全国の小学校でセキュリティの出前授業を実施し、安全なICT活用に貢献
約3,000校に無償配布している文科省選定の独自教材を活用し、セキュリティコンサルタントが授業を実施
株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:山本 二雄/以下、日立ソリューションズ)は、2020年から全国の小学校に毎年約1,000校、累計約3,000校に無償提供している教材「わたしたちのくらしと情報」を活用し、小学校からのご要望に応じて、セキュリティの出前授業を2月20日から開始しました。
セキュリティの出前授業の講師は、長年セキュリティ事業に携わり、早稲田大学の非常勤講師として情報セキュリティ講座を実施し、さまざまな社会貢献活動にも取り組むセキュリティコンサルタントです。情報やICTを正しく安全に活用するためのルールやマナー、リスク回避の考え方などを紹介します。
変化が激しいICT環境において、児童が巻き込まれやすいセキュリティリスクと情報を安全に活用する方法を専門家の立場からわかりやすく解説することで、教職員への情報学習指導を支援し、セキュリティの重要性に対する理解促進を図ります。
小学生は、スマートフォンやタブレットなどが常に身近にあり、インターネットからSNS(ソーシャルネットワークサービス)やオンラインゲームなどの情報に触れる機会が急速に拡大しています。授業では、児童の暮らしに身近な例をもとに、自分を守るための手段としてセキュリティを学ぶことができます。一部の小学校では保護者も参加することで、家庭での関心を高め、トラブルの未然防止につなげます。
社会を支えるあらゆるシーンにICTが浸透し、生活に欠かせない社会インフラになる中、日立ソリューションズは、将来を担う児童に対し、セキュリティに関する正しい知識の早期習得を支援することで、安心・安全な社会づくりに貢献していきます。
■小学校向けの「セキュリティの出前授業」実施の背景
文部科学省では、2020年からの小学校学習指導要領で、情報活用能力を、言語能力と同様に「学習の基盤となる資質・能力」と位置付けています。GIGAスクールの導入など、子どもたちにとってスマートフォンやタブレットが身近になり、SNSやオンラインゲームの利用が急速に拡大しています。そのため、情報を正しく安全に活用するためのルールやマナー、リスク回避の考え方などを学校教育の中で学び、早期にセキュリティ知識を定着させることが、児童の安全性を確保する上で重要になっています。
こうした背景の中、日立ソリューションズでは、セキュリティ教材を累計約3,000校に無償提供し、社会科の情報学習教材や道徳の情報モラル指導に活用されてきました。
教材申込校からのアンケートでは、情報の単元を指導する際に困ることや情報セキュリティへの不安について「自分事として捉えさせるのが難しい」「情報分野は変化が激しく、最新の情報を取り入れるのが大変」「児童たちは大人の想像以上にインターネットからSNSなどの情報媒体に触れており、教員以上に詳しい」といった声が上がっており、専門性の高い分野への学習指導に対し、懸念や不安を抱えています。
そこで、長年セキュリティ事業に携わり、社会貢献活動にも取り組むセキュリティコンサルタントが、最新のICT活用動向をふまえ、安全に情報を活用するため、セキュリティの出前授業を実施することとしました。
■ セキュリティの出前授業の特長
1.日立ソリューションズが制作した小学校の社会科向けセキュリティ教材*1を活用
*2:2020年からの学習指導要領に対応し、文部科学省から学校用教育教材として選定
2.長年セキュリティ事業に携わるセキュリティコンサルタントが授業を実施
3.セキュリティ教材申込校の意見を取り込み、最新のICT活用動向をふまえた、身近な例でわかりやすく解説
■小学校の社会科向けセキュリティ教材「わたしたちのくらしと情報」の紹介
日立ソリューションズが制作した小学校の社会科向けセキュリティ教材です。2020年からの学習指導要領の「情報と産業の関わり」に対応し、2020年8月20日に文部科学省から学校用教育教材として選定されています。
本教材は2020年から毎年希望する約1,000校、累計約3,000校に無償提供しています。教師向けの手引書に加え、児童用冊子は毎年8万部、延べ24万部配布しています。2021年6月には、本教材が公益財団法人 消費者教育支援センターが実施する「消費者教育教材資料表彰2021」において、「優秀賞」を受賞しています。
以下の内容を紹介しています。
1 .チャプター1 「情報を活用している販売業」
社会や消費生活における情報活用について、児童のくらしに身近な例を、わかりやすく紹介しています。
2.チャプター2 「情報化社会の課題」
日立ソリューションズのセキュリティコンサルタントが、専門家の立場から、情報社会のセキュリティ上の
リスクについて、事例を基に注意すべき点や対応策を紹介しています。
