【社会医療法人柏葉会 柏葉脳神経外科病院様】自分たちの考えを汲み取り、期待以上の提案と実行をしてくれた

株式会社メディカルノート

2020年よりメディカルノート(以下、MN)をご活用いただいている柏葉脳神経外科病院にて、今回は常務理事・副院長の中山 若樹先生に、メディカルノート執行役員の山口と広報担当の折田(以下、山口・折田)が取材を行いました。

 

折田:

まず、弊社をどのようにお知りになったのでしょうか?

 

中山先生:

2021年4月に当院へ移籍しましたが、その前からMNのことは知っていました。

朝食中に、北海道大学病院時代の先輩である寳金先生(現:北海道大学総長)がテレビCMに出演されていて驚きました。そのCMがMNのもので、そこでMNの存在を知りました。

 

当院に移籍した際、すでに寺坂先生の特集記事がMNと共に作成されており、以前から拝見していました。

その後、私にも脳動脈瘤など疾患の監修記事のお話をいただいたり、今日まで色んな取り組みを一緒に行わせていただきました。

また、当初、MNの代表取締役である井上さんに札幌にお越しいただいた際にお話をさせていただき、非常にバイタリティのある方だという印象を受けました。それ以降もMNとのお付き合いが続き、期待以上のご対応をいただいております。

折田:

これまでさまざまな企画に取り組んできましたが、直近ではどのような取り組みを弊社とおこなわれましたか?

 

中山先生:

直近では、患者さんや市民向けの地域特集と、医療機関向けの講演会を開催しました。

当院がやっていることを知ってもらう難しさ...地域の届けたい人に届けられる特集サイトの開設

折田:

今回、地域の患者さんに向けた特集にご協力いただきましたが、貴院がこの特集に取り組むことに興味をお持ちになったきっかけは何でしたか?

 

中山先生:

まず、当院は理事長である寺坂をはじめ、優秀な医師が多く在籍し、外科治療の発展により高度な医療を提供できる医療機関であることを、患者さんだけでなくさらなる進歩を求める医師たちに知ってもらい、当院で切磋琢磨していきたいと考えていました。

そのための窓口役を私が担いたいと考え、当院がおこなっていることや理念を広く知ってもらう必要があると感じていました。

 

これまでも学会や執筆活動を通じて発信してきましたが、それを見てくださるのは主に近しい職種の方々が多かったと感じています。

一般の市民の方々や、他の診療科の医師にも当院の取り組みを知ってほしいという思いはありました。しかし、当院のホームページなどに訪れていただかない限り、情報を伝えることが難しく、限界を感じていました。そこで、打開策を模索していました。

 

そんな折に、MNの山口さんから今回の特集についてご紹介をいただきました。特定の疾患を検索した際に、スマートフォンやタブレット、パソコンの位置情報と連動し、地域の皆様に特集を見てもらえる仕組みになっているため、疾患に悩む地域の方々に適切に情報を届けられると感じました。

「こんなのが欲しかった!」と思いましたし、ご提案いただいたその日に、どのような内容の特集にするかを一緒に考えました。

 

折田:

今回の特集では、手術方法の追求やリアルな3次元画像、AIなどのテクノロジーの活用により、貴院の魅力が多く掲載されました。特に、どのような点を伝えたいと意識されましたか?

 

中山先生:

今回の特集では、動脈瘤の手術についてお話ししましたが、私が特に伝えたかったのは、その手術に対するポリシーやクオリティ、手術に至るまでのプロセスにどれだけこだわりを持って取り組んでいるかという点です。手術や治療において、私が大切にしていることをしっかりと伝えられるように、記事を作成していただきました。

特に、手術方法を徹底的に追求して確実な結果を導くこと、安全性の高さ、そしてその結果として術後の効果が永続的であることを知っていただきたいと思います。

 

また、これらを実現するために、日々進歩している画像技術や機械を活用していることについてもお話ししました。これらのテクノロジーを用いることで、単なる言葉では伝えきれない部分を、雰囲気に頼ることなく、視覚的・科学的に解析し、自分たちのスキルとして確立することができます。

その結果、新人医師にも、私たちと同様のレベルで手技を実現できるよう指導することが可能になります。

実際の特集記事はこちら

https://medicalnote.jp/hospital-features/sapporo-hakuyokai/001/

 

 

折田:

実際に特集やMNに掲載されている情報をご覧になって、貴院への来院につながったりなど、何か反応はございましたか?

