【開催報告】サカナバッカ、実店舗を持たない食品生産者の認知拡大を支援
~軒先スペース活用で生産者・店舗・消費者に新たな「食の体験」を提供~
「生鮮流通に新しい循環を」をビジョンに掲げる株式会社フーディソン(本社:東京都中央区、代表取締役CEO山本徹、証券コード:7114、以下当社)が運営する魚屋sakana bacca(以下サカナバッカ)は、各路面店3店舗の軒先スペース(=店舗前の小さな販売スペース)を活用し、こだわりの食品を製造・販売する生産者とのコラボレーションによる軒先販売を試験的に実施いたしました。添加物に頼らないキムチの素を手がける「福耳キムチ」様にご出店いただき、ご来店されたお客様に「魚介×キムチ」という新しい食べ方をご提案、好評を博しました。
本取り組みは、まだ知られていない地域のこだわり食材やユニークな食品をより多くの方にお届けし、生産者・店舗・お客様の三者が「おいしい体験」でつながる仕組みを創出する試みとして実施いたしました。これからも地域経済の活性化や、埋もれてしまっている良質な産品の普及に貢献してまいります。

本取り組みの背景と成果
この取り組みは、実店舗を持たない食品生産者の方々が抱える「首都圏での認知獲得」「お客様のリアルな反応を知る機会不足」といった課題に対して、サカナバッカの店舗スペースを一時的に開放することで支援したものです。
サカナバッカが展開する中目黒・都立大学・中延の路面店3店舗は、いずれも東京都内の生活導線上に位置しており、お客様とのリアルな接点を生み出せる好立地にあります。今回の取り組みでは、この立地を活かして、鮮魚と相性の良い調味料や加工品との組み合わせを提案し、商品の魅力をより立体的に伝えることができました。また、店舗側にとっては売り場の新たな活用となり、生産者にとっては新たな顧客獲得の機会となるなど、双方にとってメリットのある“Win-Win”の取り組みとなりました。
福耳キムチ・内藤さんのコメント

当社は今回、サカナバッカ様の店頭にて初のコラボ販売に挑戦いたしました。常設店舗を持たない当社にとって、このような機会は貴重であり、鮮魚と発酵食品の相性の良さを実感するとともに、普段出会えないお客様との対話から多くの気づきを得ることができました。「ばくだんキムチ」などの商品は好評をいただき、販売を通じてブランドの魅力を直接伝える手応えも感じました。今後はさらなる目標売上を掲げ、酒屋様や八百屋様とのペア提案や、低利用魚や地域食材を活かした新たな展開にも挑戦していけたらと思っております。今回の経験を通じて、店舗がなくても出店のチャンスは広がることを実感しました。
当社サカナバッカ事業部・山本のコメント
今回の取り組みは、販路や認知拡大に課題を抱える中小食品生産者の力になりたいという思いから実施しました。全国の水産品を扱ってきたサカナバッカは、生産者の情熱や商品の背景にあるストーリーの大切さを実感しています。私たちの店舗の軒先という地域密着の場を活用することで、お客様と生産者が直接つながり、商品の魅力を伝え合う機会が生まれます。実際にご出店いただいた福耳キムチ様からは、新たな顧客層との出会いや販売方法の広がりといった成果の声をいただきました。また、当店にとっても普段はない新しい商品が生まれ、お客様にも食を楽しんでいただけたと感じています。今後もサカナバッカは、生産者の皆様とともに、質の高い食の魅力を広める取り組みを続けてまいります。
福耳キムチについて
福耳キムチは、和食の板前として16年の経験を持つ職人が手がける、本格発酵キムチの専門ブランド。「美味しいから食べたいが健康につながる」をコンセプトに、自然な発酵の力で健康をサポートする商品を提供しています。キムチの製造には、国産のふじりんご、いりこ、鰹節、アミエビなどを使用し、保存料や着色料等を加えず素材の旨味を最大限に引き出すことで、深い味わいと豊かな風味を持つキムチが完成します。また、「全国キムチ化計画」と題し、規格外や認知度の低い食材を活用したキムチの開発にも取り組んでおり、一次産業の活性化やフードロスの削減を目指し、地域と環境への貢献を図っています。福耳キムチの商品は、オンラインショップを通じて全国に提供されており、様々なアレンジレシピも提案。日々の食卓に新たな彩りと健康をもたらすことを目指しています。
福耳キムチURL:https://fukumimijirushi.com/
サカナバッカについて
サカナバッカは都内に9店舗(中目黒、都立大学、中延、エキュート品川店、五反田、エキュートエディション新橋店、グランスタ東京店、グランスタ丸の内店、エキュート秋葉原店)、埼玉に1店舗(エキュート大宮店)を展開する魚屋です。日本の豊かな「魚食」の文化を一般の方にも広く伝えたいという想いから、日本の風景から減りつつある街の魚屋をモダンにアップデートし、食べて美味しいだけではなく、魚を知り、体験できるお店作りを目指して、東京ではあまり流通していない魚種や高鮮度の鮮魚を産地や市場から仕入れています。SNSやECなども活用し、オンラインとオフラインを掛け合わせた新しい購買体験を提供することで魚離れの進む若い世代も含め幅広い世代にご利用いただいています。
サカナバッカURL:https://sakanabacca.jp/

株式会社フーディソン 会社概要

URL |
|
代表者 |
代表取締役CEO 山本徹 |
所在地 |
〒104-0054 東京都中央区勝どき3-3-7 ケンメディアビル5階 |
設立 |
2013年4月1日 |
事業内容 |
飲食店向けの食品Eコマースサービス『魚ポチ』の運営、 個人向け鮮魚セレクトショップ『sakana bacca』の運営、 食品事業者向け人材紹介サービス『フード人材バンク』の運営 |
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像