【50歳からのハルメク世代に聞く なんでもランキング】50歳以上の女性が選ぶ「ライブに行きたいアーティスト」ベスト3は「サザンオールスターズ」「中島みゆき」「松任谷由実」
青春時代を共にした息長く活躍するアーティストが上位に並んだ
女性誌販売部数No.1(※1)雑誌「ハルメク」などのマーケティングやリサーチのコンサルティングを通じて、50代以上のインサイトを日々探求する「ハルメク 生きかた上手研究所」は、50代以上の女性(事前調査372名、本調査529名)へのアンケート結果をもとにした「50歳からのハルメク世代に聞く なんでもランキング」を公開しました。テーマは「ライブに行きたいアーティスト」です。
(※1)日本ABC協会発行社レポート(2024年1月~6月)

【調査概要】
事前調査と本調査に分けて調査を実施。事前調査では「ライブに行きたいアーティスト」を回答者1名あたり3アーティスト(個人・グループ)まで自由記述で聴取し、回答が多かった19のアーティストを選抜した。(20位以下は回答が分散していたため)。本調査では19のアーティストについてそれぞれ7段階で評価を得た。
調査の方法:WEBアンケート
調査の対象:全国50~87歳の女性
調査実施日:事前調査 2025年1月15日(水)~1月17日(金)
本調査 2025年2月4日(火)~2月10日(月)
回答者数 :事前調査 372名 本調査 529名
※本調査は50代、60代、70代以上が均等になるよう再集計した。本文中の回答者数は再集計後の人数。
調査主体 :株式会社ハルメク・エイジマーケティング ハルメク 生きかた上手研究所
【集計方法】
各アーティストの評価(7段階)に応じて配点し、ランキングを算出した。
[質問] 以下に挙げたアーティストについて、あなたはどの程度ライブに行きたいですか。行ったことがある場合も含めてお答えください。
[配点] とても行きたい:100点、行きたい:85点、まあ行きたい:65点、どちらともいえない:50点、あまり行きたくない:35点、行きたくない:15点、全く行きたくない:0点
なお、そのアーティストについて「知らない・わからない」と回答した方は集計から除外。
※調査主体の「ハルメク 生きかた上手研究所」所長への取材、コメント提供も可能です。
※本リリース内容を掲載いただく際は出典「ハルメク 生きかた上手研究所調べ」と明記をお願いいたします。
【調査サマリ】
1位 サザンオールスターズ
ライブに行きたいアーティストの1位は「サザンオールスターズ」。50代で1位だった。理由の1位は「曲・歌が好き」、2位は「昔からずっと好き」、3位は「元気が出そう」。
2位 中島みゆき
2位は「中島みゆき」。70代以上では1位だった。理由の1位は「曲・歌が好き」。2位は「歌唱力がある・歌がうまい」、3位は「世界観が好き」。
3位 松任谷由実
3位は「松任谷由実」。60代では1位だった。理由の1位は「曲・歌が好き」、2位は「昔からずっと好き」、3位は「世界観が好き」。
■ライブに行きたい理由(ランキングTOP3の理由5位まで)



■「ライブに行きたいアーティスト」ランキング(50歳以上女性:529名)
※7段階評価の配点(ウエート平均)によるランキング。なお順位は小数第二位以下の差を含めたものである。


