チカク、虹の街(秋田市)のショートステイ入所者と家族間のオンライン面会の実証実験を開始
チカクのエイジテックを活用したテレビ電話の実証実験で、ショートステイでは全国初となる取組み
株式会社チカク(以下「チカク」)は、秋田県内で介護施設を運営する株式会社虹の街(秋田県秋田市、代表:原田賢弥、以下「虹の街」)の協力のもと、短期入所施設「やすらぎの郷 ショートステイ」において、チカクのテレビ電話を活用したオンライン面会の実証実験を5月11日より開始いたします。
チカクのテレビ電話をショートステイ(短期入所生活介護)【※1】で活用した実証実験は全国初となります。
【※1】連続利用日数30日を上限として、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、心身機能の維持回復と家族の介護の負担軽減を図るサービス。
チカクのテレビ電話は、ネット環境の設定が一切不要で、ITが苦手な高齢者でも自宅のテレビで簡単にテレビ電話ができるサービスです。
2019年に厚生労働省が発表した「特別養護老人ホームの入所申込者の状況」【※2】によると、特別養護老人ホームの待機者数は29万人を超えていますが、その待機者の中には、ショートステイを長期利用される方も数多くいらっしゃいます。
【※2】https://www.mhlw.go.jp/content/12304250/000581323.pdf
こうした中、虹の街では、コロナ禍で施設内での面会を制限せざるを得ず、タブレット等の機器を活用して、入所者とご家族間でのオンライン面会の実施を検討していましたが、入所者及びご家族の双方でこうした機器を使いこなせない等の課題があり、実現できずにいました。そこで、今回の実証実験では、高齢者向けテクノロジー(エイジテック)【※3】を活用することで、入所者の生活の質(QOL)と満足度を高め、さらには職員の負担軽減を図っていきたいと、チカクのテレビ電話による実証実験を実施する運びとなりました。
【※3】加齢に伴う高齢者特有の課題を解決することに最適化したテクノロジーのこと。
本実証実験開始にあたり、 株式会社虹の街 代表取締役・原田賢弥氏は次のようにコメントしています。
「新型コロナウィルス感染症が流行して2年以上経過していますが、まだまだ終わりの見えない状況が続いています。弊社のショートステイをご利用のお客様においても、面会制限等のご不便をお掛けしており、在宅介護に特化した企業として、社会的責任を果たしたいとの強い想いから、今回の実証実験の趣旨に賛同いたしました。閉塞感が漂うコロナ禍においても、この取組みが“家族間の新しい希望”となることを願っています」
株式会社チカク 代表取締役・梶原健司は次のようにコメントしています。
「秋田県は高齢化率が10年連続全国1位で、2045年には2人に1人が高齢者になると予測されており、今後エイジテックの普及が期待されます。弊社のテレビ電話により、入所者様のQOL向上に加え、虹の街の職員の皆様の負担軽減と生産性向上に寄与できればと考えております」
今後もチカクはエイジテック企業として、超高齢化社会の課題解決に貢献してまいります。
- 実証実験概要
2022年5月11日〜7月10日(2ヶ月程度を予定)
【実証場所】
秋田県秋田市内
【対象者】
ショートステイを長期利用している入所者
【主な検証内容】
・実証実験参加者(入所者)のQOLの向上
・職員負担の軽減
- 株式会社虹の街
http://www.nijinomachi.co.jp/
- 株式会社チカク
〈提供サービス〉
・まごチャンネル:https://www.mago-ch.com/
〈会社概要〉
・会社名:株式会社チカク
・代表者:代表取締役 梶原健司
・所在地:〒〒150-0011 東京都渋谷区東2−14−7
・設立 :2014年3月
・URL :https://www.chikaku.co.jp/
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