 

中山先生:

例えば、ある疾患を指摘された患者さんが、その医療機関では、治療が難しいと言われてしまいましたが、諦めずに診てくれる病院を探している中で、今回の特集を通じて私のことを知り、受診してくれたことがあります。

 

患者さんが納得いくまで複数の病院を受診し、自分に合う医師を見つけることは、決して悪いことではありません。そのような行動を取る患者さんが、MNの特集や記事を通じて増えているように感じています。複数の医師の見解を聞くことが一般の方々にも広まり、私たちの発信がより多くの人に届いていると実感しています。

 

また、このように発信することで、長年お付き合いのある患者さんも記事を見つけてくれて、外来に来た際には「記事を拝見しました」とお話ししてくれます。その患者さんたちは、知り合いに私を紹介する際に記事を見せているそうで、特集の効果が思わぬ形で広がっていることを感じています。

 

今回の「自分たちがやってきたことを一般の方や他の診療科に伝えたい」という課題は、本特集を通じて達成できたと思います。

 

 

山口:

今回の特集は、パンフレットにして連携医療機関にお配りできるようにしているのですが、どのように活用されていらっしゃいますか?

中山先生:

そうですね、大いに活用しています。
私は当院の患者支援センター長も務めており、近隣の医療機関へ支援センター担当のソーシャルワーカーや看護師と一緒に挨拶回りをおこなっています。その際にパンフレットをお持ちし、当院の紹介資料として活用しています。
また、定期的に行っている広報部の発信にもパンフレットを添えています。

自分たちの活動だけでなく、メディカルノートの名前も札幌市内に広がっていると思いますよ!

山口:

ご活用いただき、大変うれしいです!このような特集とパンフレットの作成を組み合わせた取り組みは、貴院が初めてだったので、私も大変興味深く印象に残っています。

普段接点のない診療科の方も足を運んでくれた医療講演会。新病院の新設を通し、目指す姿をアピールできた。

山口:

今年12月に開院予定の新病院(札幌柏葉会(はくようかい)病院)について、6月7日に連携医療機関の先生方を集めた医療講演会『脳神経医療イノベーションフォーラム 医療の先にある絆~神経科学の拠点病院を目指して~』を初めて企画させていただきました。

寺坂理事長と中山先生のご講演に、KKR札幌医療センター 病院長の磯部先生が座長、弊社の代表取締役の井上が総合司会として登壇させていただきました。

あのような取り組みをご了承いただいたきっかけは何でしょうか?

中山先生:

新病院については、地域の方々だけでなく、医療機関にもアピールしたいと考えていました。

しかし、同じ診療科内では私のことを知っている方も多く、地域の総合病院への認知度が不足していると感じていました。そこで、認知を広げたいと考えていました。

 

また、先ほどお話しした特集では、これまでの取り組みを集約した形になっており、文字数の制限で伝えきれないことや、手術方法についても映像で示した方が分かりやすいことが多いと感じました。そのため、新病院の環境やできることを十分に伝えられる講演形式でのアピールが必要だと考えていました。

 

これまでの講演会では、製薬会社や医療機器メーカー、医師の講演会にゲストとして招かれることが多く、製薬会社の場合は薬剤について話さなければならないなど、ある程度の制約がありました。そのため、伝えたいことが十分に伝わらないことが多く、新病院のことを純粋にアピールする機会がありませんでした。

 

