【武蔵野大学】『データサイエンス・人工知能(AI)人材教育プログラム』が文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(応用基礎レベル)プラス」に選定
~国内の私立大学において、学部・学科単位での選定は唯一~
【本件のポイント】
今年度までに「応用基礎レベル」に認定された138件(大学単位54件、学部・学科単位84件、短大除く)の内、今回7件が「応用基礎レベルプラス」として選定
過去の選定も含め、学部・学科単位での応用基礎レベルプラスへの選定は私立大学として初
実践的なゼミ、グループワークによる能動的学修、企業と連携したインターンシップ、学生の積極的な学会発表活動などが高く評価される
【本件の内容】
● 数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度とは
内閣府・文部科学省・経済産業省の3府省が連携し、学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、各大学・高等専門学校における数理・データサイエンス・AI教育の取り組みを奨励するための認定制度です。認定(既認定含む)された教育プログラムの中から、先導的で独自の工夫・特色を有するものを「認定教育プログラム(リテラシーレベル/応用基礎レベル)プラス」として選定されています。2021(令和3)年に本学では「副専攻AI活用エキスパートコース」の入門科目『データサイエンス・AI入門』が同制度のリテラシーレベルとして認定されており、文系・理系問わず全学生がデータサイエンス・AIについて学修しています。
●「データサイエンス・人工知能(AI)人材教育プログラム」について
今回、「応用基礎レベルプラス」に選定された「データサイエンス・人工知能(AI)人材教育プログラム」は、データサイエンスや人工知能(AI)技術などへの関心を高め、それらを扱うための事前知識・スキルを習得することを目的としています。
特長の1つである「未来創造プロジェクト」は、1年次の後半から始まるゼミ形式の研究活動です。学生は実社会の課題解決に必要なデータサイエンス及びAIのスキルと知識を実践的に学び、連携企業との成果発表会で実社会からのフィードバックを受けながら各自の価値創造を確認します。
さらに、本プログラムではすべての科目にグループワークを導入し、学生が能動的な協調学修を行います。また学会への積極的な発表や海外大学との連携活動、連携協定企業でのインターンシップも早期から実施しています。これらの取り組みを通じて、3・4年次からのエキスパートレベルの学修を深化させ、実践的なデータサイエンス応用、プレゼンテーション能力、チーム協力、グローバルリーダーシップ能力を発展させ、実践力を備えたデータサイエンティストを輩出しています。
● 武蔵野大学データサイエンス学部について
2019(令和元)年に国内の大学では3番目、私立大学として初の開設。伝統的な大学教育に挑戦し、自己学習力を養うことを重要視しています。知識修得だけの座学を行うのではなく、実社会の重要な課題(イシュー)の発見と実際の解決策(ソリューション)の提案により実社会に貢献していけるよう、イシュー志向・解決型データサイエンスを実現する実践的な学びを展開しています。
【コメント】
■武蔵野大学データサイエンス学部長 清木 康 教授
文部科学省が定める「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」は、リテラシーレベル、リテラシーレベルプラス、応用基礎レベル、応用基礎レベルプラスの4レベルがあります。データサイエンス学部において実施しているデータサイエンス・人工知能(AI)人材教育プログラムが、より高位レベルである「応用基礎レベル」と「応用基礎レベルプラス」に同時に認定/選定されたことは、大変喜ばしいことです。特に学部・学科単位での「応用基礎レベルプラス」の選定は、今回は4件のみであり、過去の選定を含めても私立大学としては唯一です。
データサイエンス学部では、「AIクリエーション」「AIアルゴリズムデザイン」「ソーシャルイノベーション」を3基軸として、Global Research Collaborationと研究体験連動型学修をキーワードに、未来創造プロジェクトや多数の企業とのインターンシップを通しての実践的な教育をしています。この新しい教育の仕組みが大きなインパクトとなり、その成果が認められ、本認定を頂くことができたと思います。
【関連リンク】
■「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル・応用基礎レベル)」の認定・選定結果について(文部科学省):https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/suuri_datascience_ai/1413155_00011.htm
■武蔵野大学データサイエンス学部「データサイエンス・人工知能(AI)人材教育プログラム」Webサイト:https://sites.google.com/ds.musashino-u.ac.jp/datascience-ai-edpg/
■武蔵野大学データサイエンス学部 WEBサイト:https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/data_science/
【武蔵野大学について】
1924年に仏教精神を根幹にした人格教育を理想に掲げ、武蔵野女子学院を設立。武蔵野女子大学を前身とし、2003年に武蔵野大学に名称変更。2004年の男女共学化以降、大学改革を推進し12学部20学科、13大学院研究科、通信教育部など学生数13,000人超の総合大学に発展。2019年に国内私立大学初のデータサイエンス学部を開設。2021年に国内初のアントレプレナーシップ学部を開設し、「AI活用」「SDGs」を必修科目とした全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」をスタートさせる。2023年には国内初のサステナビリティ学科を開設。2024年には世界初のウェルビーイング学部を開設する。2024年の創立100周年とその先の2050年の未来に向けてクリエイティブな人材を育成するため、大学改革を進めている。
武蔵野大学HP:https://www.musashino-u.ac.jp/
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