【生める子どもの数は?出産のハードルがあがる人数と理由は?】ママ100人にアンケート調査
深刻な少子化問題を抱えている日本。
現在、多方面からのアプローチが必要とされていますが、すでに子を持つ夫婦含め「夫婦間の子どもの数を増やす」ことも大きなテーマとされています。
しかし、この子どもの人数は夫婦にとって大きな問題になります。様々な理由から1人生むのも躊躇する夫婦もいれば、2人目、3人目こそ出産未経験の女性が1人を生む以上に大きな壁があるケースも。
そこで、PRIMEではすでに子どもを持つママさんに限定してアンケートを実施。子どもの人数を軸に出産のハードルがあがるのは何人目からなのか、またその理由を調査しました。
調査結果
1.子どもを生んで育てるにあたり、どこが一番壁を突破しやすいと思いますか?
1位「1人→2人」(48人)
1位は2位以下と大きく差をつけて「1人→2人」の回答が得られました。日常でも、2人きょうだいはよく見かけるのではないでしょうか。生みやすい理由についても、育児経験があることやきょうだいを作ってあげたいという多様な意見が見られることからここの突破しやすさが伺えます。
理由
「2人目であれば1人目で出産、育児の経験を積んでいるので心構えや対応方法などがある程度把握できると思うため。」
「育児に慣れて自信がつき、兄弟を作ってあげたいという気持ちがでてくる。」
「一人育てるとまた赤ちゃんに触れたくなるから。二人で遊んでくれて子育てしやすくなる面もある。」
「二人であれば、ある程度子供用品や子供服などをシェアできるから。二人使ったら結構ボロボロになるので、3人以上お下がりは厳しい。」
2位「0人→1人」(25人)
純粋な気持ちや考えで「子どもがほしいもの」と捉えている意見が多いことがわかりました。また、育児や金銭面の負担がまだ少ないことや、何も知らないからこそ生みやすいという意見もありました。
理由
「結婚して落ち着いたら、今度は子供が欲しいと思うから。」
「妊娠中は自分の体調管理さえしっかりしておけばいいので」
「親のどちらの目も届きやすく、1人ならどちらかが面倒を見ていれば片方は自由が利くから。」
「まだほんとの育児の大変さが分かっていない分、子供を産むことに対するハードルは低いように思う。」
3位「2人→3人」(22人)
複数育児を経験してることと、上のきょうだいが手がかかる大変な時期を過ぎているため余裕を持った育児ができるという意見が多かったです。またそのきょうだいが力になってくれるという意見も多数ありました。子どもの性別を理由に3人目を生むという意見もありました。
理由
「1人目は色々不安で2人目は少し要領がわかってきた感じで、4人目になると要領などはわかるけど他の3人の子供もいるから、3人目かなと思います。3人目は要領もだいたいわかるし、1人目の子供も一緒に頑張ってくれると思うから。」
「上の子たちがある程度下の子のお世話をしてくれて、自分のことも自分でできるから。」
「2人までは育てる上で初めての体験が多く戸惑いが多い気がします。3人目からは子供同士で遊んでくれたりするし、ママ友も増えて色々助け合えるから。」
「3人まではお下がりを使ったり教育費なども無理なくまかなえると思うからです。」
4位「3人→4人」(5人)
4人目となってくると、特に特筆すべき理由があるわけではなく、3人も4人も同じという考えの方が多いようです。
理由
「3人を超えてくると、上の子たちも他に兄弟がことに慣れてくると思うから。」
「これ以上増えたら同じだと、思うだろうからです。」
「ある程度慣れていると思うし、子供の年齢差で違うと思う。」
2.子どもを生んで育てるにあたり、どこが一番ハードルが高いと思いますか?