■ライブに行きたい理由(事前調査の自由回答を抜粋)
1位 サザンオールスターズ
-
今までチャレンジしてもチケットが取れたことがなく、サザンもお年なので早く行きたい(55歳)
-
私の青春ど真ん中に降臨して来たサザン。何の心配もなく過ごせた時代を思い出させてくれる(63歳)
-
同世代のメンバーが変わらず第一線で活躍しており、かつ、とっても楽しそうだからライブに参加したら私も元気にスッキリしそう(68歳)
-
地元茅ケ崎の出身アーティストで、茅ケ崎を盛り上げてくれています。どの曲も覚えやすく美しいです(70歳)
2位 中島みゆき
-
歌詞に励まされています。「夜会」に行ってみたいと思います(61歳)
-
若い頃から大好きで近くの会場は何度も足を運んだが、もう35年位は全く行けずDVDやCDだけで満足していた。カラオケも必ず歌っていた(61歳)
-
なかなかチケットが取れないので一度生で聴いてみたい(68歳)
-
以前のように(ライブを)毎年やってくれないので、もう会えないのかと焦ります(87歳)
3位 松任谷由実
-
ずっと昔からファン。曲も好き(56歳)
-
もう50年も第一線で活躍されていて、荒井由実時代の曲も含めて未だに褪せないことも素晴らしい(68歳)
-
大学時代、友達が運転する車の中でよく聴いた。ユーミンは青春そのもの(68歳)
-
パワフルで華やかで昔からコンサートに行っている(70歳)
<その他>※ランキング外のアーティスト含む
Mrs. GREEN APPLE
-
「日曜の夜ぐらいは...」というドラマが大好きで、主題歌で知って他の曲を聴いてみるといい曲ばかりで大好きになった。ファンクラブに入らないとチケット取れないのかな。プレイガイドではハズレまくりです。LIVEで「ケセラセラ」、「青と夏」、「点描の唄」など聴けたらいいな(64歳)
藤井風
-
テレビ出演も少ないので、是非直接見て聴いてみたい(50歳)
-
あの世界観は、他にはないと思います(60歳)
松田聖子
-
中学生の頃からずっと、憧れの人。声や楽曲も魅力的ですが、その生き方も尊敬している。どんな困難も自分で考えて行動することで乗り越えていく、強くて聡明な方だと思う(56歳)
Snow Man
-
ダンスがかっこいいし、メンバーの仲の良さや性格の良さがにじみ出ている(58歳)
-
賑やかで楽しそうだから(64歳)
反田恭平
-
技術も感受性も研ぎ澄まされていて、力強く聴き手を引き込んでいく(72歳)
マイケル・ジャクソン
-
圧倒的なダンスボーカルを体感してみたかったです(58歳)
ビートルズ
-
絶対に叶わないが、世界中に旋風を起こしたグループなので。当時の技術のクオリティは今の音楽のクオリティの足元にも及ばないと思うが、作品として実際に体験してみたい(60歳)
※事前調査の自由回答において、「(ライブに行きたいアーティストは)特にない」と回答した人は372名中14名(3.8%)だった。
【専門家の見解】
ハルメク 生きかた上手研究所 所長 梅津 順江(うめづ ゆきえ)2016年3月から現職。主に年間約900人のシニアを対象にインタビューや取材、ワークショップを実施

人生のサウンドトラックは、まだ終わらない。その続きをライブで!
「サザンオールスターズ」「中島みゆき」「松任谷由実」—この3人が平均年齢64.9歳の女性に【ライブに行きたいアーティスト】として選ばれました。世代別にみると、50代はサザン、60代はユーミン、70代以上は中島みゆき。昭和から平成をまたぎ、時代の空気を歌ってきたアーティストたちです。各々の曲は、人生のある時期をともに過ごした“音の記憶”であり、「あの頃の自分」と再会するキーでもありました。
自由回答には「青春ど真ん中」「大学時代に聴いた」など、自分史と音楽が重なるエピソードが並びました。行きたい理由も「曲が好き」「昔からずっと好き」という時間の厚みを感じさせるものばかり。それらの楽曲は、彼女たちの“人生のサウンドトラック”として、今も色褪せず鳴り響いているのです。
特に印象的だったのが、「夜会に行ってみたい」という中島みゆきへの声。「夜会」は演劇的な構成で物語が展開する“舞台作品”です。単なるコンサートではないから、「歌詞に励まされた」「人生を代弁してくれる歌詞」と共鳴する当該世代が多いのでしょう。「DVDで満足していたが、生で聴きたい」という言葉には、長い年月を超えて、今も続く強い思いが感じられます。60代ではユーミンの世界観に、若き日の夢や自由を重ねる声が寄せられました。「車でよく聴いた」という記憶とともに、当時の“車文化”と楽曲が一体になって記憶に残っている様子。まさに“人生のドライブBGM”です。
見逃せないのは、87歳女性が「以前のように毎年ライブをやらないので もう会えないのかと焦る」と熱く語る姿。音楽とともに人生を歩んできたからこそ、今もその続きを愉しもうとしている—その姿は驚きとともに静かな感動を与えてくれます。
ライブとは今を愉しむ娯楽であると同時に、自分の過去と現在をつなぐ旅。彼女たちの音楽との向き合い方には、“自分史の再生”という深い意味が宿っていました。
■女性誌販売部数No.1! 50代からの生きかた・暮らしかた応援雑誌「ハルメク」
50代からの女性が前向きに明るく生きるための価値ある情報をお届けしています。健康、料理、おしゃれ、お金、著名人のインタビューなど、幅広い情報が満載です。 また、雑誌「ハルメク」の定期購読者には、本誌とともに提供するカタログと、オンラインでの通信販売を行っています。販売している商材は、ファッション・インナー・コスメ・美容・健康など多岐にわたり、独自のシンクタンクである「ハルメク 生きかた上手研究所」を通じて利用者の声を徹底的に調査、反映した商品開発で、多くの女性から支持を得ています。
■ハルメク 生きかた上手研究所のシニアリサーチデータは、「ハルメク シニアマーケティングLAB」で掲載しています。
「ハルメク シニアマーケティングLAB」は、ハルメク世代(シニア)を顧客とする企業にとって有益な情報をお届けしている情報サイトです。ハルメクグループが提供する定期購読誌や通販等を通じて得たマーケティングデータや記事、シンクタンク「ハルメク 生きかた上手研究所」の調査レポートなど豊富な情報が満載です。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像