走る目的別にみる『ジョギング・ランニング実態調査』ジョギング・ランニングを行う目的は7つのタイプに分けられ、各目的別に特徴を分析
全体の5割以上が「健康管理・体力維持」を目的に走っており、男女とも50代以上の割合が高い 女性20代は「美容・ダイエット」が約4割と最多で、他の性年代と傾向が異なる 走るためのグッズ購入に使う年間支出金額の平均は16,318円
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 純晃)は、全国のジョギング・ランニング実施者を対象に『ジョギング・ランニングの実態調査』を実施しました。
本調査は、ジョギング・ランニングを行っている人の走る目的・実施状況・グッズの年間支出金額などの実態把握を目的に、2015年4月10日~4月14日、インテージ・ネットモニター “キューモニター”のうち全国の20~69才男女2,037名(最近1年以内のジョギング・ランニング・マラソン実施者)を対象にインターネット調査を行い、結果をまとめました。
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◆調査結果のまとめ
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ジョギング・ランニングを行う主な目的を聴取し、目的別で分類したところ7つのタイプに分けられた。各目的別に、実施状況・グッズの年間支出金額を分析した結果、以下のことが分かった。
[走る目的の分類]
① 「健康管理・体力維持」=健康管理/体力づくり・体力維持
② 「美容・ダイエット」=美容・ダイエット
③ 「ストレス解消・リフレッシュ」=ストレス解消・リフレッシュ
④ 「自己研鑽」=やりがい・達成感/走ること自体が楽しい/自己満足
⑤ 「ファンラン」=家族や仲間と楽しみを共有できる/家族や仲間とのお付き合い/旅行ができる/
手軽に始められる/あまりお金をかけなくてもできる
⑥ 「アスリート」=他の競技の練習として/記録の追求(自己記録の更新)
⑦ 「その他/特に明確な目的はない」=その他/特に明確な目的はない
[目的別プロフィール]
調査概要
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調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象者:インテージ・ネットモニター“キューモニター”のうち、
最近1年以内のジョギング・ランニング・マラソン実施者・20~69才男女個人2,037名
サンプル構成:
【株式会社インテージ】 http://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 純晃)は、インテージグループ各社とともに、リサーチノウハウ、データ解析力、システム化技術と、これらに基づく情報評価力をコア・コンピタンスとして、経営およびマーケティング上の意思決定に役立つ情報(Intelligence)を提供。生活者とお客様を「情報」でつなぎ、お客様のビジネスの成功に貢献することによって、その先の生活者の暮らしを豊かにすることを目指します。
【報道機関からのお問い合わせ先】
■株式会社インテージ 広報担当
担当:石渡(いしわた)/小関(おぜき)
TEL:03-5294-6000 FAX:03-5256-2230
「お問い合わせフォーム」
http://www.intage.co.jp/contact/
【調査データに関するお問い合わせ先】
■株式会社インテージ 西日本支社
担当:木内(きうち)/金子(かねこ)
TEL:06-6228-0311 FAX:06-6228-1940
「お問い合わせフォーム」
http://www.intage.co.jp/contact/
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調査結果
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1. ジョギング・ランニングをする主な目的
ジョギング・ランニングをする主な目的は、「健康管理・体力維持」(51.7%)が最も多く、全体の5割以上を占める。次いで、「美容・ダイエット」(15.5%)、「自己研鑽」(9.7%)の順となった。
男女ともに「健康管理・体力維持」が最も多いが、女性は「美容・ダイエット」の割合が男性より高い。
性年代別でみると、男女ともに60代は他の年代と比べて「美容・ダイエット」の割合が低く、「健康管理・体力維持」の割合が高い。女性20代は「美容・ダイエット」(39.6%)が最多で、他の性年代と傾向が異なる。
[図1-1]実施目的<男女別>
目的別では、『5年以上前』から実施している経験者の割合が高いのは「アスリート」(57.7%)、「自己研鑽」(48.2%)、「健康管理・体力維持」(39.7%)の順となった。一方、「美容・ダイエット」は始めて『1年以内』が最も多く36.4%。
[図2]開始時期<目的別>
[図3]実施頻度<目的別>
目的別では、支出金額が最も多いのは「アスリート」で45.1%が『3万円以上』支出しており、年間支出金額の平均は33,373円。次に多いのは「自己研鑽」で平均22,859円。
一方、少ないのは「美容・ダイエット」の平均12,856円で41.8%が支出『0円』。また、年代別でみると、高い年代ほど年間支出金額が多い傾向。
※グッズカテゴリー:シューズ、インナー類、ウエア、サングラス・ゴーグル、ウォッチ、イヤホン・ヘッド
