営農型の太陽光発電施設「リエネソーラーファーム東松山」産太陽光発電の下で育った野菜を軽井沢の2ホテルで提供
コンポストを活用した食の循環の取り組みを開始
具体的には太陽光発電施設の下にある農地で収穫した人参・枝豆を2施設で提供します。環境価値の高い「リエネソーラーファーム東松山」で収穫した野菜を当社グループが運営するホテルで提供することで、当社グループの環境の取り組み、そしてソーラーシェアの認知度を高めることをめざします。
さらにホテルで発生した食品残渣をホテル敷地内に設置したコンポストを活用して堆肥化し、「リエネソーラーファーム東松山」の農地で肥料として活用する、食の循環の取り組みも開始します。
東急不動産ホールディングスグループでは「環境経営」を経営目標の一つに掲げており、これからもグループ内で連携し、様々な形での環境取り組みを進めて参ります。
■今回の取り組みの概念図
■ソーラーシェアとは
ソーラーシェアは太陽光発電施設を設置した地面を農地として活用するもので、土地を有効活用できることで注目を集めています。この事業を展開・普及するため、効率的な開発及び運営の手法の研究や、最適な発電量を確保するための検証、そして作物の生育データの収集・分析を通した収穫高や栽培品質に影響の少ない営農の実証など、様々な実証実験を行う「リエネソーラーファーム東松山太陽光発電所(以下、「本発電所」)」を2022年12月28日に運転開始いたしました。本発電所での実証実験によるノウハウを獲得することで今後のソーラーシェア事業の拡大と食料・農業課題解決を実現します。
この実証実験にあわせて本発電所の近隣に開設された地域共生取り組みの活動拠点「TENOHA東松山」においては様々な実証活動を通じて、ソーラーシェアの更なる普及と、近隣住民との共生を目指します。
■東急ハーヴェストクラブにおけるコンポスト設置の取り組み
東急リゾーツ&ステイと東急不動産は、生ごみの排出量を抑え、さらに今まで廃棄物として取り扱っていた生ごみを有効活用する取り組みとしてコンポストを導入し、生ごみを良質な堆肥に変え、できた堆肥は自社収穫体験施設や提携農家において農作物の育成に活用します。さらに、提携農家から農作物を仕入れ、ホテルにて提供することで、食の循環と地産地消の実現を目指します。コンポスト「バイオクリーン」では投入する生ごみの約85%を減量する事が可能です。(投入する生ごみの状態により変動します) ※スターエンジニアリング株式会社調べ
2025年度には東急ハーヴェストクラブ全施設(提携施設除く)への導入を予定しております。
■太陽光発電の下で育成した野菜を軽井沢にある2つのホテルで提供
東急ハーヴェストクラブ軽井沢 VIALA annex軽井沢
店名:ブッフェレストラン「asama dining」
(東急ハーヴェストクラブ内)
料金:夕食 13歳以上 6,050円
朝食 13歳以上 2,695円
営業時間:夕食 17:30~21:00
朝食 7:00~10:00
公式サイト:
東急ハーヴェストクラブ軽井沢 VIALA annex軽井沢
(東急ハーヴェストクラブ会員様専用サイト)
URL:https://www.harvestclub.com/Un/Hotel/Rt/
ホテルハーヴェスト軽井沢公式サイト
URL:https://www.resorthotels109.com/karuizawa/
※表示価格には消費税が含まれます。
KYUKARUIZAWA KIKYO,Curio Collection by Hilton
店名:カジュアルダイニングà table
料金:朝食
ブッフェのみ 13歳以上 3,729円
フルブレックファスト(ビュッフェ+メイン)
13歳以上4,786円
営業時間:7:00~9:30
公式サイト:https://www.kyukaruizawa-kikyo.com/plans/restaurants/plan-cat/breakfast
※表示価格にはサービス料、消費税が含まれます。
■東急リゾーツ&ステイ株式会社のSDGsブランド「もりぐらし®」について
