の中心となっている実態とも重なる結果です。

11.健康管理・情報収集でのスマホ・パソコンの活用方法(複数回答可)(有効回答者数:1837名)
健康管理・情報収集でのスマホ・パソコンの活用方法は、「ニュースサイトやYouTubeで健康情報を探す」(41.3%)が最も高く、次いで「歩数計アプリや健康管理アプリを使う」(36.0%)、「脳トレアプリやゲームをする」(32.7%)、「SNS(LINE、Facebookなど)で友人と交流する」(30.1%)が続きました。
情報収集から健康管理、脳トレ、交流まで、デジタル機器が多面的に活用されています。シニア層にとってスマホやパソコンが予防や健康維持の身近な手段となりつつあることがうかがえます。

12.1年前と比べた予防意識・行動の変化(有効回答者数:1837名)
1年前と比べた予防意識・行動の変化は、「1年前とあまり変わらない」(37.7%)が最も高く、次いで「意識は高まったが、行動にはあまり移せていない」(37.2%)、「以前よりも非常に意識が高まり、行動も増えた」(24.1%)、「以前よりも関心が薄れた」(1.0%)が続きました。
意識が高まった層は行動が伴っているかどうかで分かれており、意識と行動のギャップが浮き彫りになっています。関心を具体的な行動へと橋渡しする支援が、予防を前進させる鍵になりそうです。

総評
本調査では、50歳以上のシニア層の多くが認知症を身近なリスクとして受け止めていることが分かりました。認知症は誰にでも起こりうると「そう思う」が87.5%に達し、リスクについても「ある程度は理解している」(67.0%)が最多です。身近に認知症の方がいた経験を持つ人も多く、こうした背景が認知症を自分ごととして捉える意識を支えていると考えられます。
予防への取り組みは、「人との会話や交流」(72.7%)を筆頭に、運動や食事、頭を使うことなど日常に根ざした行動が幅広く実践されています。予防したい理由では「家族に迷惑をかけたくないから」(44.7%)が最も多く、家族への配慮と自分らしい生活を続けたい思いが動機となっています。実際に家族以外とほぼ毎日交流する人が60.2%にのぼり、つながりを保つことが予防の要と受け止められています。
一方で課題も明確です。予防の取り組みでは「情報が多すぎて、何が正しいかわからない」(38.8%)や「毎日続けるのが大変」(36.3%)といった悩みが上位を占めました。脳の健康チェックも「受けたいと思っているが、まだ受けていない」(58.4%)が最多で、1年前と比べた変化でも「意識は高まったが、行動にはあまり移せていない」(37.2%)層が目立ち、意識と行動のギャップが浮かび上がっています。
サプリメントについては「効果があれば使ってみたい」(44.5%)という条件付きの前向きな層が最多で、選ぶ際には「医学的な根拠があるか」(57.0%)や「実際に効果が感じられるか」(54.9%)が重視されています。総じて、シニア層の予防意識は高い水準にあり、信頼できる情報を分かりやすく届け、続けやすく効果の見える形で支援することが、高まった関心を実際の行動へとつなげる鍵になると考えられます。
コスモラボについて
コスモラボは、シニアに特化したマーケティングサービス全般を提供しています。
主に60歳以上の約30万人のシニア会員を対象に、広告、アンケートリサーチ、インタビュー調査、ホームユーステストなど、多彩な調査手法で企業のマーケティング活動を支援します。
調査概要
◾️調査方法:ネットリサーチ
◾️調査地域:全国
◾️対象者 :「コスモラボ」のアンケートモニター
◾️回答総数:1837
◾️調査対象期間:2026年5月20日
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https://cosmolab.jp/report/dementia_2605/
また、併せて広報担当までご連絡をお願いいたします。
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会社概要
◾社名 :コスモヘルス株式会社
◾代表者:代表取締役社長 小塚 崇史
◾本社 :東京都港区新橋1-12-9-10F
◾設立 :1984年7月1日
◾資本金:1億円
◾URL :https://www.cosmohealth.co.jp/
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