緊急事態宣言解除後、約70%の酒蔵が「売上が上がりそう」と回答。しかし約60%は「製造量を減らす」という結果に

~緊急事態宣言解除後の酒蔵一斉調査~

リカー・イノベーション株式会社(本社:東京都足立区、代表取締役:荻原恭朗)は、弊社が運営するお酒のオンラインストア「KURAND(クランド)」の取引中の酒蔵、ワイナリー、ブルワリーを対象に、「緊急事態宣言解除に伴う影響」に関するアンケート調査を2021年10月14日(木)~10月18日(月)に実施しました。
  • 緊急事態宣言解除後、酒類提供が再開し酒蔵への影響は?
2021年4月に発出された緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置は、9月30日(木)をもって全都道府県で解除されました。2021年4月に行ったアンケート調査( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000139.000006894.html )では、約89%の酒蔵が「売上に影響が出そう」という結果となりましたが、今回の緊急事態宣言解除をふまえて、KURANDの取引中の酒蔵、ブルワリー(以下、合わせて「酒蔵」と記載)を対象に、今回の緊急事態宣言解除が酒蔵にどのような影響を与えたのかを調査しました。
  • 調査結果サマリー
・約71%が緊急事態宣言中売上が下がったと回答
「減った」と回答した酒蔵の多くが飲食店向けのお酒の出荷量が下がったと回答し、多いところでは9割以上下がったと回答した酒蔵もいました。緊急事態宣言に伴う酒類提供禁止が酒蔵に与えた影響は非常に大きかったと考えられます。

・緊急事態宣言が解除され、約76%の酒蔵が売上が上がりそうと回答
70.4%とその多くが売上は大きく増えず「少し増えそう」という回答をしていることから、飲食店での酒類提供が再開したことや観光の活性化から、お酒の出荷が増えるのではないかという期待の反面、コロナ禍前と比べるとまだまだ厳しい状況が続いていると考えられます。

・緊急事態宣言解除後、約71%飲食店向けのお酒の出荷量が増えたと回答
飲食店での酒類提供が再開され、飲食店向けのお酒の出荷が再開しましたが、飲食店向けのお酒の出荷は大きくは増えず「少し増えた」という回答が最も多い結果となっていて、今後の見通しが立たない中、飲食店もお酒の注文量を抑えていることが考えられます。

・約59%の酒蔵が例年から比べて製造量を減らしたと回答
酒造りでは、前の年から次の年の製造量を予測して原料となるお米などを買い付ける必要があり、まだまだこれから先が見えない中で製造量を減らした酒蔵が多いという結果になりました。
  • 調査対象概要
・酒蔵
酒蔵(日本酒、果実酒、梅酒、焼酎など)  90.1%、ワイナリー  9.9%

・地域
北海道 1.2%、東北地方 7.4%、関東地方 18.5%、中部地方 23.5%、近畿地方 16.0%、中国・四国地方 16.0%、九州地方 17.3%
  • 結果①:約71%が緊急事態宣言中売上が下がったと回答
■ 緊急事態宣言中、宣言前と比べて売上や出荷量に変化はありましたでしょうか?
かなり増えた(1.5倍以上)1.2%、少し増えた 17.3%、今までと変わらなかった 9.9%、少し減った 56.8%、かなり減った(半分以下) 14.8%

実際に緊急事態宣言中の売上の変化について聞いたところ、14.8%が「かなり減った」、56.8%が「少し減った」と回答していて、合わせると約71%の酒蔵が緊急事態宣言中売上が「減った」と回答したことがわかりました。「減った」と回答した酒蔵の多くが飲食店向けのお酒の出荷量が下がったと回答し、多いところでは9割以上下がったと回答した酒蔵もいました。緊急事態宣言に伴う酒類提供禁止が酒蔵に与えた影響は非常に大きかったと考えられます。

「少し減った」「かなり減った」と回答した酒蔵の声
・コロナ禍以前は、飲食店様向け4合瓶や一升瓶の出荷が多かったのですが、現在ではインターネット通販で販売している、家飲み対応の紙パック商品(一般酒)の出荷が増えました。
・1800mlの大きいボトルは全く在庫が動かず、個人飲みでも気軽に試せる300mlや180mlの小瓶にシフトしているように感じています。
  • 結果②:緊急事態宣言が解除され、約76%の酒蔵が売上が上がりそうと回答
■今回緊急事態宣言が解除され、売上に変化はありはそうですか?
かなり増えそう 6.2%、少し増えそう 70.4%、変わらなそう 11.1%、少し減りそう 2.5%、かなり減りそう 1.2%、まだ読めない 8.6%

