マリオット・インターナショナル、シェラトンの改革ビジョンを発表

米国でのオーナーの投資額が5億ドルに達すると予測

 今日のホスピタリティ業界を牽引するマリオット・インターナショナル(本社:米国 メリーランド州、社長兼最高経営責任者:アーニ・ソレンソン)は、当社のポートフォリオの中で三番目に大きなブランドであり、北米以外では最大(客室数)のブランドであるシェラトンホテル&リゾートの改革ビジョンを発表しました。マリオットは昨年末にシェラトンに新たなゲストルームを導入したことに続き、今回ニューヨークで開催された「NYU国際ホスピタリティ産業投資会議(NYU International Hospitality Industry Investment Conference)」において、シェラトンに導入する新たなパブリック・スペースへのビジョンを披露し、オーナーと投資家に対して、当社のブランド戦略のほか、特に注力しているゲスト体験、ホテルオペレーション、そしてデザイン哲学について示しました。

 「スターウッド買収完了後の2016年後半から、シェラトンの再活性化は当社の最優先事項でありました。この素晴らしいブランドを再建する方法は、ブランドにフォーカスすることと、ホテルのオーナーとのコラボレーションだということは分かっていました。世界中のコミュニティの中心にあるシェラトンの豊かなレガシーを生かしつつ、オーナーのために差別化された地位と魅力的な価値を生み出したいと考えていました。シェラトン改革プロジェクトでは、オーナーの皆様とともに、このアイコニックブランドを新たに仕切り直し成功軌道に乗せるため、あらゆる要素をうまく組み合わせてまいりました。準備はできており、我々のビジョンも明白で、今後シェラトンへ大いにエネルギーを注いでまいります」(マリオット・インターナショナル 社長兼最高経営責任者 アー二・ソレンソンのコメント)

 オーナーはすでに、このシェラトンの新たなビジョンを前向きに迎え入れ、米国各地のホテルのリノベーションに推定約5億ドルを投じる意向を明らかにしています。世界では全シェラトンホテルの25%がリノベーションを予定しており、すでに工事に着手しているホテルもあります。

シェラトン・エクスペリエンス
シェラトンの改革プランの中でも特に注力すべきポイントである「新パブリック・スペース」を投資家の皆様に理解いただき、直接目で見ていただけるよう、先日開催された「NYU国際ホスピタリティ産業投資会議」において、シェラトンは4,200平方フィート(約390㎡)のヴィネットを設置しました。地元の方々とゲストが集まる場所、というルーツに立ち戻り、社交の場、意欲的に作業が進むスペース、ゲストのニーズに合わせたサービスとデザインに対応し、シェラトンのレガシーを強化してまいります。シェラトンの戦略の中核となるのが、コラボレ―ティブ・ベニュー、テクノロジーを取り入れたデザイン、そしてシェラトンでなければ得られない体験を提供するホストサービスです。

 「マリオット・インターナショナルは、シェラトンのブランド改革に対して総合的な戦略を実行する十分な体制を整えており、すでに勢いにも乗ってきています。シェラトンでは、レート(料金)および稼働率において、競合指標をここ数年で初めて上回りました。我々はブランドのスタンダードを高め団体予約を増やしたことで、今後数年にわたって多くのステップを経て実行されるシェラトン改革プランの初年度を、宿泊ブランド再活性化の経験を生かして業績を向上させることができたのです」(マリオット・インターナショナル グローバル・ブランド・オフィサー、ティナ・エドモンソンのコメント)

 マリオット・インターナショナルは2013年にマリオット・ホテルブランドの再ポジショニングに着手し、マリオットホテルのオーナーと緊密に連携してゲストルームとMクラブラウンジの改修・設計に取り組みました。この取り組みはゲストにもオーナーにも好評を博し、リノベーションを経たマリオット・ホテルは平均して市場シェアが9%向上し、「ほかの人にも薦めたい」とするカスタマーによるスコアも、リノベーションを実施しなかったホテルよりも平均して8ポイント上回る結果となりました。

数字で見るシェラトン
2016年9月のスターウッド・ホテル&リゾート買収とともにマリオット・インターナショナルのブランドのひとつとなったシェラトンでは、それ以降6,000室が脱退し、今年末までにさらに2,000室が脱退する見通しです。一方、同期間に新規加盟した客室数は5,000室に上ります。「シェラトンをほかの人にも薦めたい」とするスコアの割合が前年よりも2ポイント増大しており、数年来初めて市場シェアが増加しました。

 世界のシェラトンホテルの合計営業収入は92億ドルに達しています。シェラトンのポートフォリオは現在、営業中のホテルが約450軒、今後開業予定のホテルが72の国と地域に合計80軒となっています。2020年までに、シェラトンのネットワークは90ヵ国までに拡大する見通しです。

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マリオット・インターナショナルについて
マリオット・インターナショナル(NASDAQ: MAR、本社: 米国メリーランド州ベセスダ)は、127の国および地域に30のブランド、6,500軒以上の宿泊施設を擁するホスピタリティ企業です。世界中でホテルの運営およびフランチャイズ、リゾートのオーナーシップ・プログラムを展開し、また受賞歴あるロイヤリティプログラム、マリオット リワードを運営しています(マリオット リワードにはザ・リッツ・カールトン・リワード、スターウッドプリファードゲスト(SPG)が含まれます)。詳しい情報は、www.marriott.comをご覧ください。また最新の企業ニュースはwww.marriottnewscenter.comをご覧ください。FacebookやTwitter(@MarriottIntl)、Instagram(@MarriottIntl)でも情報発信しております。

シェラトンホテル&リゾートについて
マリオット・インターナショナルが展開するブランドであるシェラトンは、世界70の国と地域、450軒以上のホテルでお客様が旅を最大限に楽しむお手伝いをしています。革新的な体験、独自のデザイン、多チャンネルによるマーケティング、そしてサービスの強化などを今後も充実させ、ブランドの価値を高めてまいります。また、業界での受賞歴もあるロイヤルティプログラム、スターウッドプリファードゲスト(SPG)プログラムに参加しております。会員の方は、members.marriott.comでマリオット リワード(ザ・リッツ・カールトン・リワードも含む)とアカウントのリンクができ、エリートステータスのマッチングや無制限のポイント移行が可能です。詳細はwww.sheraton.com をご覧ください。また、FacebookやTwitter(@sheratonhotels)、Instagram(@sheratonhotels)でも情報を発信しております。

将来予測に関する記述についての注記: このニュースリリースには、今後増やす予定のホテル数、今後リノベーションする予定のホテル数、歴史的事実ではない将来の出来事や予想に関する同様の記述を含め、連邦証券法が定める「将来予測に関する記述」が含まれています。こうした記述は将来の業績を保証するものではなく、市場状況の変化、世界及び地元経済の変化、ホテル客室の需給の変化、ホテル業界の競争条件、クライアント及ぶプロパティのオーナーとの関係、ホテルの成長と改修に必要な資金を調達する可能性、直近の年次報告書Form 10-K及び四半期報告書Form 10-Qで報告したその他のリスク要素といった数々のリスク及び不確実性に影響されるものであることにご留意ください。こうした記述はこのプレスリリース発行時点のものであり、新しい情報、将来の出来事、その他の事情に基づいてこうした記述を更新したり修正したりする義務は負いません。

 

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会社概要

URL
https://www.marriott.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
アメリカ合衆国メリーランド州ベセスダ
電話番号
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代表者名
アンソニー・カプアーノ
上場
未上場
資本金
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設立
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