【イベントレポート】小学生にとって身近な「紙」からSDGs・環境問題を考える!大阪・関西万博でバナナペーパーうちわづくりワークショップを開催

KAMIKENオリジナルの教科書「紙図鑑」を使いながら、サステナブル紙を学習。バナナペーパーの元となる茎繊維にも触れてもらう、体験型イベントを実施

株式会社 高速オフセット

「ワクワクする紙製品でサステナブルな世界をつくる」ことを目指すKAMIKENチーム(運営者:株式会社高速オフセット、本社:大阪市西区、代表:島田 智、以下高速オフセット)では、この度、6月28日に大阪・関西万博で開催された「エコチルSDGs探検隊!親子で学ぶSDGsジュニアキャンプin万博(主催:こども環境情報誌「エコチル」)」のワークショップイベントに参加しました。

当日は、子ども環境情報紙「エコチル」を見て事前に応募された20組の親子が参加。1つのワークショップにおける定員が20組に対し、256組と10倍以上の申し込みがありました。

エコチルSDGs探検隊!親子で学ぶジュニアSDGsキャンプ in 万博 開催概要

※以下、当社関連部分のみ掲載

・高速オフセットワークショップ名称:えっ!? バナナで作る? オリジナル万博うちわ!

・日程:2025年6月28日(土)10時~11時

・会場:大阪・関西万博会場内 ジュニアSDGsキャンプ(フューチャーライフゾーン)

・定員:20組(子ども1名、大人1名)

・対象:小学生とその保護者(18才以上)

イベント詳細ページはこちら https://www.ecochil.net/entry/54259/

ワークショップ「えっ!? バナナで作る? オリジナル万博うちわ!」実施内容

1.KAMIKENオリジナルの教科書「紙図鑑」を使ってサステナブル紙を学ぶ

▲紙図鑑

今回のワークショップでは、様々なサステナブル紙を通してSDGsを学んだあと、サステナブル紙の1つである「バナナペーパー」を使い、オリジナル万博うちわを作成します。

まずは、KAMIKENオリジナルの教科書「紙図鑑」を使いながら、通常は廃棄されてしまう素材を使ってアップサイクルされた用紙「サステナブル紙」を子どもたちに学んでもらいました。

▲様々なサステナブル紙に触れてもらいます
▲アフリカ ザンビアのバナナペーパーにも触れてもらいます

・食べられなくなった「お米」で作る kome-kami

・廃棄されるはずだった「小豆の殻」が入っている 小豆殻CoC

・震災の津波で米作りができなくなった農地で育てられた「綿」の茎繊維を使用する 東北コットンCoC

 など、どういう背景でどんな素材から生まれた用紙があるのかを、子どもたちに実際の紙に触れてもらいながら紹介しました。

そして、今回のワークショップのメインとなる「バナナペーパー」については、より詳しくアフリカ・ザンビア現地の写真とともに伝えます。

ザンビアってどんなところ?から、人々の周りに生息する野生動物たち、そして貧困と直面する暮らしまでをリアルに学んでいただきました。

2.SDGs17項目全てを達成する用紙「バナナペーパー」を使ってうちわづくりを実践!和紙製造技術も活用した用紙の質感も体感

▲ワークショップで使用したバナナペーパーうちわづくりキット

ワークショップでは、KAMIKENオリジナルキット「バナナペーパーでうちわづくり」を体験してもらいました。

まずは、竹で作られた柄(持ち手)に、バナナペーパーシールで作った台紙をうちわの骨に沿って貼っていきます。

台紙を貼り終えたら、デコレーション。ザンビアで暮らす野生動物や、アフリカの伝統柄であるチテンゲ柄をイメージしたイラストシールでうちわに自由にデザインしていきます。

完成したうちわは、子どもたち一人ひとり違うデザインで、個性がキラリと光る作品ばかりでした。

▲完成したバナナペーパーうちわ

参加者のコメント

参加した小学生からは「バナナペーパーって他の用紙と違って和紙感でざらざらしてる」「シールと紙で質感が違うんですね」と、触れたからこそ実感できる感想が寄せられました。

 
また、ワークショップ終了後の質問コーナーでは、

・バナナペーパーは、作るのにどのぐらいかかるんですか?

