岩手大学にプロティアン・キャリア教育を実施、主体的にキャリアの道を考えるきっかけに
プロティアン・キャリア協会の認定者11名が「キャリアを考える~プロティアンズがやってくる~」を実施
組織と個人のより良き関係性構築と個人の主体的なキャリア開発を支援する一般社団法人プロティアン・キャリア協会 (東京都新宿区、代表理事:田中研之輔・有山徹、以下、「当協会」)は、「現代版プロティアン・キャリア教育」授業を開発・提供しています。この授業は小中高校、大学への出前授業を実施してきた当協会メンバーによるキャリア教育プログラムです。このたびプロティアン・キャリア協会の認定者11名が、国立大学法人岩手大学で教養教育科目「キャリアを考える~プロティアンズがやってくる~(担当:喜多一美理事)」を実施しました。今回は当協会の教育ラボとプロティアン協会東日本支部との合同で実施いたしました。
無償授業の詳細とお申し込みはこちら:https://protean-career.or.jp/protean-education
岩手大学へのプロティアン・キャリア教育提供背景
岩手大学は「岩手大学ビジョン2030」の中のセントラルドグマ(中心命題)として、卒業生宮沢賢治の考えである「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」(Well-being)を受け継ぎ、誰一人取り残さない持続可能な社会の実現を目指しています。また2023年10月に「キャリア教育方針」の再定義を行い、大学に関わる様々なステークホルダーと連携しながら、『自律的なキャリアデザインに必要な知識と主体的に進路を選択する能力』を育成していくことを方針として掲げています。
予測不能なVUCA時代を切り拓き、力強く生きる力を持ったレジリエントな人材の育成を掲げており、プロティアン・キャリア協会の「心理的成功」と非常に親和性が高く、今回の授業実施にいたりました。
授業概要
実施日:2023年12月20日(水)
受講生:国立大学法人岩手大学 約110名
参加講師:11名(協会認定者)
髙屋敷順子(岩手大学地域協創教育室キャリア教育グループ)・荒田真一郎・五十嵐篤・井上敬仁・久保寺司郎・黒岩乙水・佐野真裕美・立花明彦・眞殿裕美・山岡みゆき・山本幸治
授業内容:「キャリアを考える~プロティアンズがやってくる~」(100分)
最初にミニレクチャーでプロティアン理論の基本的な考え方を学び、一人一人が自分自身をどう理解し、100年時代をどう生きていくのか、ワークを通して考える時間を持ちました。
ワークのキーワードは「価値観」。日頃何気なく行っている行動や、自分自身の経験などを改めて言語化していきました。そしてそれらを、学生同士や様々な分野で自分自身の強みをいかして活躍する社会人たち11名の対話を通して、自分自身のキャリアや価値観を新たな視点で見つめなおしていきました。最後に今日の学びについて振り返りを行い、打ち解けた雰囲気の中で自由に発言する時間をみんなで共有しました。
学生の感想(原文記載、一部抜粋)
・価値観ワードを3つ選択するというワークに取り組んでみて、初めて自分が何を大切に、何を軸に生きているかが明確になったように思う。ファシリテーターの方々それぞれの価値観も、グループワークで友達の価値観を知れたのも、自分との共通点や相違点に気づくきっかけとなった。私の選んだ3つの単語を言うと友人から「私らしい」と言ってもらえた。自分が大事にしていてそうありたいと思う価値観と、友人からみた自分の人物像が合っていたのは純粋に嬉しかった。また、「こんな言葉も当てはまるのではないか」と言われ、自分では気づかなかった自身の特徴に気づくことができたのは、今の私にとってとても大きな成長だったと思う。
・自分の将来のための選択に「迷う」ということは財産であり、そして「迷える」ということは絶好のチャンスである。そう感じた時間となりました。その選択が、成功であれ失敗であれ、必ず躍進のバネになるということ、正解は定まっておらず、苦しい時こそいかに自分自身のレールを敷けるかが大切であるということを、ファシリテーターの方々の生き生きとした姿から学ぶことができました。私も、あのような素敵な笑顔で、胸を張ってキャリアを語れる人生を送りたいと感じました。
久保寺司郎:プロティアン・キャリア協会 東日本支部長より
学生たちと対話する経験は、私たちにとって非常に意義深いものでした。学生たちの熱意と真剣な姿勢は感動的で、彼らの自己開示や自己理解、変化対応力、キャリア自律性に対する考え方を聞くことができ、私たちも新しい視点を得ることができました。
また、この授業を通じて、私たちの経験や知識を共有することで学生たちのキャリアに対する考え方に寄り添いサポートすることができ、岩手大学と共に学んだ学生たちに感謝しています。
授業の様子
プロティアン・ラボとは
協会理念「プロティアン・キャリア理論の普及による組織と個人のより良き関係の創出と、個人の主体的な自己変革型キャリア開発支援」を実現するために、当協会の認定者が自主的に運営する研究所です。
特別顧問の田中研之輔教授が提唱する「現代版プロティアン・キャリア理論」を基礎研究としてリスペクトしつつ、ダイバーシティ&インクルージョンな現代社会に対応すべく、積極的に研究員が持つ知見やノウハウ、アイデアを取り入れて実験し、試行錯誤し、化学反応を起こしながら創発的により良いものを生み出す場としています。
2021年に設立以来、キャリア教育、若手、ミドル、シニア、アイデンティティ、アダプタビリティ、育児、女性、アスリート、組織開発ラボの合計10のラボで活動しています。
当協会概要
正式名称:一般社団法人プロティアン・キャリア協会
所在地:東京都新宿区西新宿3-2-9新宿ワシントンホテルビル本館2F
事業概要:個人の主体的なキャリア開発と組織と個人のより良き関係創出の支援
代表理事:田中 研之輔(法政大学キャリアデザイン学部 教授)/有山 徹 (4designs株式会社 代表取締役CEO)
設立年月:2020年3月
協会WEBサイト:https://protean-career.or.jp/
メディア「Protean」:https://protean-career.or.jp/column/
Facebook:https://www.facebook.com/protean.fb
Linkdln:https://www.linkedin.com/company/72986319/admin/
お問い合わせ先:info@protean-career.or.jp
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