【ホームページ制作の実態調査】約9割が失敗経験あり!企業規模別に見る失敗要因

〜コスト、デザイン、セキュリティ。企業規模に応じて異なるホームページ制作の課題と重視ポイントを分析〜

 企業のDXを促進するアルサーガパートナーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO/CTO:小俣泰明、以下「アルサーガパートナーズ」)は、ホームページ制作を経験したことがある企業の担当者およびホームページ制作会社へ発注経験のある550名を対象に、ホームページ制作に関する実態調査を行いました。調査の結果、約9割がホームページ制作の外注で失敗経験があることが明らかになりました。

また、企業の規模ごとに分析したところ、規模によってホームページ制作会社に求める優先事項が異なることがわかりました。

※このリリース内においては、従業員数で会社の規模を区別しています。

小規模企業:従業員数1〜100名

中規模企業:従業員数101〜1000名

大規模企業:従業員数1001名以上

◾調査結果サマリ

  • 約9割の企業がホームページ制作の外注で失敗経験あり

  • 中小企業の失敗理由は「予算超過」が最多、大企業は「要望不一致」

  • 自社制作では「デザイン品質不足」や「更新の難しさ」が課題に

  • ホームページ制作会社選定で、小規模は「コスパ」、中規模は「デザイン」重視

  • 大企業は「セキュリティ対策」も含めた総合評価で制作会社を選定

  • 企業の優先事項に合わせたサービス提供が、顧客満足度向上に寄与する

◾9割近くがホームページ制作外注で失敗。主な原因とは

「Q1.あなたが所属する企業のホームページ制作において、失敗した経験はありますか?」と質問したところ、ホームページ制作を外注した経験がある人のうち、87.7%、つまり約9割が何らかの失敗を経験していることが明らかになりました。

具体的な失敗内容としては、「予算を大幅に超過した」(32.1%)、「要望が適切に伝わらず、思い通りの結果にならなかった」(29.1%)、「期待していたデザインと大きく異なった」(28.4%)といった項目が挙げられました。

ホームページ制作の外注で失敗を経験する企業が多い背景には、予算超過や要望のすれ違いが頻繁に発生していることが示唆されます。

◾️会社規模別:ホームページ制作での外注の失敗理由

ホームページ制作の外注における失敗理由について、会社規模別に分析した結果、中小企業と大企業ではそれぞれ異なる要因があることが明らかになりました。

小規模・中規模企業では、「予算を大幅に超えた」が失敗理由のトップに挙げられ、次いで「要望が正しく伝わらなかった」や「期待していたデザインと異なった」が続きました。

一方、大企業では「要望が正しく伝わらなかった」と「期待していたデザインと異なった」が主な失敗理由であり、「予算を大幅に超えた」が続きました。

これは、企業規模に応じて外注費に対する許容度が異なるためであり、特に中小企業にとっては予算を大きく上回る費用が予期せぬ負担となることが示唆されています。

◾️自社制作のホームページ、失敗の理由は「人手不足」

「企業のホームページ制作での失敗内容について教えてください」と質問したところ、「デザインが期待と異なった」(9.6%)や「コンテンツの更新が難しかった」(9.2%)といった回答が寄せられました。これらは、自社に専門のデザイナーやWeb開発エンジニアが不足していることを示唆しています。

また、「必要な機能が実装されなかった」「コーディングの品質が低かった」「バグや不具合が多かった」「セキュリティ対策が不十分だった」といった技術的な問題も多く挙がっています。

◾会社規模別:ホームページ制作を外注する時に重要視するポイント

「ホームページ制作会社を選ぶ際に最も重要視するポイントは何ですか?」との質問に対し、小規模企業は「コストパフォーマンス」や「デザイン品質」を重視する傾向が強いことがわかりました。一方、中規模企業は「デザイン品質」を、大企業は「コストパフォーマンス」と「デザイン品質」の両方を重視していることが明らかになりました。

