【Z世代のホンネ調査】25卒大調査!話題の「自己投資」は後回し?初ボーナスの使い道は、旅行か貯蓄の二択が大多数。
大学生116人に聞いた、初ボーナスの行方と「自己投資」への温度差
株式会社RECCOO(本社:東京都渋⾕区、代表取締役:出⾕ 昌裕、以下、当社)が運営する
Z世代に特化したクイックリサーチサービス『サークルアップ』は、
最新のZ世代調査として「25卒のボーナスの使い道」に関する調査レポートを発表します。
今回の調査では25年度卒業のボーナス利用をはじめとしたお金の使い道に対する現役大学生の意識を調査しました。
なお、サークルアップを活用してZ世代の調査を行いたい場合、
または調査結果を自社メディアの記事などに転載される場合は、こちらにお問い合わせください。
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■「自己投資」に意識が向かないのは、スキルが曖昧だから


まず初めに、「現時点でのボーナスの使い道(複数回答可)」を調査しました。
複数回答では、男女ともに「貯蓄」と「旅行」が上位に並びました。特に女性はどちらも56%で、堅実さと楽しさの両立を図ろうとする傾向が見られます。男性も「貯蓄43%」「旅行41%」と、同様の傾向が見て取れました。
注目したいのは、「自己投資」に関する意識です。女性は14%が選びましたが、男性ではわずか2%にとどまりました。全体としてはまだ“自己投資=必須”という認識には至っていないようです。
また、女性は「交際費」や「生活の充実」にも多く票が集まり、“自分らしい使い方”を追求する姿勢が印象的でした。
この結果を25卒の学生メンバーに伝えたところ、
「自己投資は散々必要と(世間で)言われているが、まだ入社前で具体的にどのスキルを身に着けるべきかわからないので優先度がさがるのではないか。」
という意見が挙がりました。
■最も優先するボーナスの使い道は女性が「旅行」、男性が「貯蓄」


一方、「一つだけ選ぶとしたら?」という単一選択の設問では、男女合計では「貯蓄」が最多となりました(男性31%、女性26%)。将来に備えて手堅く貯めたいという気持ちが、やはり根強いようです。
次点は「旅行」(男性26%、女性28%)で、こちらは行動に移しやすい願望として表れています。コロナ禍による制限から解放された今、「卒業前に思い出をつくりたい」という声も多く聞かれました。
ここでも「自己投資」は低調で、男性10%、女性はわずか3%。複数回答では興味を示していた女性でさえ、いざ一択となると選ばない実情が明らかになりました。
この結果を他の学生メンバーに伝えたところ、
-
(自分は)老後の貯蓄を漠然と意識している
-
家族がやっているため、NISAなどの投資をしなければと感じる
-
社会人の楽しみは旅行だと思う
などの意見をいただきました。
■総じて、ボーナスは「将来の自分」のために使う


「ボーナスは何のために使うか」という問いに対し、女性の57%が「将来の自分のため」と回答し、男性の46%を大きく上回りました。
一方で男性は「現在の自分のため」が43%と、女性の36%を大幅に上回る結果となりました。
この結果からわかる男女の違いは、単なる消費行動ではなく、価値観や将来設計への向き合い方の差にあるのかもしれません。
学生メンバーからは、女性の方が「長期的な備え」や「キャリアの安定性」への関心が高く、「少しでも安心材料がほしい」と考える傾向があるという意見が挙がりました。
実際、女性のメンバーからは「ライフイベントを考えると、今から備える必要がある」と話す声もありました。
■サークルアップとは?問い合わせでローデータを提供。

いかがでしたでしょうか?実際に⼤学⽣のデータで確認すると、リアリティのある感覚が掴めます。
現在、注目を浴びているZ世代ですが、「Z世代は○○」など表面的な捉えられ方をされてしまうケースも多く見受けられます。そこで当社は、サークルアップを活用して、現役大学生のプロジェクトチームと共に、リアルな本音を発信する【Z世代のリアルなホンネ調査記事】を配信しています。
今回の調査結果の一部も、お問い合わせいただいた企業にローデータの提供をしています。
【調査概要】
・調査日:2025年2月27日
・調査機関(調査主体):サークルアップ運営(株式会社RECCOO)
・調査対象:25年度卒業の大学生
・有効回答数(サンプル数):116人(女性:72人、男性:44人)
・調査方法:サークルアップのアンケートオファー
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