超高速AI-OCR「i-Repo EdgeOCR」を現場帳票システム「i-Reporter」に正式リリース

先行リリースでの113社の実証を経て、目視確認・正誤判定・転記作業を自動化し、最大100%の作業負荷削減を実現

株式会社シムトップス

株式会社シムトップス(本社:東京都品川区、代表取締役社長:水野貴司)は、現場帳票デジタル化システム「i-Reporter」の新オプションとして、エッジAI型の高速OCR機能「i-Repo EdgeOCR」を2025年11月5日に正式リリースいたしました。

本オプションは、2025年7月30日より実施した先行リリースにおいて、i-Reporterユーザーコミュニティ「現場帳票カイゼン部」参加企業113社で実証を行い、多くのフィードバックと成功事例を得て、機能向上とAI精度向上を実施した上での正式リリースとなります。

i-Repo EdgeOCRとは

i-Repo EdgeOCRは、現場帳票システム「i-Reporter」の新オプションとして開発された、エッジAI型の高速AI-OCR機能です。

日本語・英数字・記号・1次元/2次元バーコード、金属刻印文字、金属DataMatrixまで、多様な現場情報をiOS/iPadOS端末上で一括読み取り、帳票への自動記録を行います。エッジAIを採用することにより、従来のクラウドベースOCRでは実現できなかったセキュアかつ、高速な読み取りが可能。現場での目視確認・転記作業を自動化し、転記ミス・手入力の工数削減と、現場記録の質・スピード向上を両立します。

▼主な特徴

  • 転記作業の完全自動化: 品名・品番・ロット番号やラベル情報の目視確認と転記を自動化し、作業時間を最大100%短縮

  • 正誤判定の自動化: 照合データ表との自動比較により、読み取りと同時に正誤を判定

  • 多様な文字・情報の高精度読み取り: 日本語・英数字・記号・金属刻印文字・金属DataMatrixまで対応

  • 一括同時読み取り: 15種類のバーコードと文字情報の読み分け不要で同時読み取り

  • エッジAI処理による超高速OCR: デバイス内で読取完結、オフライン動作、セキュア

  • 現場業務に特化した補助機能: シングルスキャン・定型モード、日時判定、照合機能、重複制御、連続読み機能など

i-Repo EdgeOCR製品サイト:https://i-reporter.jp/edgeocr/

▼先行リリース概要

  • 参加企業数: 113社

  • 実施期間: 2025年7月30日〜2025年10月30日(3ヶ月間)

  • 実施方法: i-Reporterユーザーコミュニティ「現場帳票カイゼン部」にて実施

  • 収集したフィードバック数: 約40件

  • 実施したアップデート回数: 2回

  • 実装した新規機能数: 7

  • 改善した不具合数: 5

先行リリースについて:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000194.000074154.html

▼先行リリース参加企業様からのお声

EdgeOCRを活用することで、箱や袋に押されたスタンプ、紙やラベルへの印字など、バーコードやQRコード化されていないロット番号などの入力業務を簡単に効率化できました。(特に受入検査や棚卸作業に有効)

特に、10桁以上の長い文字列にも対応しており、従来は写真撮影で記録していた情報もデータ化できるようになったため、検索性が大きく向上し、トレーサビリティの強化にもつながっています。

EdgeOCRは、「OCRはクラウドで行うもの」という常識を覆すツールでした。

オフラインで動作するため、現場でも安心してすぐに使えるのが特長で、『OCRにストレスを感じなくなった』ことが、何よりのメリットだと感じています。

結果として、入力作業の効率化とトレーサビリティ強化の両立が実現できました。

製造業(鉄・金属)|品質管理|50-100人未満

https://www.itreview.jp/products/i-reporter/reviews/223117

先行リリースからの改善点

113社からのフィードバックをもとに、以下の改善を実施しました。

▼UI/UX改善

操作性向上: 読取枠の大きさをスライダーではなく、枠自体を直接指で調整可能に

視覚的フィードバック強化: 読取設定に合わないテキストに赤い点線のオーバーレイを表示し、OCRが認識できなかったのか設定上読み込めなかったのかを判別しやすく改善

再スキャン機能追加: OCRをやり直す際の操作効率を向上するため、読取画面に「再スキャン」ボタンを追加

自動スキャンモード追加: シャッターボタンを一度押すだけで、読取が完了するまで自動でスキャンを続けるモードを追加

▼読み取り精度・機能向上

  • 読取ルール設定機能: 「英英記数数数 → XY-567」のように具体的なパターンを設定し、英字と数字で誤認識されやすいケースを防止

  • 除去文字機能: 読み取り時に不要な文字列を自動的に除去する設定を追加

  • エビデンス画像機能強化: 出力先画像クラスターの解像度設定・撮影日時表示

▼AI精度向上

  • 刻印文字・レーザーマーキング: 読み取り精度が安定運用レベルに到達

  • 液晶表示の読み取り強化: 小数点を含む液晶表示の数値読み取り精度を向上

  • ドットピン刻印の学習強化: 金属ドットピン刻印の読み取り精度が大幅に向上

  • 読み取り速度: 平均15%の高速化を実現

▼AIモデルの強化(正式リリースより強化完了済み)

ドットピン刻印(打刻文字)