緊急事態宣言が解除され、飲食店での酒類提供が再開し、売上に変化がありそうか聞いたところ、6.2%が「かなり増えそう」、70.4%が「少し増えそう」と回答していて、約76%の酒蔵が「売上が上がりそう」と感じていることがわかりました。しかし70.4%とその多くが売上は大きく増えず「少し増えそう」という回答をしていることから、飲食店での酒類提供が再開したことや観光の活性化から、お酒の出荷が増えるのではないかという期待の反面、コロナ禍前と比べるとまだまだ厳しい状況が続いていると考えられます。

「かなり増えそう」「少し増えそう」と回答した酒蔵の声
・観光地には明らかに観光客が増えています。少しずつではありますが、年末に向けて回復傾向へと進んでいくと思われます。
・観光需要や飲食店需要に回復の兆しが見えていることがあります。ただしそうはいっても100%戻ることはないので、コロナ禍前に比べればまだまだ厳しい状況といえそうです。
  • 結果③:緊急事態宣言解除後、約71%飲食店向けのお酒の出荷量が増えたと回答
■緊急事態宣言が解除され、飲食店での酒類提供が再開しましたが、ここ最近で飲食店向けのお酒の出荷量に変化はありましたか?
かなり増えた 7.4%、少し増えた 64.2%、変わらない 25.9%、少し減った 2.5%、かなり減った 0%

緊急事態宣言が解除されてからの飲食店向けのお酒の出荷量の変動を聞いたところ、7.4%が「かなり増えた」、64.2%が「少し増えた」と回答していて、約71%の酒蔵が飲食店向けのお酒の出荷が「増えた」と回答したことがわかりました。飲食店での酒類提供が再開され、飲食店向けのお酒の出荷が再開しましたが、飲食店向けのお酒の出荷は大きくは増えず「少し増えた」という回答が最も多い結果となっていて、今後の見通しが立たない中、飲食店もお酒の注文量を抑えていることが考えられます。

「かなり増えた」「少し増えた」と回答した酒蔵の声
・このまま今の状況が続く事を願っていますが、次に緊急事態宣言が出た時の事を考え、対策が必要だと常に危機感を持ち続けています。
・2か月後に感染者がまた増えないか不安だが、じっとしていても飲食店や関連業者がジリ貧になってしまうので、様子を見ながらではあるが、酒類の提供が通常に戻っていってほしいです。
  • 結果④:約59%の酒蔵が例年から比べて製造量を減らしたと回答
■製造量(これからの製造量)は例年と比べて変化はありますでしょうか?
かなり減った(半分以下)3.7%、少し減った 55.6%、かわらない 14.8%、少し増えた 21.0%、かなり増えた(1.5倍以上) 3.7%、未定 1.2%

 

例年と比べた今年の製造量の変化を聞いたところ、3.7%が「かなり減った」、55.6%が「少し減った」と回答していて、約59%が今年の製造量を減らしたことがわかりました。酒造りでは、前の年から次の年の製造量を予測して原料となるお米などを買い付ける必要があり、まだまだこれから先が見えない中で製造量を減らした酒蔵が多いという結果になりました。

「かなり減った」「少し減った」と回答した酒蔵の声
・昨年大幅に仕込量を減らしたものの、需要の戻りが遅いため、仕込量を増やすことはしない予定です。
・昨年の在庫を先に出す必要があり、今年の新たな製造量は例年よりは絞る方向で調整中です。
  • 調査概要
〇表題:緊急事態宣言解除に伴う影響についてのアンケート
〇調査対象:KURAND取引先の酒蔵
〇調査方法:インターネット調査
〇調査期間:2021年10月14日(木)18:00~10月18日(月)12:00
〇調査人数:81社
〇調査エリア:日本全国
  • 「KURAND」について

KURANDは、お酒と出会う楽しさを提供する、お酒のオンラインストアです。「すてきなお酒との出会いが次々に。」をコンセプトに、全国各地の小さな酒蔵がこだわり抜いて造る、ここでしか出会えない日本酒をはじめ、梅酒や果実酒、クラフトビールやワインなどをオンラインストアで販売しています。

<KURAND> https://kurand.jp
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