アトラスタワー白金レジデンシャル「港区景観街づくり賞奨励賞」を受賞
旭化成ホームズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大和久 裕二)と株式会社ワールドレジデンシャル(本社:東京都港区、代表取締役社長:桑原 伸一郎)が事業協力したアトラスタワー白金レジデンシャルが、2025年10月1日に発表された「港区景観街づくり賞奨励賞」を受賞しましたのでお知らせします。

「港区景観街づくり賞」は、良好な景観の形成に関して功績のあった民間の施設や活動を表彰することで、景観に対する意識の向上を図るとともに魅力ある街づくりを推進するため、2011年度に創設されました。
■審査員コメント
土地が貴重な都心には敷地一杯に立つ建物や公開空地と引き換えに容積率の緩和を獲得したビルが多い中、ここは敷地の前面に低層のエントランスとロータリー式の車寄せを配置している。子供のころ近所には敷地塀の門扉を抜けた少し先に家屋の玄関を配した家が何軒かあった。そんなゆとりある昭和の建築に通じる設計に心和む。凝らした意匠を誇らしげに語る住民の笑顔がまぶしい。車寄せのヤマザクラが近隣から愛される立派な木に育った姿を見てみたい。
マンションのリノベーションで高層にする際にセットバックし、配達車等が中に入って移動できる前庭とし、敷地計画として提案性が高い。門構えに芦野石(あしのいし)を取り入れ、シンボリックな樹木も気持ちが良く住宅街としての品格を高める効果を感じさせる。エントランスから見える左官壁に敷地の土も取り入れたり、高層部の外壁にはさりげなく濃淡を活かしたりして、新しさと日本の伝統を合体させている。周辺の今後への提案を感じさせる。
■受賞した「アトラスタワー白金レジデンシャル」概要
本計画地は、地下鉄白金高輪駅至近に位置し、商店街や戸建住宅が混在する高密度な街並みの中にあります。この都市的な環境において、街並みに「広がり」と「奥行き」をもたらす住宅づくりを目指しました。敷地の形状を活かし、前面道路側には低層のゲートや地下駐車場を、奥側には高層住戸を配置。両者を繋ぐアプローチコリドーと車両回転スペースを設けることで、開放感と奥行きのある空間構成を実現しています。

植栽計画においては、歩行者の視線や動線を丁寧に読み取り、限られた緑地でも豊かな緑を感じられるよう工夫しました。道路に面した間口の両脇の緑化、視線の先に配したアイストップ、自然な庭園など、建物配置と一体となった緑の演出により、街に潤いとやすらぎをもたらす空間を創出しています。

これまで継続してきた街づくりの姿勢をさらに深化させ、今後も地域に根差した環境配慮型の街づくりの推進と、魅力ある都市景観の形成に貢献してまいります。
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