  • アルミ、炭鋼、鉄、真鍮など、多様な金属素材での読み取り精度を向上

DataMatrixコード

  • DataMatrixコードの読み取りを強化しました。
     DataMatrixコード読み取り精度の状況について
      ・レーザーマーキング: ◎(読める・安定運用中)
      ・穴あけ(打ち抜き): ◎(読める・安定運用中)
      ・ドットピーン: 精度不十分/AI学習中

液晶表示

  • 計測器や機器の液晶ディスプレイに表示された数値の読み取りに対応

  • 小数点を含む数値の認識精度を改善

正式リリース概要

  • 正式リリース日: 2025年11月5日(水)

  • 価格(定価): 端末単位の年額サブスクリプション(¥38,000/台・年・税別)

  • 対応端末: iOS/iPadOS端末(iPhone、iPad)

  • 最低契約期間: 1年間

i-Repo EdgeOCR製品サイト:https://i-reporter.jp/edgeocr/

今後の展開

▼今後予定されている機能改善

次期大型アップデート:定型ラベル読み取りの進化

正式リリース後の最初の大型アップデートとして、定型ラベルの読み取り方式が大きく進化します。

四角自動認識モード(仮称)

画面内に映った四角形(ラベルなど)をAIが自動的に認識し、4つの角を自動で検出。その範囲内の文字情報を正確に抽出します。

主なメリット:

  • 手動での4角合わせ操作が不要に

  • 手ブレ・距離調整の問題が解消

  • 定型ラベル(製品ラベル、仕様ラベル、管理ラベルなど)の読み取りが劇的にスムーズに

リリース予定: 正式リリース後の最初の大型アップデートで提供予定

▼継続的な機能アップデート

正式リリース後も、現場帳票カイゼン部を通じて、お客様からのフィードバックを継続的に収集し、製品改善に反映してまいります。

お問い合わせ・申し込み

製品に関するお問い合わせ

公式サイト: https://www.i-reporter.jp/

メール:marketing@cimtops.co.jp

電話:03-5721-4610

■現場帳票の電子化なら「i-Reporter(アイレポーター)」

i-Reporterは4,500社22万人以上が利用する国内シェアNo.1の現場帳票システムです。
日報・点検記録・検査記録・作業チェックシートなどの使い慣れた紙・Excel帳票がプログラミング知識不要で、誰でも簡単にデジタル化できます。

i-Reporterの導入で、現場情報のデジタル化・蓄積を実現しながら

・月200分の書類整理がゼロ

・分析時間を15日→2〜3分に短縮

・月37.5時間の帳票管理削減

など様々な改善効果を生み出します。

また、写真・音声・バーコード対応で現場の状況を精確に記録し、リアルタイム共有と自動化により業務効率と品質向上を同時達成します。

(入力機能例)数値の閾値判定
(入力機能例)カレンダー入力
(入力機能例)バーコード読み取り
(入力機能例)フリードロー

i-Reporterの特徴

1. Excelベースのノーコードで簡単導入

既存のExcel帳票をそのままデジタル化できるため、プログラミング知識不要。ユーザーレビューで「敷居の低さ」が高く評価されるなど、現場作業者が直感的に利用できます。

2. リアルタイムデータ共有で工数削減を実現

現場入力データが即座にデジタル化され、月200分の書類整理がゼロ化、分析時間を15日→2〜3分に短縮。承認フローも7日→1日(最速1時間)に短縮し、データの2重入力を完全排除。

3. 豊富な連携機能で高度な自動化を実現

デジタルトルクレンチ、PLC、IoT機器、MotionBoard、Kintone、各種データベースなど、様々な外部機器やソフトウェアとの連携も可能。

4. 多様な入力方法で現場作業を効率化

写真・音声・バーコード・QRコード対応により、作業と入力の並行が可能。月37.5時間の帳票管理削減、作業時間分析を15日→2〜3分に短縮等様々な改善効果を生み出します。

5. 柔軟な導入形態で段階的拡張が可能

オンプレミス版とクラウド版の両方に対応し、5ユーザーから利用開始可能。4,000社21万人以上の導入実績を持ち、国内シェアNo.1の信頼性を提供。

株式会社シムトップスとは

会社名 :株式会社シムトップス

本社住所 :〒141-0021 東京都品川区上大崎2-2

5-2 新目黒東急ビル10階

代表者名 :代表取締役社長 水野 貴司

設立年月日:1991年10月1日

資本金 :1千6百5十万円

売上高 :20億8千7百万円(2024年度売上)

従業員数 :計90名(2025年10月末時点)

▼企業サイト

https://cimtops.com/

▼アイレポちゃん(企業公式キャラクター)X(旧Twitter)アカウント

https://twitter.com/i_reporter_jp

▼株式会社シムトップス 公式Facebookアカウント

https://shorturl.at/cEGIT

※|富士キメラ総研 2024年8月8日発刊

業種別IT投資/デジタルソリューション市場 2024年版

I-2 現場帳票ペーパーレス化ソリューション 市場占有率48.6%(2023年度のベンダーシェア・数量)

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会社概要

株式会社シムトップス

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https://cimtops.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区上大崎2-25-2 新目黒東急ビル10F
電話番号
03-5721-4610
代表者名
水野 貴司
上場
未上場
資本金
-
設立
1991年10月