福島県浪江町とゼンリン 「なみえ I・DO プロジェクト」実証実験【第2弾】を行いました。AI位置情報解析のレイ・フロンティア、各種移動データを提供
〜 MaaS社会を目指し、公共交通機関の移動データ取得と可視化 〜
【背景と目的】
東北経済産業局の「令和5年度無人自動運転等のCASE対応に向けた実証・支援事業(地域新MaaS創出推進事業:東北地域におけるMaaS導入推進事業)」の一環として、地域の住民やモビリティの移動データを収集・利活用し、交通サービスの最適化を目指すため実証実験「なみえ I・DO(いどう)プロジェクト」が実施されました。レイ・フロンティアはアプリで取得した実証実験参加者様の移動データの提供社としてゼンリンから委託を受けました。
前回の実証実験を通じて、住民の移動データの収集が交通計画の策定における実証データの価値を確かに示しました。実際の運用においてこのデータを活用するためには、バスやタクシーといった公共交通機関の移動データを取得し、詳細に分析することが求められます。住民および来訪者のニーズや移動傾向を把握して、公共交通利用者にとって便利な交通サービスを提供することを目的として、レイ・フロンティアは住民の移動データの提供をしました。
■「なみえ I・DO(いどう)プロジェクト」実証実験【第2弾】の概要
福島県浪江町とゼンリンが行った今回の実証実験では、昨年度同様「なみえ I・DO アプリ」を通して地域住民の移動データに加え、バスやタクシーといった公共交通機関の移動データまで幅広く収集し、住民の移動における浪江町の傾向を分析しました。収集したデータを利活用し、地域の交通サービスの最適化に伴う新たなビジネスモデルを構築するものです。
実証実施期間:2023年11月13日 ~ 2024年2月29日
■「なみえ I・DO アプリ」とは
浪江町内のイベント情報の確認や、移動距離や手段に応じて各種特典との交換が可能になる「ポイント付与サービス」を利用できるアプリです。
【レイ・フロンティアの役割】
レイ・フロンティアは、長年にわたり蓄積された位置情報解析の技術を通じて、地域住民の移動や公共交通機関のサービス最適化など、住みよいまちづくりに新たな可能性を広げます。独自の統計分析とデータ解析手法を駆使し、住民の移動手段の選択に焦点を当てることで、過疎化や高齢化が進行している地域を明確化し、各地域の課題を把握することができます。課題を把握することで解決への手掛かりを見つけることになるでしょう。同時に、これらの取り組みは住民の満足度向上にも寄与し、地域全体の活性化に繋がることが期待されます。
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◾️レイ・フロンティア株式会社
「現実と仮想をつなぐ世界一のサービスを創る」をミッションとして、2008年に事業を開始し、現在は人工知能による位置情報分析プラットフォーム事業、行動分析支援、アプリ開発、新規サービス開発、実証実験支援の提供(OEM提供も含む)も手掛けております。
所在地:東京都台東区台東2-26-8 KSビル 3階
代 表 者:代表取締役 田村建士
設立:2008年
事業内容:
■人工知能による位置情報分析プラットフォーム「SilentLog Analytics」の開発・運営
1. スマートフォンアプリ向け 移動分析特化型のSDKの提供(データ分析、情報配信)
2. 移動データの分析ツールの提供(ペルソナ分析、移動情報の可視化)
3. クライアント向けスマートフォンアプリケーション企画・開発・運用
4. 自社アプリケーションの開発運営(SilentLog)
5. スマートフォンアプリおよびシステム導入に関わるコンサルティング事業
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