1位「0人→1人」(37人)
妊娠・出産、次に育児…と未知の世界への恐怖心や、子どもが生まれることで大きく変わる環境やライフスタイルに対してハードルを感じる方が多いようです。
理由
「一人目は初めての子育てで全くわからないことだらけだったのでハードルが高かったです。マニュアル本やネットをかなり読みました。」
「子どもがいない時から出産後は生活が一変するから。今まで自分のことだけ考えていれば良かったのに、出産後は子ども中心になるから。」
「女性が男性同様がむしゃらに働くことで、例えば昼夜逆転生活や食生活が乱れ、妊娠に不向きな体質になっているため、妊娠に適した体に整えること自体に時間がかかったと不妊治療経験者の友人に聞きました。経験的にもよくわかります。」
「妊娠により築いてきたキャリアや会社での人間関係を一気に失ってしまうと考えると悲しかったし、今までの努力はなんだったんだろうと思いました。自分を納得させるのに苦労しました。結局、生んでからも自分が手放したものの方が多すぎて、常に葛藤している。」
2位「2人→3人」(35人)
経済的な理由で3人目は躊躇するという理由が最も多く、人の手が物理的に足りない、子育てを満足にできないなどのプレッシャーから生み控える方も多いようです。また、体力面や自分の時間がなくなる等、自分自身への不安も理由にあげられていました。総じて、あらゆる方面で中途半端になってしまうことを危惧している方が多いようです。一方で、そこが解消されれば3人生んでもいいというコメントも一定数ありました。
理由
「2人までならまだ自分1人だけでも面倒をみれると思うが、3人だと負担がグッと上がってしまい躊躇しそうだから。」
「3人目を育てる体力がないのと、全員を大学まで進学させる経済的余裕がないから。」
「人数が増えてくると負担に感じることが増えたり、自分の時間が減ってしまうと感じるからです」
「3人目になると子育てから抜けたいと思うようになる。」
3位「1人→2人」(23人)
1人子育てを経験することで、手間、時間、金銭面、体力などあらゆる課題がわかり、自分が2人以上の子育てができるか判断基準になることがわかりました。共働き家庭が増え、仕事と家庭の両立、キャリアへの影響から2人目の壁を感じる方も。また、夫婦関係や夫の協力体制を理由に2人目を諦める意見も割と多く見られました。第一子出産時の年齢や世襲制による男児出産の価値観が影響しているという意見もありました。
理由
「一度子育てを経験すると、色々な状況と感情を経験するので、子育てと自分自身の状況(感情面・生活状況)を考えてしまうから次へのステップへ踏み出せなくなる。」
「妊娠中に上の子の面倒を見たり、出産入院中も上の子のお世話を何日も誰かにお願いしないといけないので」
「3人目以降は補助が充実しているが、2人だと補助が足りず金銭的なハードルを感じそうだから。」
「子供が産まれるまではわからなかったパートナーの家事や子育てに対する向き合い方を知って、さらなる負担増が予想できるため2人目を躊躇する。」
4位「3人→4人」(5人)
意外と多い3人きょうだいですが、同居していたり実家が近い家庭に多くみられます。それでも4人目は選択肢としても少数派かもしれません。
理由
「3人のお子さんがいる家庭はけっこういますが、4人目はなかなかいません。経済的に余裕がなくなるのでハードルが高いと思います。」
「4人目は年齢的にも体力的にも金銭的にも人手的にも家の環境的にも大変だと思う」
「4人目はかなりハードルが高いと思います。子供同士の年の差ができてしまう、上の子が高校生であると受験などで忙しくなるなど理由があります。」
調査まとめ
今回は、出産と子育て経験のある既婚女性100名に、
子どもを生んで育てるにあたり、何人から何人が
・一番壁を突破しやすいと思うか
・一番ハードルが高いと思うか
について調査しました。
各ステップにおいて、それぞれ特筆すべき理由が見られました。
・子どもを生んで育てるにあたり、1人→2人が一番壁を突破しやすい
・1人→2人育児経験があることやきょうだいを作ってあげたいなど突破しやすいという意見が多い
・子どもを生んで育てるにあたり、どこが一番ハードルが高いのは0人→1人
・0人→1人は妊娠・出産、次に育児…と未知の世界への恐怖心や、子どもが生まれることで大きく変わる環境やライフスタイルに対してハードルを感じる方が多い
子育てに置いての悩みアンケート調査はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000153.000073985.html
■調査概要
調査期間:2023年5月15日~5月24日
対象者:30~40代を中心に20代~60代までの出産経験と子育て経験のある女性
有効回答数:100
■ PRIME概要
PRIMEは「働く女性のために」をスローガンに、女性のキャリアと家事育児にフォーカスした記事のリリースを中心に、インタビューや座談会などの企画を行っています。
その他30〜40代女性に人気のエンタメ・美容・グルメ等女性の日常にワクワクを届ける記事をバラエティ豊かに公開しています。
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会社名 : 株式会社WonderSpace
代表者:代表取締役 山本 尚宏
本社 : 〒105‐0023 東京都港区芝浦1丁目1ー1 浜松町ビルディング11階D
設立 : 2013年3月
事業 : 広告運用代行事業、マーケティング支援事業、メディア事業
URL : https://wonderspace.co.jp/
note : https://note.wonderspace.co.jp/
株式会社WonderSpaceは、日本社会の未来を見据え、 粋々とした社会の実現に貢献したいと考えています。 弊社が掲げる「粋」とは、世の中やクライアント、ユーザーの人生をより良くしようという想いで、 周囲の方に対する思い遣りを持っていることを「粋である」と定義しています。 世のため人のために日本の社会課題解決に変革を起こし、クライアント様の発展に貢献し、ワクワクを生み出していきます。
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