ホン、サポーター・テーピング、スキンケア商品、運動・スポーツ向け食品・サプリメント
[図4]年間支出金額<目的別>
『シューズ』『インナー類』といった“快適な走り”に影響を与えるグッズで重視するのは、「フィット感・肌感覚」「機能性」「価格の安さ」の順。ファッション性も重要な『ウエア』は、「フィット感・肌感覚」に次いで、「デザイン」が重視される結果となった。
また、『運動・スポーツ向け食品・サプリメント』では、飲みやすさ・価格・効果を重視している。
どのカテゴリーにおいても「メーカー・ブランド」より自身の体感で選択しているようだ。
[図5]購入時重視ポイントランキング<カテゴリー別>
本調査は、ジョギング・ランニングを行っている人の走る目的・実施状況・グッズの年間支出金額などの実態把握を目的に、2015年4月10日~4月14日、インテージ・ネットモニター “キューモニター”のうち全国の20~69才男女2,037名(最近1年以内のジョギング・ランニング・マラソン実施者)を対象にインターネット調査を行い、結果をまとめました。
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◆調査結果のまとめ
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ジョギング・ランニングを行う主な目的を聴取し、目的別で分類したところ7つのタイプに分けられた。各目的別に、実施状況・グッズの年間支出金額を分析した結果、以下のことが分かった。
[走る目的の分類]
① 「健康管理・体力維持」=健康管理/体力づくり・体力維持
② 「美容・ダイエット」=美容・ダイエット
③ 「ストレス解消・リフレッシュ」=ストレス解消・リフレッシュ
④ 「自己研鑽」=やりがい・達成感/走ること自体が楽しい/自己満足
⑤ 「ファンラン」=家族や仲間と楽しみを共有できる/家族や仲間とのお付き合い/旅行ができる/
手軽に始められる/あまりお金をかけなくてもできる
⑥ 「アスリート」=他の競技の練習として/記録の追求(自己記録の更新)
⑦ 「その他/特に明確な目的はない」=その他/特に明確な目的はない
- ジョギング・ランニングをする主な目的は、「健康管理・体力維持」が最も多く全体の5割以上を占め、男女とも50代以上が多い。
- 女性20代は「美容・ダイエット」(39.6%)が最多で、他の性年代と傾向が異なる。
- 男女ともに60代は「美容・ダイエット」の割合が低く、「健康管理・体力維持」の割合が高い。
- 「ストレス解消・リフレッシュ」と「ファンラン」を目的にしているのは女性の方が高い割合。
- 「自己研鑽」「アスリート」目的は、男性40代~50代が中心。
- ジョギング・ランニングを始めた時期は、『5年以上前』からの経験者が最も多く全体の4割近く。
- 実施頻度は、全体の半数以上が週1回以上実施。1回当たりの走行距離は1~3km程度と3~5km程度がそれぞれ1/3程度。
- グッズ購入のための年間支出金額の平均は16,318円。高い年代ほど支出金額が多い傾向。
- ジョギング・ランニングで使用するグッズを選ぶ際に最も重視するのは、シューズ、ウエア、インナー類は「フィット感・肌感覚」、食品・サプリメントは「飲みやすさ・摂取のしやすさ」となった。
[目的別プロフィール]

目的 | 特徴・実施状況 | グッズの年間支出金額 |
健康管理・体力維持 | ・全体の51.7%と最も高い割合を 占め、男女とも50代以上が多い ・5年以上の経験者が多い ・週に1回程度実施、距離は 3~5km程度が多い |
・年間支出金額の平均: 14,975円 ・支出は少なめ |
美容・ダイエット | ・男性に比べ女性は割合が高く、最も 高いのは女性20代39.6% ・男性でも20~40代の約13%が目的 ・始めて1年以内が多い・実施の頻度は 少なく、距離は1~3km程度 |
・年間支出金額の平均: 12,856円 ・41.8%は年間支出が0円 ・支出が最も少ない |
ストレス解消・リフレッシュ | ・20~40代が中心 ・5年以上の経験者が多い ・実施頻度は人によりバラつき がある、距離は3~5km程度が 多い |
・年間支出金額の平均: 16,137円 ・全体の平均金額に近い |
自己研鑽 | ・男性の10.0%、年代は40代、 50代が多い ・5割近く(48.2%)が5年以上 の経験者 ・実施頻度が高い |
・年間支出金額の平均: 22,859円 ・アスリートに次いで 支出が多い |
ファンラン | ・男性に比べ女性の割合が高く、 50代が多い ・始めて1年以内と5年以上が ほぼ同率 ・周りの影響を受けて実施、 実施頻度は少なく、距離も短い |
・年間支出金額の平均: 17,075円 ・頻度、距離の割には 支出が多い ・まずは道具から揃える |
アスリート | ・女性に比べ男性の割合が 高く、40代が多い ・5年以上の経験者が57.7%と最多 ・実施頻度が高く、距離も長い |
・年間支出金額の平均:33,373円 ・支出が最も多い |
その他/明確な目的はない | ・全体の4.5%、性年代では 男性20代が多く10.0% ・始めて1年以内が多い ・実施頻度は少なく月1回以下 |
・年間支出金額の平均: 15,553円 ・頻度の割には支出が多い ・まずは道具から揃える |
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調査概要
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調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象者:インテージ・ネットモニター“キューモニター”のうち、
