リディラバが提供する社会課題解決型プログラムにて『障がいと社会参画』のキーパーソンらとパネルディスカッションを開催|フィールドアカデミー2026
越境学習の1セッションとして、「障がいと社会参画」のテーマに関わる産官民のリーダーによる議論の場を設計

株式会社Ridilover(リディラバ)は、自社が提供する異業種合同の社会課題解決型・越境学習プログラム「フィールドアカデミー」において、プログラム初の試みとなるゲスト登壇者を招いたパネルディスカッションを開催いたしました。
今回の取り組みについて
フィールドアカデミーは、主に企業の次世代を担うリーダー人材が、業種混成でチームを組み、延べ4ヶ月(8日間)を通じて、社会課題を解決する事業提案を行う越境学習プログラムです。複雑化する企業の外部・内部環境において、目指すべき未来や取り組むべき課題を自ら定め、変革をリードする自立型人材を育成することを主眼に置いています。

本プログラムでは、社会課題を整理・分析するデスクリサーチと、実際の現場視察やステークホルダーとの対話を通じたフィールドリサーチを、事業提案にむけたインプットの柱としています。一方で、今回の「障がいと社会参画」というテーマにおいては、関与するプレイヤー毎に、それぞれの立場によって目指すべき理想や解決へのアプローチ、課題設定が異なるという実態があります。
こうした背景を踏まえ、プログラム2日目である本セッションでは、課題の構造をより多角的かつ立体的に捉えることを目的に、産官民の各領域の第一線で活躍するトップランナーが一堂に会するパネルディスカッションを新たな試みとして実施しました。
登壇者の紹介
本セッションには、テーマである「障がいと社会参画」に関連した、異なる領域の最前線で活躍する、5名のトップランナーにご協力いただきました。

ご登壇ゲストさま※五十音順(左上から右へ順に掲載)
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小野寺 徳子 氏(VALT JAPAN株式会社 顧問 / 元厚生労働省 職業安定局 障害者雇用対策課長)
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佐藤 新平 氏(株式会社ローランズ COO)
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永谷 佳史 氏(ブックオフグループ特例子会社 元代表取締役社長)
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夏目 浩次 氏(Quonチョコレート 代表)
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矢野 尚志 氏(株式会社カインズ・ビジネスサービス グループマネジャー)
当日のパネルディスカッションの模様について
本セッションでは、テーマである『多様な背景を持つ人による社会参画』を「理想状態」「構造上のボトルネック」「解決にむけた糸口」の切り口に分け、異なる領域の最前線で活躍する5名のトップランナーとともに議論を交わしました。


⚫️ 『障がい』『多様性』という言葉が持つ、悪意なき物差しによる弊害
「そもそも『多様性』という言葉の使われ方が持つバイアスがボトルネックではないか」という声が上がりました。悪意のない『障がい』『多様性』というラベリングにより、個別の障がい当事者に適切な業務のブレイクダウンや目標設定がなされないことが、個々人が持つ本来の可能性を奪ってしまっているボトルネックの1つであると議論が生まれました。
⚫️ 制度と現場、雇用の在り方を変えていく“ドミノの1枚目”について
雇用率など法制度の設計から社会の在り方をかえていくのか、あるいは現場起点での取り組みから『障がい』を区別しない社会を目指すかといった、目指す社会に向けた根本的なアプローチについて議論がなされました。各トップランナーが様々な見解を交わす中で、立場もアプローチも違えど、見据えるゴールは同じであるという共通認識を、互いに確認し合いました。
⚫️ 目指すべき、雇用の在り方
法定雇用率の達成だけを目的とする(雇用率達成のために「やれば良い・雇えば良い」という)形式的な雇用ではなく、一人の労働者として対等に「雇用されている」状態をつくることの意味が示唆されました。ここでは、雇用による『経済的自立』はもとより、他者から必要とされる『対人的欲求』、個々人の可能性を伸ばしたいと思う『自己実現欲求』の重要性に言及があり、これらを達成していくことが、今後減少が見込まれる労働人口を確保するキーであることも示されました。
プログラム参加者の声
法的な義務化や数値目標を進めていく視点も重要だとおもっていましたが、それだけでは現場の実態との距離が広がってしまうのではないか、という話が深く心に残りました。制度を整える側の視点と、実際にそれを受け入れる現場の視点、その双方のギャップを埋めるためになにができるか、改めて考えさせられるきっかけになりました。
育ってきた環境やこれまでの経験に違いがあると、どうしても無意識のうちに自分の物差しだけで相手を測ってしまい、他者に対する本当の理解から遠ざかってしまうことがあるという話は、自分の見方を問われたようで非常に印象的でした。
社会をより良くしていこうとする際、強い理念を掲げて周囲を牽引していくアプローチがある一方で、あえて特別なスローガンにはせず、誰もが自然に取り組める『当たり前の仕組み』として社会に浸透させていくアプローチもあるのだと気づかされました。
ご関心を持っていただいた企業の皆さまへ
【7/31(金)】フィールドアカデミー『障がいと社会参画』中間発表オブザーブ開催

フィールドアカデミーでは、全8日間のうち6日目に、提案の仮説検証を目的として、提言先や事業家をゲストにお呼びした中間発表を開催しております。本プログラムでは、この中間発表の機会を、人材育成や事業開発ほか、企業のご担当者向けにオブザーブの機会を設定しております。
〈日時〉7/31(金) 11:00-13:00
〈場所〉新宿駅付近の会場 または オンライン(Zoom)
〈講評者〉
・株式会社ローランズ 代表取締役 福寿 満希 氏
・一般社団法人ソーシャル・インベストメント・パートナーズ (SIP) 代表理事兼CEO 鈴木 栄 氏
・株式会社Ridilover代表取締役 安部 敏樹
〈参加費〉無料
オンライン/オフラインどちらでもオブザーブ可能ですので、ふるってご応募ください。
※弊社(Ridilover)と近接領域にて事業を展開されている企業さま、個人事業主・個人申込など、趣旨に該当しない目的と弊社が判断したお申込については、参加をお断りさせていただく場合がございます。
本プログラムの運営会社について

Ridilover(リディラバ)について
ミッションは「社会の無関心の打破」。2009年に活動を開始し、2013年に株式会社を設立。これまで400種類以上の社会課題を取り扱い、あらゆるセクターに対して事業を展開している。
中学・高校向けのスタディツアー事業では年間10,000人以上の生徒が参加し、調査報道Webメディア「リディラバジャーナル」では『構造化』メソッドを活用して1,000本以上の記事を公開。社会課題の現場ネットワークや調査・構造化力を活かして、企業向けにはこれまで130社以上に対して越境学習や各種研修を提供、また新規事業開発支援や省庁・自治体向け調査・実証等の各種事業にも取り組んでいる。
所在地:東京都文京区本郷3-9-1 井口ビル2階 設立:2013年
代表者:代表取締役 安部敏樹
事業内容:社会問題を扱うウェブメディア・コミュニティ事業、社会問題に関する教育・研修事業、カンファレンス事業、教育事業、企業・官公庁との協働事業
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