さらに、大企業では中小企業に比べ、「セキュリティ対策の充実」も重要視されていることがわかりました。

このことから、ホームページ制作会社が企業規模に応じたアプローチを取ることが重要であると言えます。小規模企業にはコスト効率を重視した提案が効果的であり、中規模企業にはデザインの品質を強調することでニーズに応えることができます。また、大企業には、デザイン品質やコストパフォーマンスに加え、セキュリティ面での強化を含めた総合的な提案が求められます。

このように、各企業の優先事項に合わせたサービス提供が、顧客満足度の向上につながると考えられます。

◾️調査結果まとめ

  • 約9割の企業がホームページ制作を外注し、予算超過や要望の不一致などで失敗経験があると回答。

    特に中小企業では「予算を大幅に超えた」が主な原因に。

  • 中小企業は予算管理が重視される傾向が強く、「コスパの良さ」が制作会社選定の大きな決め手。
    一方で、大企業は「要望が正しく伝わらなかった」や「期待していたデザインと異なった」ことが失敗の主因に。

  • 内製制作では、専門知識の不足が顕著。「デザイン品質不足」や「コンテンツの更新が難しい」など、技術的な限界による失敗も多く、制作環境の整備が課題。

  • ホームページ制作会社選定において、企業規模別に重視するポイントが異なることが判明。
    小規模企業は「コストパフォーマンス」、中規模企業は「デザインの質」、大企業は「セキュリティ対策」も含めた総合的な評価を重視。

  • 企業の優先事項に応じたサービス提供が求められており、特に各規模のニーズに即した提案が、顧客満足度向上に直結する。

◾ホームページ制作の悩みを解決するポータルサイト「ホームページ制作のキメテ」

「ホームページ制作のキメテ」は、ホームページ制作会社の選定から発注までを一貫してサポートするポータルサイトです。ユーザーが抱える「どの制作会社を選べばよいのかわからない」「複数の制作会社に要望を伝え、見積もりを取る手間がかかる」といった悩みを解決します。プロの目線で制作会社を選定し、ユーザーが発注に失敗しないようサポートします。

本サイトでは、要望を伝える工程が一度で済み、一括見積もり対応により見積もり取得の手間を省くことができます。また、各制作会社の特徴や詳細情報を提供することで、社内稟議のプロセスが楽になり、スムーズに発注まで進行することが可能です。


◾調査概要

調査機関:自社調査

調査方法:インターネットによるアンケート調査

調査期間:2024年8月8日〜8月27日

調査対象:ホームページ制作をしたことがある人/ホームページ制作会社へ発注経験がある人

有効回答:550名

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。


アルサーガパートナーズ株式会社

アルサーガパートナーズ株式会社

アルサーガパートナーズは、成長し続ける流行の発信地“渋谷”に拠点を置く総合ファームです。「日本のDXを世界で誇れる産業へ」をビジョンに掲げ、DXサービスをワンストップで提供するため、コンサルティングからシステム開発、保守・運用までの体制を整えています。「最高品質を最速で」をスローガンに掲げ、お客さまに寄り添いながらビジネスの成功をより確実なものへと導きます。

本社    :東京都渋谷区桜丘町1番1号 渋谷サクラステージSHIBUYAタワー18階
熊本支社  :熊本県熊本市南区江越2丁目24-1
福岡支社  :福岡県福岡市中央区天神一丁目10番20号 天神ビジネスセンター7階
代表者   :代表取締役社長 CEO/CTO 小俣泰明
設立日   :2016年1月
資本金   :14億3,470万円(資本準備金等を含む)
従業員数  :492名(SES含む、2024年12月末時点)
事業内容  :ワンストップDXソリューション事業
Web     :https://www.arsaga.jp/

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会社概要

URL
http://www.arsaga.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区桜丘町1番1号 渋谷サクラステージSHIBUYAタワー18階
電話番号
03-3461-3028
代表者名
小俣泰明
上場
未上場
資本金
14億3470万円
設立
2016年01月