12月4日より品質管理検定(QC検定)の申込受付開始!
~ 株式会社三協製作所の導入事例もご紹介 ~
一般財団法人日本規格協会(本部:東京都港区、理事長:朝日弘)は、第37回品質管理検定(QC検定)の申込受付を12月4日(月)より開始いたします。試験日は2024年3月17日(日)です。
話題の“データサイエンス”にも欠かせない品質管理の「手法」や、そのサイエンスを生かす「実践」の知識レベルを客観的に測ることができるQC検定を、企業の品質管理レベル向上や、個人のキャリアアップ実現にご活用ください。
今回初めて本検定を知った方でも、4級、3級は、今からの学習でも十分間に合います。多くの方々の挑戦をお待ちしています。
▶QC検定の詳細やお申し込みはこちらから↓
https://webdesk.jsa.or.jp/common/W10K0500/index/qc/
▶最近公開されたQC検定の活用事例
地元の工業高校と連携しながらQC検定に取り組まれている株式会社三協製作所のQC検定活用の具体例を次のとおりご紹介します。
■同社へのQC検定導入は、社内における品質改善活動の一層の活性化や有効化のみならず、それら取引先との共通言語となる「品質管理」の知識・考え方を全員が当たり前に身につけることが肝要との考えから、QC検定受検を手段として活用することにしたという経緯がある。また、QC検定受検のための「教育」の効果をQC検定受検によって測ることも兼ねられるという期待もあった。 ■検定前には2級合格者を講師とした社内での受検者研修を実施しており、受検者だけでなく合格者の更なる成長機会ともなっている。社内研修では、QCの「知識」を現場・実践で生かしやすくするよう心掛けるとともに、自社活動とのつながりをも意識した研修を行うことで、「現場で生きる知識」の習得ができている。
■受検管理を確実に行いやすい団体受検を継続したいが、団体申込は履行最低人数の条件があるため、年々、合格者が増加することにより、受検者が減少し、団体申込が極めて困難になる。そこで、同様の課題を持つ近隣の企業(約10社)や学校と共同で団体申込を行うことにより、課題をクリアするとともに、品質管理を通じて地域内のつながりを深めている。 ■共同受検以外にも、地元の工業高校の学生に向け、同社社員が外部講師となりQC講座を開いている。学生の評判も上々で、学生では難易度の高い2級合格者を輩出するなど、成果につながっている。共同での受検や、企業とのつながりを感じられる授業など、地域貢献の側面をもちつつ、学生にとっては未知の「企業」を知ることができ、一緒に受検した企業へのリクルートにつながった例もある。 |
以上のとおり、当該事例は、近隣学校・企業との共同受検することで「ものづくりのまち長井」を支える人材の輩出にも貢献している好例となっています。
▶団体受検の申込状況
株式会社三協製作所を含む、多くの企業・団体・学校が受検されています。下記URLに、前回検定(第36回QC検定:2023年9月3日実施)を団体申込で受検された企業・団体・学校のうち、名称公表の承諾をいただいた組織の一覧を掲載しています。
(https://webdesk.jsa.or.jp/pdf/qc/36YpN8XgLp.pdf)
(https://webdesk.jsa.or.jp/pdf/qc/36WhH8yDVK.pdf)
▶各級のレベルと内容についてはこちらから↓
https://webdesk.jsa.or.jp/common/W10K0500/index/qc/qc_level/
▶企業/学校等の取組み事例はこちらから↓
https://webdesk.jsa.or.jp/common/W10K0500/index/qc/qc_torikumi_company/
▶QC検定の詳細やお申し込みはこちらから↓
https://webdesk.jsa.or.jp/common/W10K0500/index/qc/
●日本規格協会(JSA)グループについて
1945年12月に、標準化および管理技術の開発、普及、啓発などを目的に設立された、一般財団法人日本規格協会を中核とするグループです。
我が国の総合的標準化機関として、当グループでは、JIS、国際規格(ISO・IEC規格)、JSA規格の開発、JIS規格票の発行と販売、国際規格・海外規格の頒布、多彩なセミナーの提供、ISO 9001やISO 14001をはじめとする各種マネジメントシステムの審査登録、各種サービスに関する認証、マネジメントシステム審査員などの資格登録、品質管理検定(QC検定)といった多様な事業に取り組んでおります。
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