・いつも使っている、木だけから作られる紙とバナナペーパーは何が違うの?

・バナナペーパーの茎はどうしてアフリカのザンビアのものなの?

・一本のバナナの茎からどのくらいの紙ができるの?

など、たくさんの質問もいただきました。

▲ワークショップの最後には子どもたちから多くの質問が寄せられた

KAMIKENチームの今後の展望

今回のワークショップに応募いただいた方々の事前応募動機アンケートでは、

・子どもたちが身近なものを通してエコという取り組みを知り、環境問題について自ら考えるきっかけになると良いなと思っています。

・以前、バナナの本を図書館で借りた際に、バナナから紙が出来ると知りました。実際に目で見て、実感できたら楽しいと思います!

・工作が大好きなので。普段使っている紙がどのような物で作られているか、子どもに深く知って貰える良い機会だと思ったから応募します。

などの声をいただいておりました。今回のワークショップを通して、これからの未来を担う子どもたちが、少しでもSDGsや環境問題について考える時間に繋がっていれば幸いです。

高速オフセットが運営するKAMIKENチームでは、今後もバナナペーパーを初め、サステナブル紙に多くの方に楽しみながら触れてもらう機会を作っていきます。そして、サステナブルな社会への実現を目指して、皆さんと一緒に推進をしてまいります。

KAMIKEN公式サイト

https://www.kousoku-offset.co.jp/kamiken/

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https://www.instagram.com/kami_labo_team/

会社概要

会社名:株式会社高速オフセット

本社所在地:大阪市西区北堀江2丁目5番24号 KOUSOKU堀江ビル

https://www.kousoku-offset.co.jp/

※PRTimesを見ての営業メール等はお控えください。

KAMIKENについて

「ワクワクする紙製品で、持続可能な世界をつくる」を目指し、サステナブル紙の普及に取り組むプロジェクトチームです。企業のサステナブルな活動と消費者の日常生活を結びつけるパイプ役として、紙製品の製造やサステナブル紙をテーマとした啓発活動を実施しています。

KAMIKEN公式サイト

https://www.kousoku-offset.co.jp/kamiken/

■KAMIKENの活動

・1986年 毎日新聞社とその関連会社の出資により株式会社高速オフセット設立

・2008年 FSC®-COC認証(FSC-C020167)取得

・2020年 バナナペーパー取り扱いスタート

・2023年 ワンプラネット・ペーパー®協議会入会。「エコプロ2023」にて紙研究所を初出展。KAMIKENプロジェクトを本格始動

・2024年 バナナペーパーの原料となる茎繊維をつくるザンビアを現地視察。大阪初開催のワンプラネット・ペーパー®フェスに初出展。子ども環境教育情報紙「エコチル」オフィシャルパートナープログラム2024に参画。小学生向けに工場見学を実施。「877人から始めるバナナ名刺プロジェクト」を開始。「エコプロ2024」にてサステナブル紙展を展示

・2025年 「エコチルSDGs探検隊!親子で学ぶジュニアSDGsキャンプ in 万博」に参画

※サステナブル紙啓発チーム「KAMIKEN」の活動履歴は、KAMIKEN公式サイト内「お知らせ・メディア掲載」ページをご参照ください。

https://www.kousoku-offset.co.jp/kamiken/kamiken-news/

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会社概要

株式会社 高速オフセット

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業種
製造業
本社所在地
大阪府大阪市西区北堀江2丁目5番24号 KOUSOKU堀江ビル
電話番号
06-6556-6500
代表者名
島田 智
上場
未上場
資本金
9100万円
設立
1986年12月