そんな折、山口さんから新病院について自由に語れる医療講演会を開催する提案をいただきました。さらに、MNの医師たちのつながりを活用し、脳神経外科だけでなくさまざまな医療機関の方々にもお声がけいただきました。

 

他の会社での講演会では、同じ診療科を呼ぶことが一般的ですが、多くの診療科の先生方にお越しいただいたことは大変斬新で、とても印象的でした。

 

講演会後の懇親会では、「技術や設備が進んでいて素晴らしい。面白かった。」といった声を多くの先生方からいただき、自分たちの取り組みが伝わったと感じ、大変うれしかったです。

山口:

私自身も講演会・懇親会を通して、先生たちのコミュニケーションが活発になったことが印象的でした。「まさにこういう講演会を聞きたかった」という声も聞こえ、発信したい側の気持ちと、聞きたい側の気持ちの両者の思いをシームレスに繋げられたと感じました。

 

中山先生:

そうですね。

講演会を通して、脳に関して頼れる病院が近くにできたことを喜んでくださる先生方が多く、「これから一緒に頑張っていこう」という声掛けをいただき、期待した効果を得られた講演会でした。

 

また、私は主に手術のことや新病院で導入される機器についてお話しさせていただきましたが、寺坂理事長からは当院がこれまで尽力してきた取り組みや新病院の構想などについてお話しいただきました。その中で、当院が実際に行っている海外からの技能実習生の受け入れについてお話ししたところ、座長の磯部先生が興味を持たれ、後日当院に視察にいらっしゃいました。その後、実際に技能実習生の受け入れを決めてくださったようです。

 

技能実習生の皆さんは非常に優秀で、一生懸命に仕事をしてくれるので、当院も良い影響を受けています。そのような良い影響が広がるきっかけにも繋がったのは、とても嬉しいことです。

 

山口:

改めて、新病院の新設に向けて、地域の先生方に向けて何かメッセージがあればお願いいたします!

 

中山先生:

今回の新病院では、救急部門、手術部門、脳卒中ケア部門(入院部門)が密接に連携し、精神的な医療も展開できるようになっています。また、外部とのコミュニケーションを図るためのカンファレンス部門を設け、外部とのディスカッションや新人脳外科医の育成の場としても活用できるようにしています。

 

地域の医療機関における脳に関する貢献がさまざまな形で実現できると考えていますので、ぜひご期待ください!

 

医療講演会の様子はこちら:

https://medicalnote.co.jp/posts/YJ8xqKuv

 

新病院 札幌柏葉会(はくようかい)病院についてはこちら:

https://www.kashiwaba-nougeka.or.jp/newopen/

今後も沢山の企画を一緒にやっていきたい...メディカルノートに期待することとは?

山口:

最後に、弊社に対して期待していることや、一緒に取り組んでいきたいことがあれば、ぜひお伺いしたいです!

 

中山先生:

まず初めに、MNの皆さんには感謝の気持ちしかありません。さまざまなことに精力的に取り組んでいただき、フランクにお話しできる関係を築いてくださっていることに感謝しています。思いついたことをどんどん提案してくれるという印象を受けています。

 

それは、私たちが「どんなことを考え、どんなスタンスで医療をしているのか」を敏感に感じ取ってくださっているからこそ、多くの提案をしていただけたと思います。

 

だからこそ、今後もさまざまなことを聞き出し、私たちの努力を見届けていただきたいと思っています。その中で、私たちの視点では気づかなかったことも多いと思いますので、今後もMNの皆さんの視点で、どんどん新しい企画を提案してほしいと期待しています!

 

山口:

これまで講演会や特集、パンフレットの制作など、たくさんの取り組みをご一緒させていただきました。今後もお互いに意見を出し合いながら、新しいことに挑戦していきましょう!

今後ともよろしくお願いいたします!

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
医療・病院医薬・製薬
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社メディカルノート

38フォロワー

RSS
URL
http://medicalnote.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区東新橋二丁目3-3 ルオーゴ汐留5階
電話番号
03-4500-9458
代表者名
梅田 裕真
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2014年10月