採用AIエージェント「HRmony AI」、面接評価の自動化と書類選考支援機能を強化

Zoom連携による面接録画の自動評価と採用管理ツール連携で、採用人事業務プロセス全体の効率化・標準化を実現

グッドパッチ

株式会社グッドパッチ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:土屋尚史、証券コード:7351、以下「グッドパッチ」)は、採用人事業務の効率化と標準化を実現するAIエージェント「HRmony AI」において、面接評価や書類選考業務の効率化を実現する新機能を提供開始しました。
今回のアップデートでは、Zoom連携による面接録画データの自動取得・AI評価生成機能、およびブラウザ拡張機能を活用した各種採用管理ツール(ATS)上での書類選考AI支援機能を追加。これらにより採用担当者は定型的な業務を減らし、候補者との対話や体験設計など、採用活動の質を向上させる業務に注力できる環境を提供します。

要約

・グッドパッチは、採用業務を効率化・標準化するAIエージェント「HRmony AI」に面接評価の自動化と書類選考支援を強化する新機能を追加

・Zoom連携による面接録画の自動評価と、ブラウザ拡張機能によるATS上での書類選考AI支援により、採用業務の効率化と評価基準の標準化を実現

・募集から面接評価までの主要プロセスをAIで支援し、候補者体験の向上に集中できる環境を提供

背景

近年、企業を取り巻く人材採用環境は大きく変化し、人材の獲得競争は年々厳しさを増しています。

こうした中で、採用担当者は求人票の作成、候補者スカウト、書類選考、面接準備・評価といった膨大な業務に追われ、面接後の評価記述や応募書類の選考など時間のかかる定型業務の作業時間が増加し、負担が大きくなっています。その結果、本来注力すべき候補者との対話や、候補者体験の設計といった戦略的な採用活動に十分なリソースが割けない課題が深刻化しています。さらに、面接官や担当者による評価のばらつきが生じやすく、採用基準の統一が困難という構造的な問題も顕在化しています。


グッドパッチでは2011年の創業以来、UI/UXデザインの強みを生かし、スタートアップから大企業まで、さまざまな企業のデザインパートナーとして、企業の課題解決や価値創造を支援してきました。その過程で見えてきたのは、採用候補者を含めた組織に関わる人々の体験(People Expereince)の向上が事業やサービスの質に影響するということでした。


PXを高めるには、まず入口となる「採用の現場」の課題解決が欠かせません。


そこで、グッドパッチはAIを活用した採用特化型エージェント「HRmony AI」を立ち上げ、2025年10月に正式リリース(※)。今回、採用担当者がさらなる採用活動全体の質向上や候補者体験設計に向き合える環境を提供するため、特に業務負荷が大きい面接評価記述と書類選考の効率化に焦点を当てた機能を追加しました。

グッドパッチ、採用業務を効率化するAIエージェント 「HRmony AI」を正式リリース(2025年10月)

新機能の詳細

1.面接評価の自動化機能

Zoomとの連携により、面接の録画データを自動取得し、面接終了後に自動的にAIによる面接評価を生成する機能です。客観的な評価基準を基にした面接評価により、面接官による評価のばらつきを低減するとともに、評価の「原案」をAIが作成することで、評価記述業務を効率化します。

解決できる課題(一例)

  • 面接後の評価記述業務に時間がかかり、面接官の負担が大きい

  • 面接官によって評価基準にばらつきが生じ、採用品質が不安定になる

  • 評価の観点が属人化し、重要なポイントを見逃してしまう

  • 評価を記述する時間がなく、採用判断が遅れてしまう

2.ブラウザ拡張機能による書類選考支援

各種採用管理ツール(ATS)の画面を開いた状態で、HRmony AIのブラウザ拡張機能を使用することで、書類選考をAIで自動化する機能です。ATSの画面上で直接HRmony AIの書類選考機能を利用でき、データ移行の手間を減らすことが可能になります。また候補者の履歴書・職務経歴書をワンクリックで解析し、採用要件とのマッチ度を算出します。

解決できる課題(一例)

