理研AIPとの共同研究「超校歌~AIがつくるみんなの校歌~」、三重県桑名市と連携して新設校「多度学園」の校歌をAIと共創!
超校歌プロジェクトについて
日本特有の学校文化として発展を遂げてきた校歌。その起源は、明治政府の教育改革の一環として、価値観や思想の統一のために導入されたと言われ、その後「郷土の歌」として広がりました。学校という範囲を超え、地域社会に結び付きを持つ歌として歌われるようなった日本の校歌ですが、一世紀を経て、テクノロジーが急激に発展し、また価値観も多様化した令和の時代において、こどもたちが今聴きたい歌、歌いたい校歌は?価値観が多様化する時代にふさわしい進化する校歌の在り方をAI技術を用いてみんなで検討します。
全国の小・中・高・大の校歌を集め、それらをAIに学習させ、AIが楽曲と歌詞を生成するプログラムを構築し、全国の学校が自校の校歌を再評価・編曲する機会を提供します。理研AIPはAIによる楽曲の生成や歌詞生成支援システムの開発を担当し、B Labは研究コンセプトの企画、全国の学校を巻き込んだ普及啓発や、AIが生み出したコンテンツの著作権に関する共同検討を行います。
特設サイト:https://blaboratory.org/chokouka/
研究メンバー
*理研AIPについて
理化学研究所 革新知能統合研究センター(理研AIP)は、文部科学省AIPプロジェクトの研究拠点として2016年度に設置され、日本のAI研究をリードすべく活動を行っています。
*B Labについて
Beyond, Borderless, Breakthroughの頭文字をとった「B Lab」は、研究所と銘打ちながら、世界中の大学・研究所、地域、人材をつなぎ、多くの人の得意技や知見を融合させ、新しい技術、サービス、コンテンツ、ビジネス、社会を生みだす参加型プラットフォームです。テクノロジー開発、社会課題解決、新サービス創出などスコープは広いですが、共通項は社会実装で、みんなでつくるということ。お父さんもお母さんもおばあちゃんも子どももみんな研究員。Lifelong Seekerになり、第2の研究員名刺を持ちます。ソーシャルで、オープンで、参加型で、ユーザーふくめ全ての人がつながり新しい社会を構築し、課題、アイディア、技術、おカネ、スキル、人をマッチングさせ、小さな創造から大きな創造までおもしろい未来をみんなでつくることを目指します。
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