日本マーケティング学会カンファレンスにて「ダイナミック・プライシング ― 普及と社会への定着を見据えて ―」をテーマに登壇
2021年に引き続き、取締役COO兼チーフデータサイエンティストの小阪が登壇。ダイナミックプライシングの実践例を通じ、ダイナミックプライシングの普及と社会の受容について講演いたします。
宿泊事業者向けにレベニューマネジメントシステムやデータ分析ツールを提供し、宿泊業界のDX化や集客支援を行うメトロエンジン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:田中良介、以下メトロエンジン)は、2025年3月8日(土)に開催される日本マーケティング学会の「第6回消費者行動と価格戦略研究報告会(三都市カンファレンス:福岡会場)」において、取締役COO兼チーフデータサイエンティストの小阪が登壇することをお知らせいたします。
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日本マーケティング学会(JMA)とは、日本におけるマーケティング力の向上を目的に2012年に設立された学術団体です。学術研究と実務の橋渡し役を担い、マーケティングの探求と創発を目指しています。中でも「消費者行動と価格戦略研究会」は、日本マーケティング学会が運営する複数のリサーチプロジェクトのうち、唯一「価格」をテーマに掲げた研究会で、財・サービスの価格決定メカニズムを探究し、近年はダイナミックプライシングなどの新しい価格戦略に注目し、消費者行動の視点と価格設定戦略の理論・実践を結び付ける研究活動を行っています。
今回小阪が登壇する「消費者行動と価格戦略研究報告会」は、当研究会の成果を発表・討議する場として2020年より毎年開催されており、実務家と研究者の講演・報告を通じて最新の知見を共有します。
2025年は「ダイナミック・プライシング ― 普及と社会への定着を見据えて ―」をテーマに、各業界における動的価格設定の現状と展望について専門家による講演とパネルディスカッションを行います。小阪は2021年の第2回研究報告会に続き、ダイナミックプライシング分野の専門家として登壇し、ホテル・航空・レンタカー業界をはじめとしたダイナミックプライシングの実践例を通じ、ダイナミックプライシングの普及と社会定着についてお話しします。
ダイナミックプライシング領域の最新動向を把握しながら、消費者の受容性を含めた社会への広がりについて学ぶことができる絶好な機会となりますので、興味のある方はぜひご参加ください。
「第6回 消費者行動と価格戦略研究報告会」概要
テーマ:ダイナミック・プライシング ― 普及と社会への定着を見据えて ―
日 時:2025年3月8日(土)10:20〜11:30
場 所:福岡大学(福岡会場)・オンライン(Zoom)
ご案内:https://www.j-mac.or.jp/research-project-new/51674/
登壇者:太宰 潮(福岡大学 教授)
佐藤 公俊(神奈川大学 准教授)
木村 隆介(株式会社リクルート データ推進室)
小阪 翔(メトロエンジン株式会社 取締役COO チーフデータサイエンティスト)
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■小阪 紹介
取締役COOチーフデータサイエンティスト 小阪 翔
京都大学理学部化学科卒業、京都大学大学院理学研究科(量子化学専攻)修了。
ミシガン大学Ross School of Business修了(経営学修士、成績優秀者で構成されるベータガンマシグマ会員)。MBA取得後は同大学院に研究員として残り、統計学と機械学習のビジネス活用を研究。帰国後は野村総合研究所でデータサイエンティストとして各種業界(消費財、金融、エネルギー、教育、など)のコンサルティングに従事。
2019年1月よりメトロエンジンに参画。2019年12月、取締役に就任。
本研究報告会は、日本マーケティング学会リサーチプロジェクト合同研究会「第1回 三都市カンファレンス」の一部セッションとして開催されます。
■第1回 三都市カンファレンス2025
日 時:2025年3月8日(土)9:00-17:30(懇親会は、17:40-19:40)
場 所:<リアル参加>東京会場(法政大学 市ケ谷キャンパス 大内山校舎 4階)
大阪会場(武庫川女子大学 中央キャンパス 公江記念館(KM)7階)
福岡会場(福岡大学 2号館 2階および3階)> MAP
<オンライン参加>Zoom
応募締切:2025年3月8日(土)*懇親会を含む参加は、2月27日まで。
本研究会及び三都市カンファレンス2025は、日本マーケティング学会の会員のみ参加可能となっております。詳細およびお申し込みについては、以下のURLよりご確認ください。
https://www.j-mac.or.jp/cities_conference/
メトロエンジンのダイナミックプライシング事業について
メトロエンジンは、ホテル、航空、レンタカー業界を中心にダイナミックプライシングシステムを展開し、業界ごとに最適な価格戦略を支援しています。
■ホテル向け:『メトロエンジン レベニューマネジメント』(https://metroengines.jp/)
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ビッグデータを取り込みながらAIが予測・分析した宿泊需要や市場環境を基に、最適な客室価格を自動で設定します。あらゆる面からレベニューマネジメント業務をサポートし、属人化しがちな料金設定を標準化できるため、より効率的な運営を実現します。また、収入に直結する料金コントロールの最適化も実現できるとあって、全体の売上向上にも貢献いたします。
株式会社ミドルウッド様の事例では、本システムを導入した結果、レートコントロールの手作業が不要となり、運営効率の向上と売上初動の5〜10%向上を実現しました。
▼導入事例インタビューはこちらから
https://metroengines.jp/#archive
■航空向け:ソラシドエア全路線でのレベニューマネジメントシステム導入
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メトロエンジンの航空業界向けレベニューマネジメントシステムは、需要予測の精度向上と価格設定業務の効率化を実現します。2024年にはソラシドエアが全路線・全便に本システムを正式導入し、収益最大化に向けた運用を開始しました。AIを活用した需要予測と柔軟なルール設定により、効率的な運賃調整が可能となっています。
▼ソラシドエア導入の詳細はこちらから
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000775.000035599.html
■メトロエンジンが提供するダイナミックプライシングの強み
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高精度な需要予測:AIを活用し、メトロエンジン独自の宿泊需要指数、競合の価格情報、イベント情報、季節変動など多様なデータを考慮。
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柔軟なカスタマイズ性:業界ごとに異なるプライシング方針に対応し、機能面やロジックのカスタマイズが可能。個別の目標やオペレーションに合わせたきめ細やかな運用を実現。
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データサイエンティストによるチューニング:経験豊富なデータサイエンティストが、クライアントの希望やフィードバックをもとに、AIやビッグデータ活用の最適化を実施。
【メトロエンジン株式会社の概要】
メトロエンジンは、ビックデータから人工知能・機械学習を活用し、客室単価の設定を行うレベニューマネジメントツール『メトロエンジン』をホテルなど宿泊事業者に提供しており、現在では国内でも有数のホテルチェーン社以上と契約しご利用いただいております。昨今では、様々な分野において需給に合わせたダイナミックプライシングの有用性が評価されはじめておりますが、メトロエンジンはホテル業界の他にもレンタカー業界や、高速バス業界などを対象とした事業も展開しております。
会社名: メトロエンジン株式会社(https://info.metroengines.jp/)
代表者: 代表取締役CEO 田中 良介
所在地: 東京都品川区西五反田七丁目25番5号西五反田七丁目ビル9階
設 立: 2016年10月
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