3.チャプター3 キャリア教育編 「ホワイトハッカーという仕事」
小学校のキャリア教育では、将来への希望や目標を描くための力を育むことが大切です。
そこで、日立ソリューションズのセキュリティアナリストが、高度なセキュリティ技術を生かし、高い倫理観
で情報を守るホワイトハッカーとしてのやりがいや、必要なスキルについて紹介し、広い視野から社会や職業
を捉えるきっかけとしています。
URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/security/sp/educational_material/
■セキュリティコンサルタントについて
企画本部 セキュリティマーケティング推進部 シニアエバンジェリスト
SecurityCoE センタ長
早稲田大学グローバルエデュケーションセンター非常勤講師
扇 健一
1996年よりセキュリティ関連の研究開発およびインフラ構築業務を経て、現在は、セキュリティソリューション全般のマーケティング業務に従事。また、並行して特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)でのセキュリティ啓発や早稲田大学 非常勤講師として情報セキュリティ講座を行うなど、社会貢献活動に取り組む。
■日立ソリューションズのセキュリティ事業
日立ソリューションズは20年以上、社会を支える重要インフラやさまざまな企業のセキュリティ対策を支援し、お客様の課題に合わせたソリューションを提供してきました。その分野は、情報セキュリティ、制御セキュリティ、クラウドサービス、IoTと多岐にわたります。ホワイトハッカーを擁するセキュリティエキスパートが高度な知識や技術を活用し、コンサルティングからシステム構築、運用・保守、インシデント対応まで、包括的にサポートしてきました。これらのノウハウを基に、サイバー攻撃の侵入・被害を前提として、サイバー攻撃の被害を最小限に留め、事業継続を実現する新しい視点でのセキュリティ対策「サイバーレジリエンス」をはじめとしたソリューションで、企業のセキュリティ対策をトータルで支援します。
URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/security/sp/
■日立ソリューションズの社会貢献活動
URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/company/sustainability/community/
■ 商品・サービスに関するお問い合わせ先
URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/
※ 本文中に記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
変化が激しいICT環境において、児童が巻き込まれやすいセキュリティリスクと情報を安全に活用する方法を専門家の立場からわかりやすく解説することで、教職員への情報学習指導を支援し、セキュリティの重要性に対する理解促進を図ります。
小学生は、スマートフォンやタブレットなどが常に身近にあり、インターネットからSNS(ソーシャルネットワークサービス)やオンラインゲームなどの情報に触れる機会が急速に拡大しています。授業では、児童の暮らしに身近な例をもとに、自分を守るための手段としてセキュリティを学ぶことができます。一部の小学校では保護者も参加することで、家庭での関心を高め、トラブルの未然防止につなげます。
社会を支えるあらゆるシーンにICTが浸透し、生活に欠かせない社会インフラになる中、日立ソリューションズは、将来を担う児童に対し、セキュリティに関する正しい知識の早期習得を支援することで、安心・安全な社会づくりに貢献していきます。
東大和市立第九小学校の授業の様子
■小学校向けの「セキュリティの出前授業」実施の背景
文部科学省では、2020年からの小学校学習指導要領で、情報活用能力を、言語能力と同様に「学習の基盤となる資質・能力」と位置付けています。GIGAスクールの導入など、子どもたちにとってスマートフォンやタブレットが身近になり、SNSやオンラインゲームの利用が急速に拡大しています。そのため、情報を正しく安全に活用するためのルールやマナー、リスク回避の考え方などを学校教育の中で学び、早期にセキュリティ知識を定着させることが、児童の安全性を確保する上で重要になっています。
こうした背景の中、日立ソリューションズでは、セキュリティ教材を累計約3,000校に無償提供し、社会科の情報学習教材や道徳の情報モラル指導に活用されてきました。
教材申込校からのアンケートでは、情報の単元を指導する際に困ることや情報セキュリティへの不安について「自分事として捉えさせるのが難しい」「情報分野は変化が激しく、最新の情報を取り入れるのが大変」「児童たちは大人の想像以上にインターネットからSNSなどの情報媒体に触れており、教員以上に詳しい」といった声が上がっており、専門性の高い分野への学習指導に対し、懸念や不安を抱えています。
