iU、「妄想学」で日本のイノベーションを加速するプロジェクトをスタート
-株式会社要とともに、自由で楽しい発想である「妄想」を起点とするビジネス手法開発-
- 妄想学の共同研究プロジェクト
妄想学とは、妄想を起点にイノベーションを社内外で起こす手法であり、主に次の5つの分野にまたがり、構築されます。
・アイデア発想法
・コミュニケーション法
・コラボレーション法
・妄想を取り入れるマネジメント法
・妄想起点のコミュニティ形成手法
妄想を活用したビジネスづくりのために、これらの手法を一元的に学ベるようにすることで、妄想起点のビジネス作りや、それへの転換を行うことを目指します。
共同研究プロジェクトは3カ年計画で以下3点を行います。
❶妄想学のカリキュラム化
❷大学での授業実施と企業向け講座での実施を通じて、ケーススタディの蓄積
❸妄想起点のビジネス創発とオープンイノベーション創出のためのコミュニティ形成
東京都墨田区のiUキャンパスを拠点に、妄想協会と、iU松村太郎研究室(#iUdcba)、オープンイノベーションをテーマとする情報発信メディア「iU Journal」が中心となり、研究を推進して参ります。
- 妄想による社会変革
我々は日常生活の中で、社会的な常識や、物理法則、現在の学問や技術における常識など、実に多くのことを疑わずに生活しています。これらに疑いを持ち、異なる考え方を持つことが「妄想」と位置づけられています。
しかし、人間の社会の進歩は、常識、当たり前とされていたことを否定し、人々の行動が変容し、成功したパターンについて、これをイノベーションともてはやしてきました。
そうした妄想がなければ、死の恐れの対象である「火」を使って文明を開化させなかったかも知れないし、物理法則に反する「空を飛ぶこと」が生まれていなかったかも知れないし、携帯電話にはダイヤルボタンが存在し続けていたかも知れないし、人工知能が人に知識を教えるようにはなっていなかったのではないでしょうか。
- iUにおける要の妄想学を通じた教育支援
妄想学を構築する現場であるiUでは、大学1年次から起業を経験するビジネスと密着したカリキュラムが組まれています。妄想学を通じて、要は、大学1年、大学2年次向けのビジネスプランを作り上げる授業「イノベーションプロジェクト」において、妄想学を導入し、より自由で活発なイノベーションを伴うビジネスプランの構築に役立てていきます。
2023年前期は、5月19日(金)13時からiUにて行われる「イノベーションプロジェクトI(B)」において、要と妄想協会による妄想学の特別講義を行い、常識にとらわれない発想をいかにビジネスに結びつけるか?を学んだ上で、学生のビジネスプランにフィードバックする計画です。
- 妄想によるブレークスルー、イノベーションを日本の活力に
個人がいきなり、「常識にとらわれない思考」に至ることは難しく、無意識のうちに常識に戻ってきてしまいます。また中小企業から大企業まであらゆる組織において、生産性向上と、空いたリソースによる行動変容を伴う新しい製品やサービスを生み出す「イノベーション」が求められますが、円滑なイノベーション創出が行われている状況にありません。
妄想学は、自由で楽しい発想である妄想をポジティブに受け止め、これをビジネスに変換する手法を学ぶことができるようにすることで、あらゆるサイズのビジネスに対して、イノベーションのきっかけを提供できるようになります。
妄想を日本の経済と社会の発展に役立てることを、本プロジェクトの目的としたいと考えています。そして、妄想と共に生きる人を、一人でも多く増やしていくことを目指します。
<株式会社要について>
ビジョン「Friend of Dreamers」を掲げ、社員の自己実現を通し世の中にハピネスを生み続ける株式会社要。本社は東京都千代田区、2010年設立のIT開発会社です。児童虐待予防のリスク予測システム「MAMORUKO」や路面自動計測システム「セーフロードV」など社会課題解決型のプロダクトを提供しています。世の中にこんなのがあったらいいなを投稿できるプラットフォーム「MouMa」を3年前に公開し、妄想業界に参入しています。
https://www.kanamekey.com/ 会社サイト
https://hp.mouma.app/ MouMa公式サイト
<妄想協会について>
一般社団法人妄想からアイデアを共創する協会は「妄想を人々の知的生産のトリガー」にするというミッションを掲げ、2021年に設立しました。アイデア発想力と共創コミュニケーション力をトレーニングする、妄想アイデアトレーニング「モウトレ」というワークショップを通じた啓発事業と、トレーナーの育成事業、妄想学の普及事業を行っています。
https://www.mou-sou.org/
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