  • 大量の応募書類の選考に時間がかかり、他の業務に手が回らない

  • ATSとAIツール間のデータ移行に工数がかかる

  • 担当者によって書類評価の基準にばらつきが生じる

  • 適性やスキルのマッチ度を客観的に判断することが難しい

ATSの画面を開いた状態でHRmony AIでの書類選考中のイメージ図

HRmony AIが提供できる価値

今回の機能追加により、HRmony AIは「募集」「スカウト」「書類選考」「面接」「面接評価」という採用プロセスの主要フェーズすべてを一貫してAIで支援するプラットフォームへと進化します。

各プロセス間で情報が継承される設計により、採用要件で定義されたペルソナや評価基準が、書類選考のマッチ度判定、面接スクリプト生成、そして面接評価に一貫して連携されます。この統合されたデータフローにより、AIは企業ごとの「活躍人材」の定義を学習し、将来的には自社にマッチする人材の早期見極めや活躍人材のレコメンドなど、HRmony AIを利用する企業における採用業務の「質の向上」へと進化していくことを目指しています。

新機能デモンストレーション会のご案内

今回追加した新機能を実際にご体験いただけるデモンストレーション会を開催します。

開催概要

  • 開催形式:オンライン

  • 開催日時:複数日程(申し込みフォーム参照)

  • 参加費:無料

  • 対象:採用担当者・人事責任者・経営者

  • 内容:

    • 新機能(面接評価自動化・書類選考支援)のライブデモンストレーション

    • HRmony AI活用による採用業務効率化事例のご紹介

    • 質疑応答・個別総会

  • 参加方法:デモンストレーション会申し込みフォームより、お申し込みください

HRmony AIについて

「HRmony AI」は、日常的な人事採用業務を、AIを使い効率化・標準化する、採用特化型のAIエージェントサービスです。募集・スカウト・書類選考・面接・面接評価など、採用における主要なプロセスにフィットしたAI活用機能を提供。候補者体験の向上など人事担当者が介在すべき部分に、担当者が注力できる環境づくりを後押ししていくことで、企業の採用力の強化と組織力の向上に寄与します。

主な機能

  • 採用要件作成

    • 採用したい職種や人物像を入力するだけで、求人票、採用ペルソナ、採用基準を自動生成

  • スカウト支援

    • 候補者データに基づくマッチ度判定と、パーソナライズされたスカウト文面の自動生成(ブラウザ拡張機能)

  • 書類選考支援

    • 履歴書・職務経歴書を解析して採用要件との適合度を算出、ブラウザ拡張機能により採用管理ツール上で利用可能

  • 面接サポート

    • 候補者情報や採用要件に基づき、面接スクリプト(質問項目)を生成し、面接品質を標準化

  • 面接評価支援

    • Zoom連携により面接録画データを自動取得し、採用基準とのマッチ度をAIが算出。評価のばらつきを軽減

  • 面接の質をAIで分析

    • 面接時の会話を分析し、適切な面接が行われているかをレポート。面接官への具体的なフィードバック観点を提供

株式会社グッドパッチについて

グッドパッチは、「デザインの力を証明する」をミッションに、「ハートを揺さぶるデザインで世界を前進させる」をビジョンに掲げるデザインカンパニーです。
2011年9月に設立し、2020年6月には日本のデザイン会社として初の東証マザーズ(現グロース)上場。
さまざまな企業に伴走し、企業変革支援、UI/UXデザイン、ビジネスモデルデザイン、ブランド体験デザイン、組織デザインなどを行う「デザインパートナー事業」と、デザイン人材特化型キャリア支援サービスやオンラインホワイトボード、SaaS型AIデザインツールなどを提供する「デザインプラットフォーム事業」を展開。顧客体験を起点にした課題解決と「デザイン×AI」による価値創造に取り組んでいます。

株式会社グッドパッチ

デザインパートナー事業

フルリモートデザイン組織「Goodpatch Anywhere」
デザイン人材特化型キャリア支援サービス「ReDesigner」

デザイナーを目指す学生向け就活プラットフォーム「ReDesigner for Student」

オンラインホワイトボード「Strap」

<グループ会社>

株式会社スタジオディテイルズ

株式会社Muture

株式会社ピープルアンドデザイン

・株式会社Layermate

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会社概要

株式会社グッドパッチ

153フォロワー

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URL
https://goodpatch.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区鶯谷町3-3 VORT渋谷South 3階
電話番号
03-6416-9238
代表者名
土屋尚史
上場
東証グロース
資本金
17億7236万円
設立
2011年09月