最近1年以内のジョギング・ランニング・マラソン実施者・20~69才男女個人2,037名
サンプル構成:
調査期間:2015年4月10日(金)~ 4月14日(火)
調査実施機関:株式会社インテージ【株式会社インテージ】 http://www.intage.co.jp/
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 純晃)は、インテージグループ各社とともに、リサーチノウハウ、データ解析力、システム化技術と、これらに基づく情報評価力をコア・コンピタンスとして、経営およびマーケティング上の意思決定に役立つ情報(Intelligence)を提供。生活者とお客様を「情報」でつなぎ、お客様のビジネスの成功に貢献することによって、その先の生活者の暮らしを豊かにすることを目指します。
【報道機関からのお問い合わせ先】
■株式会社インテージ 広報担当
担当:石渡(いしわた)/小関(おぜき)
TEL:03-5294-6000 FAX:03-5256-2230
「お問い合わせフォーム」
http://www.intage.co.jp/contact/
【調査データに関するお問い合わせ先】
■株式会社インテージ 西日本支社
担当:木内(きうち)/金子(かねこ)
TEL:06-6228-0311 FAX:06-6228-1940
「お問い合わせフォーム」
http://www.intage.co.jp/contact/
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調査結果
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1. ジョギング・ランニングをする主な目的
ジョギング・ランニングをする主な目的は、「健康管理・体力維持」(51.7%)が最も多く、全体の5割以上を占める。次いで、「美容・ダイエット」(15.5%)、「自己研鑽」(9.7%)の順となった。
男女ともに「健康管理・体力維持」が最も多いが、女性は「美容・ダイエット」の割合が男性より高い。
性年代別でみると、男女ともに60代は他の年代と比べて「美容・ダイエット」の割合が低く、「健康管理・体力維持」の割合が高い。女性20代は「美容・ダイエット」(39.6%)が最多で、他の性年代と傾向が異なる。
[図1-1]実施目的<男女別>
[図1-2]実施目的<性年代別>
2. ジョギング・ランニングの開始時期
ジョギング・ランニングを始めた時期は、『5年以上前』からの経験者が最も多く全体の38.1%。目的別では、『5年以上前』から実施している経験者の割合が高いのは「アスリート」(57.7%)、「自己研鑽」(48.2%)、「健康管理・体力維持」(39.7%)の順となった。一方、「美容・ダイエット」は始めて『1年以内』が最も多く36.4%。
[図2]開始時期<目的別>
3. ジョギング・ランニングの実施頻度と1回当たりの走行距離
ジョギング・ランニングの実施頻度と1回当たりの走行距離を目的別でみると、「健康管理・体力維持」は、『週に1回程度、3~5km程度』、「美容・ダイエット」は『月に1回以下、1~3km程度』が最も多い。「ストレス解消・リフレッシュ」の実施頻度にはバラつきがあり、距離は『3~5km程度』。「アスリート」は週3回以上実施している人(週3回程度+4回程度+5回以上)が43.7%と最も頻度が高く、距離も長い。次いで「自己研鑽」も頻度・距離ともに多い。[図3]実施頻度<目的別>
[表3]1回当たりの走行距離<目的別>
4. グッズ購入の年間支出金額
ジョギング・ランニングをするためのグッズ購入の年間支出金額の平均は16,318円、全体の4割近くが支出『0円』であることから、費用をかけずに気軽に始められるスポーツであることがわかる。目的別では、支出金額が最も多いのは「アスリート」で45.1%が『3万円以上』支出しており、年間支出金額の平均は33,373円。次に多いのは「自己研鑽」で平均22,859円。
一方、少ないのは「美容・ダイエット」の平均12,856円で41.8%が支出『0円』。また、年代別でみると、高い年代ほど年間支出金額が多い傾向。
※グッズカテゴリー:シューズ、インナー類、ウエア、サングラス・ゴーグル、ウォッチ、イヤホン・ヘッド
ホン、サポーター・テーピング、スキンケア商品、運動・スポーツ向け食品・サプリメント
[図4]年間支出金額<目的別>
[表4]年間支出金額<年代別>
5. グッズ購入時の重視ポイント
ジョギング・ランニングで使用するグッズに関して、各カテゴリーの購入歴者(最近1年以内に購入した人)を対象に、選ぶ際の重視ポイントを聞き、主な4カテゴリー(シューズ、ウエア、インナー類、運動・スポーツ向け食品・サプリメント)の購入時重視ポイント・トップ10をまとめた。『シューズ』『インナー類』といった“快適な走り”に影響を与えるグッズで重視するのは、「フィット感・肌感覚」「機能性」「価格の安さ」の順。ファッション性も重要な『ウエア』は、「フィット感・肌感覚」に次いで、「デザイン」が重視される結果となった。
また、『運動・スポーツ向け食品・サプリメント』では、飲みやすさ・価格・効果を重視している。
どのカテゴリーにおいても「メーカー・ブランド」より自身の体感で選択しているようだ。
[図5]購入時重視ポイントランキング<カテゴリー別>
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