Vpon Holdings、ジオ・ガストロノミー社と戦略的提携で「Geo Box」事業を共同開発
21世紀の社会課題解決と持続可能でエコな経済活動の未来を目指して。
Vpon Holdings株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長グループCEO:篠原 好孝、以下Vpon)は株式会社ジオ・ガストロノミー(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役社長:渡邉 賢一、以下ジオ・ガストロノミー)と共同で「Geo Box」事業を開発したことをお知らせいたします。
【概要】
〜Geo Boxとは〜
Geo Boxは、GPS・温度・湿度・圧力センサー機能付きのデジタルトラッキング防水段ボールです。輸送中の品質管理をリアルタイムで可能にし、配送対象物のトレーサビリティ向上を実現します。サプライチェーン全体のデータを収集・可視化することで、輸送効率化、品質維持、不正輸送防止に貢献し、箱の形状は様々なニーズに応じて素材や大きさを柔軟にカスタマイズすることが可能です。
◾️主な機能
- GPSセンサー:高精度で輸送状況を追跡
- 温度・湿度センサー:輸送中の品質を管理
- 圧力センサー:配送時のダメージを検知
- データロガー:サプライチェーン全体のデータを記録
<プロジェクトの背景と目的>
日本の水産業は、高齢化や労働環境の課題、輸出拡大への対応、デジタル化の遅れといった多くの課題に直面しています。また、IUU漁業の防止や発泡スチロール規制など、環境保護に向けた国際的な要請が高まっており、本プロジェクトはこれらの課題解決を目指します。
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サプライチェーンのデジタル化:生産から消費までの一貫した管理と可視化
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環境負荷の軽減:発泡スチロール代替素材の採用による環境保護
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漁業等従事者の負担軽減:効率的な働き方の実現
<社会への貢献>
本プロジェクトを通じ、これらの社会的・経済的な貢献を果たします。
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グローバル市場の開拓:日本産魚介類の輸出拡大を促進し、海外市場での競争力を強化
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持続可能な漁業推進:IUU漁業防止とサーキュラーエコノミーの実現
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地域経済の活性化:漁業従事者の所得向上と地元経済の発展
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消費者の信頼確保: 安全・安心な魚介類の供給とトレーサビリティ向上
<実証実験と今後の展望>
実証実験は、国内外の主要な漁業地域で展開され、サプライチェーンの効率化や環境保護への貢献が評価される予定です。収集されたデータを活用し、輸送ルートの最適化や品質管理を進めることで、持続可能な物流システムの構築を目指します。
Geo Boxは、食品輸送に留まらず、より幅広い分野への展開を計画しています。医療品やワクチン輸送、美術品や高級品等の高度な品質管理が必要とされる分野への展開も視野に入れ、様々な分野での課題解決を目指します。
Vponとジオ・ガストロノミーは、本プロジェクトを通じ、21世紀の社会課題解決に向けて、革新的なソリューションを提供し、よりスマートで持続可能な社会の実現に向けて尽力してまいります。
Vpon Holdingsについて
Vpon Holdingsは8拠点(東京・大阪・沖縄・北海道・台湾・香港・シンガポール・タイ)に営業拠点を構え、独自のAI技術とデータソリューションの提供により、アジアを中心としたグローバルでのソフトパワーの発信と経済発展を支援するDXカンパニーです。
【会社概要】
- 社名:Vpon Holdings株式会社
- 本社所在地:東京都新宿区新宿4-1-6 JR新宿ミライナタワー18F
- 代表取締役社長グループCEO:篠原 好孝
- 事業内容:独自AI技術によるビッグデータ解析事業、スマートフォン広告プラットフォーム事業、インバウンド・アウトバウンドマーケティング支援事業、DMP構築事業、クールジャパンDXサミット運営事務局
- Webサイト:https://www.vpon.com/jp/
【問い合わせ先】:Vpon JAPAN株式会社/mkt.jp@vpon.com
ジオ・ガストロノミーについて
地球の上に暮らす私たち人類は、大地、太陽、月、風、海流、森、地質、雨、霧、様々な自然環境と密接な関係をしながらながら地域ごとの食文化を形成しています。「ジオ・ガストロノミー」プロジェクトでは、自然と共生する食の生態系を見直し、地域に根付く郷土ごと食文化のユニークネスを尊重した未来のフードシステムの在り方を考えてゆきます。
【会社概要】
- 社名:株式会社ジオ・ガストロノミー
- 本社所在地:神奈川県鎌倉市二階堂
- 代表取締役:渡邉 賢一
- 事業内容:食を通じて自然環境と共生する社会づくりを目的とした研究開発と事業プロデュース事業。食品流通活性化事業。持続可能なサプライチェーン事業。食品開発事業。
- 設立:2022年4月
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