シェアサイクル『チャリチャリ』、『kotobike』事業を承継し、12月1日より京都・大津でのサービスを開始

2026年4月1日、「チャリチャリ」へリブランディング。景観に配慮した新デザインの自転車を導入。

チャリチャリ

2025年12月1日 17時00分

シェアサイクルサービス『チャリチャリ』を運営するチャリチャリ株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役社長:家本賢太郎、以下「チャリチャリ」)は、株式会社きゅうべえ(本社:京都市東山区、代表取締役:谷口創太、以下「きゅうべえ」)が京都市および大津市で展開するシェアサイクルサービス「kotobike」事業を承継する吸収分割契約に基づき、2025年12月1日効力発生により、当社によるサービス運営を開始したことをお知らせいたします。

今後は2026年4月1日に「チャリチャリ」へリブランディングし、京都・大津エリアについては景観に配慮した新デザインの自転車を導入するなど、より一層のサービス向上に努めてまいります。

■事業承継の背景と目的

チャリチャリは「まちの移動の、つぎの習慣をつくる」をミッションに、福岡をはじめ全国8エリアでシェアサイクル事業を展開してきました。

この度、2025年10月14日に締結いたしました、京都の老舗自転車販売事業者である株式会社きゅうべえが京都市および大津市で運営するシェアサイクル事業「kotobike」を承継する吸収分割契約について、本日2025年12月1日にその効力が発生し、同事業を正式に承継いたしましたことをお知らせいたします。

本件は、きゅうべえが京都市および大津市で既に構築しているポート基盤と事業実績を活用し、当社の運営システムとデータ活用を組み合わせることで、同エリアにおけるシェアサイクルサービスの日常利用を起点とした持続的な需要創造と地域交通の利便性向上を実現するものです。

きゅうべえと当社においては、これまでも当社グループ会社を通じた連携関係を築き、両社が目指す自転車産業の継続的な振興と、地域社会への貢献を共に推進してまいりました。この度の承継により、より一層のサービス向上を目指し、チャリチャリが得意とする日常の移動シーンでのご利用に向くエリア・ポート展開、チャリチャリの特に強い事業基盤である九州・中部エリアとの接続性・相互性を活かす独自の取り組みを行ってまいります。

■今後のサービス展開について

2026年4月1日から「チャリチャリ」へリブランディング

2026年3月末日まで「kotobike」のサービス名称および自転車等の設備、アプリを継続してご利用いただけますが、2026年4月1日に「チャリチャリ」へリブランディングいたします。リブランディングに伴い、ご利用いただくアプリも「チャリチャリ」公式アプリへと移行をいたします。
京都・大津エリアの新デザインの自転車導入

リブランディングに合わせ、京都・大津エリアには古都の景観に配慮したチャリチャリの新しいデザインの自転車を導入いたします。まちの風景と調和しながら、より快適で便利な移動体験を提供してまいります。

■両社代表からのコメント

株式会社きゅうべえ代表取締役谷口創太

チャリチャリ様は、シェアサイクルを「まちをめぐる葉脈のような存在」と捉え、地域に深く根ざした移動インフラとして育てながら、各地のまちづくりに大きく貢献されてこられました。その理念に深く共感し、「kotobike」を託す先としてこれ以上ないパートナーであると確信しており、今回の承継を心より嬉しく思っております。本承継を通じ、京都・大津のまちに「チャリチャリ」のサービスが浸透し、より豊かで快適な移動体験が生まれることを期待しております。

チャリチャリ株式会社代表取締役社長家本賢太郎

歴史あるきゅうべえ様から「kotobike」事業を承継し、本日より京都・大津という魅力的なまちでサービスを展開できることを大変光栄に思います。これまできゅうべえ様が築いてこられた地域との信頼関係を大切に引き継ぎ、地域に根差し、愛されるサービスへと成長させてまいります。京都・大津には、伝え続けたい文化、歴史的な街なみ、地域の人の熱をうみだすスポーツ、ここにしかない素敵なお店がたくさんあります。チャリチャリを通じて、こうしたまちの魅力に触れる機会をうみだし、また新たなチャレンジが次々にうまれるまちづくりに、私たちも一役を担えるよう、一歩ずつ歩んでまいります。新しいチャリチャリの展開にどうぞご期待ください。