バイセル、営業利益は前年比約3.5倍　通期予想を売上高1,000億円、営業利益75億円へ上方修正【2025年12月期 第1四半期決算】

リユース事業を展開する株式会社BuySell Technologies（本社：東京都新宿、代表取締役社長兼CEO：徳重 浩介）は、本日2025年12月期 第1四半期決算を開示しました。

■サマリ

・2025年12月期 第1四半期実績

出張訪問買取事業・店舗買取事業ともにオーガニックの買取・販売が順調に推移したことに加えて、前期の第1四半期時点では未連結であったむすび、レクストホールディングス（以下レクストHD）の貢献により、第1四半期の連結売上高は234億円（前年比+93.1%）、営業利益は24億円（前年比 約3.5倍）と大幅な増収増益となりました。

レクストHDはバイセルとの在庫統合や、販路最適化等のシナジーが早期に進んだことから、期初の販売計画と比較して第1四半期での在庫消化が順調に推移いたしました。

・業績予想の修正

通期の売上高を1,000億円、営業利益を75億円へ上方修正いたします。これにより営業利益率は7.5%を予想しています。

出張訪問買取事業においてバイセルのオペレーションをレクストHDへ導入したことが奏功し、査定員1人あたりの出張訪問数が増加したことや、店舗買取事業においても店舗あたり労働生産性向上を実現していることから、生産性向上に伴う人件費の削減効果を反映、販管費の削減寄与を見込みます。

またレクストHDとのPMIが円滑に進行し、期初予算上は保守的に予算化していたレクストHDとの統合コストや戦略投資コストを今期投下すべき適正水準に見直し、販管費削減に寄与しました。

■2025年12月期 第1四半期実績

・バイセルグループの事業構成

バイセルグループとしての出張訪問買取事業、店舗買取事業の連結内訳は以下の通りとなります。

2025年12月期よりレクストHD及び同社子会社のP/L連結を、前期第2四半期よりむすびのP/L連結を開始しています。

・グループ会社別の売上高推移

前期からキャリーしていたタイムレスとレクストHDの在庫を販売したこと等により、売上高が大幅に伸長しました。

当第1四半期より新規連結のレクストHDは、バイセルとのシナジーが早期に発現し販売が計画を超過したことから、売上高の増加に大きく貢献。買取も順調に推移し、第1四半期末在庫は当初計画水準を維持しています。

・出張訪問買取事業 主要KPI

第1四半期の出張訪問数は、問い合わせの復調や再訪数の増加、当期よりレクストHD子会社のREGATEの実績が加わったこと等により、前年同期比+51.9％と大幅に伸長しました。通期計画に対しても想定通りの水準となっています。

出張訪問あたり売上総利益はバイセル単体及び前期Q4に戦略的な在庫キャリーを実施したREGATEともに販売好調のため通期計画を大幅に超過。出張訪問あたり広告宣伝費もバイセル単体のブランディング投資強化により高い水準となりましたが、出張訪問あたり変動利益は通期計画を超過する水準に着地いたしました。

その他、開示内容の詳細は当社IRページよりご確認ください。

https://buysell-technologies.com/ir/

■会社概要

「人を超え、時を超え、たいせつなものをつなぐ架け橋となる。」をミッションに掲げ、中古品の買取・販売を行う総合リユース事業「バイセル」を展開する企業です。出張買取事業を中心に、着物や切手、ブランド品など、ご自宅に眠るさまざまな品を買取し、次に必要とする方へとつないでいます。

重要な戦略としてテクノロジーの活用を掲げ、自社開発プロダクトによる業務効率化やデータ活用を通じた戦略的成長を推進しています。また、リユース業界内でのM&Aを積極的に実施し、国内外への二次流通網の拡大を図っています。バイセルグループ全体では、年間40万件以上の出張訪問査定、買取店舗数は400店以上を展開。リユース業界でもトップクラスの規模へと成長を続けています。

会社名：株式会社BuySell Technologies

代表者：代表取締役会長 岩田匡平、代表取締役社長兼CEO 徳重 浩介

本社所在地：〒160-0004 東京都新宿区四谷4-28-8 PALTビル

事業内容：着物・ブランド品等リユース事業

コーポレートサイト：https://buysell-technologies.com/