「もりぐらし®」の取り組みは、都市と自然、事業と社会課題の解決を結び付け、持続可能な事業活動を通じて社会的な課題の解決を目指す共通価値創造、CSV(Creating Shared Value)を基にしています。森のアクティビティやグランピング、ワーケーションといった、地域の共有財産である森との調和やサステナビリティを包含し、地域住民・従業員が一体となった地域課題解決・自然保護を目指した取り組みを推進しています。
本件では、地域の方々と共に地産地消、生ごみの減量化などの取り組みを行ってまいります。
■本発電所の概要
事業名 | リエネソーラーファーム東松山 太陽光発電所 |
所在地 | 埼玉県東松山市上野本1077-1 外9筆 |
地目 | 田(一部敷地の地目変更予定) |
用途地域 | 市街化調整区域 |
農地種別 | 農用地区域(青地) |
発電出力 | DC:378.78kW AC:248kW |
稼働開始時期 | 2022年12月 |
営農計画
営農者 | 個人 |
所在地 | 埼玉県東松山市上野本1077-1 外9筆 |
営農作物 | 米、人参、ブルーベリー、枝豆 等 |
営農の開始時期 | 2022年6月 |
東急不動産の関与 | 水稲及び露地野菜、果樹の栽培に協力し、作物の買取、東急不動産のリゾート及び商業施設等での活用を予定している。 |
本発電所のHP:https://solrfarm.jp
参考資料
動画:リエネソーラーファーム東松山
事業紹介:https://youtu.be/75EC4EUb3S0(映像尺:2分44秒)
※リエネソーラーファーム東松山で昨年行った収穫体験の風景などを収録しています
■東急不動産の再生可能エネルギー事業「ReENE(リエネ)」について
東急不動産は、「ReENE(リエネ)」という事業ブランドで、再生可能エネルギー事業を展開しています。「Re-creating the Value(未来に、新しい価値を)」と「Edit Next Energy(次の時代を作るエネルギーを)」という2つの志を組み合わせ、2018年に誕生しました。
これまで東急不動産は、総合不動産デベロッパーとして都市再開発、宅地やリゾートなど大規模な街づくりをはじめ、多岐にわたる開発事業を行ってきました。地域・社会・環境にかかわる様々な課題とも向き合い解決策を模索する中で培われてきた経験はリエネの中でも活かされています。
東急不動産は、2016年に専任部門を設立して本格的な取組みを開始しました。「脱炭素社会の実現」「地域との共生と相互発展」「日本のエネルギー自給率の向上」の3つの社会課題の解決を掲げ、これまでに開発中事業を含め全国89事業(内訳:太陽光発電事業(ルーフトップ等1事業含む)72事業、風力発電事業12事業、バイオマス発電事業5事業)、定格容量1,582MWの事業に携わってきました(2023年5月末現在)。
今後も、再生可能エネルギーの成長とともに、再生可能エネルギーをベースとした地域社会へのソリューション提供を図ってまいります。
ReENEホームページ https://tokyu-reene.com/
■長期ビジョン「GROUP VISION 2030」でめざす、「環境経営」と「DX」の取り組み
東急不動産ホールディングスは2021年に長期ビジョン「GROUP VISION 2030」を発表しました。多様なグリーンの力で2030年にありたい姿を実現していく私たちの姿勢を表現する「WE ARE GREEN」をスローガンに、「環境経営」「DX」を全社方針として取り組んでいます。
HDの中核企業である東急不動産では「環境先進企業」をめざして様々な取り組みを積極的に進めており、2022年末には事業所及び保有施設※の100%再生可能エネルギーへの切り替えを完了しました。
※一部の共同事業案件などを除く
貢献するSDGs
東急不動産ホールディングス「GROUP VISION 2030」について
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/group-vision-2030/
東急不動産ホールディングス「中期経営計画2025」について
https://www.tokyu-fudosan-hd.co.jp/ir/mgtpolicy/mid-term-plan/
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