そこで、長年セキュリティ事業に携わり、社会貢献活動にも取り組むセキュリティコンサルタントが、最新のICT活用動向をふまえ、安全に情報を活用するため、セキュリティの出前授業を実施することとしました。
■ セキュリティの出前授業の特長
1.日立ソリューションズが制作した小学校の社会科向けセキュリティ教材*1を活用
*2:2020年からの学習指導要領に対応し、文部科学省から学校用教育教材として選定
2.長年セキュリティ事業に携わるセキュリティコンサルタントが授業を実施
3.セキュリティ教材申込校の意見を取り込み、最新のICT活用動向をふまえた、身近な例でわかりやすく解説
■小学校の社会科向けセキュリティ教材「わたしたちのくらしと情報」の紹介
日立ソリューションズが制作した小学校の社会科向けセキュリティ教材です。2020年からの学習指導要領の「情報と産業の関わり」に対応し、2020年8月20日に文部科学省から学校用教育教材として選定されています。
本教材は2020年から毎年希望する約1,000校、累計約3,000校に無償提供しています。教師向けの手引書に加え、児童用冊子は毎年8万部、延べ24万部配布しています。2021年6月には、本教材が公益財団法人 消費者教育支援センターが実施する「消費者教育教材資料表彰2021」において、「優秀賞」を受賞しています。
以下の内容を紹介しています。
1 .チャプター1 「情報を活用している販売業」
社会や消費生活における情報活用について、児童のくらしに身近な例を、わかりやすく紹介しています。
2.チャプター2 「情報化社会の課題」
日立ソリューションズのセキュリティコンサルタントが、専門家の立場から、情報社会のセキュリティ上の
リスクについて、事例を基に注意すべき点や対応策を紹介しています。
3.チャプター3 キャリア教育編 「ホワイトハッカーという仕事」
小学校のキャリア教育では、将来への希望や目標を描くための力を育むことが大切です。
そこで、日立ソリューションズのセキュリティアナリストが、高度なセキュリティ技術を生かし、高い倫理観
で情報を守るホワイトハッカーとしてのやりがいや、必要なスキルについて紹介し、広い視野から社会や職業
を捉えるきっかけとしています。
URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/security/sp/educational_material/
■セキュリティコンサルタントについて
株式会社日立ソリューションズ セキュリティソリューション事業部
企画本部 セキュリティマーケティング推進部 シニアエバンジェリスト
SecurityCoE センタ長
早稲田大学グローバルエデュケーションセンター非常勤講師
扇 健一
1996年よりセキュリティ関連の研究開発およびインフラ構築業務を経て、現在は、セキュリティソリューション全般のマーケティング業務に従事。また、並行して特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)でのセキュリティ啓発や早稲田大学 非常勤講師として情報セキュリティ講座を行うなど、社会貢献活動に取り組む。
■日立ソリューションズのセキュリティ事業
日立ソリューションズは20年以上、社会を支える重要インフラやさまざまな企業のセキュリティ対策を支援し、お客様の課題に合わせたソリューションを提供してきました。その分野は、情報セキュリティ、制御セキュリティ、クラウドサービス、IoTと多岐にわたります。ホワイトハッカーを擁するセキュリティエキスパートが高度な知識や技術を活用し、コンサルティングからシステム構築、運用・保守、インシデント対応まで、包括的にサポートしてきました。これらのノウハウを基に、サイバー攻撃の侵入・被害を前提として、サイバー攻撃の被害を最小限に留め、事業継続を実現する新しい視点でのセキュリティ対策「サイバーレジリエンス」をはじめとしたソリューションで、企業のセキュリティ対策をトータルで支援します。
URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/security/sp/
■日立ソリューションズの社会貢献活動
URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/company/sustainability/community/
■ 商品・サービスに関するお問い合わせ先
URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/inquiry/
※ 本文中に記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像