月間約7万件の顧客の声が集まるリサーチツール「coorum research(コーラムリサーチ)」、クイズ・診断・コレクション図鑑などのゲーミフィケーション機能をローンチ
カインズ、一蔵、東急ストア、サントリーフラワーズなどリテール・メーカー企業が活用
ゼロパーティーデータを基盤としたホンネデータプラットフォーム「coorum(コーラム)」を提供する株式会社Asobica(本社所在地:東京都品川区、代表取締役CEO:今田 孝哉、以下「Asobica」)は、顧客の本音が自然に集まるリサーチツール「coorum reserch(コーラム リサーチ)」において、顧客体験を“楽しく”“自然に”記録・収集できる各種ゲーミフィケーション要素を備えた新機能群をローンチしたことをお知らせいたします。
「coorum research」紹介サイト:https://coorum.jp/product/research/

「coorum research」とは
「coorum reserach」は、企業が本当に知りたい顧客心理データを収集・可視化し、企業のマーケティング施策や商品開発に活かすことを目的に誕生した、顧客の本音が自然に集まるリサーチツールです。
近年、物価高騰といった社会的背景を受け、生活者の節約志向が加速しています。そのような状況下で、企業は「なぜ商品やサービスが選ばれるのか」「どんなときに購入・利用するのか」といった、生活者の行動の裏にある顧客インサイトの重要性が多くの企業で高まっています。
しかしながら、従来型のアンケートや購買データの分析だけでは、生活者が本当に感じている商品やサービスを支持するポイントを掴むのは難しいという課題があります。このような課題を解決するために、「coorum research」によって顧客が楽しめる仕掛けをつくることで顧客目線の調査を実現しました。
2024年10月に正式ローンチ以来、メーカー・リテール・外食企業を中心に導入いただいております。ある外食企業では、「coorum reserach」を活用し顧客の声を収集したところ、月間で約7万件の顧客の声が集まり、サービス改善に活用されています。また、食品小売の企業では、月間で約1万件の顧客の声を収集し、現在店舗で展開中のフェアに対してフィードバックを回収し、次のフェアの改善点の洗い出しや売上向上のために活用されています。

ゲーミフィケーション機能ローンチの背景
今回の新機能は、クイズや診断といった感覚的に回答ができる機能から、コレクション図鑑を持つ機能など新たにゲーミフィケーション要素を追加しました。
タイムパフォーマンスが重要視され、可処分時間の奪い合いが起こる現代において、気軽に楽しく続けられるゲーム形式の機能により、生活者にとって単調なアンケート体験を毎日参加したくなるイベントへと進化させています。
これにより、ロイヤルユーザーだけでなくライトユーザーへの回答を促すことができ、回答数の増加にも寄与することができています。さらに、来店前の行動や、選択の際に迷った商品など、従来の購買データでは取得できない情報も収集可能となりました。
ゲーミフィケーション要素を備えた新機能・概要

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クイズ / 診断機能
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顧客が楽しみながら回答できる選択式のクイズや、個人の傾向やニーズを診断できるコンテンツ配信など、複数パターンでパーソナライズされた体験を設計したり、診断結果に応じたおすすめやレコメンド(分岐)も可能とする機能
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利用シーン例として「新商品マッチ診断」「ブランドファン度チェック」「季節限定キャンペーンでの相性診断」などがあり、回答内容は分析データとして蓄積することができます
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レベルアップ・カレンダー機能
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購買・来店・体験の記録やアンケート・クイズへの回答回数・継続日数に応じてレベルが上がる機能
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利用シーン例として、毎日のログインによるレベルアップを通じ、バッジ付与や特別コンテンツの開放、ランキングでの可視化、抽選応募券や特典の付与などを通し、顧客に向け継続的な参加・データ記録を自然に促進することができます
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コレクション図鑑機能
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顧客がブランドや商品との接点(購買・来店・体験記録など)を通じて、実績をデジタル上に図鑑のように蓄積・可視化できる機能。これにより企業が、購買データを取得できるのと、どんなお客様がどんな気持ちで商品を利用しているか心理データを取得が可能
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利用シーン例として、「〇〇店舗に行った」「新商品を購入した」「イベントに参加した」などの行動がワンエピソードとしてコレクション化され、自分だけの体験記録を一覧で楽しめます
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新機能により期待される効果
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企業がすでに開設しているサイトやアプリ、実店舗と連携し、多様な顧客接点から心理・体験データを取得
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顧客(生活者)に向けて、商品やサービスの継続購買や利用を促進
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集めた顧客の声を販売促進・営業活動へ活用
「coorum research」導入企業より実際の声や効果についてコメント
株式会社カインズ


◾️活用方法
カインズが運営するコミュニティサイト『CAINZ DIY Square』の基盤と合わせ、「coorum research」で実装した「DIY Log」を展開することで、コミュニティへの投稿が少なかったライト層顧客の継続訪問、商品購入、作品制作、ワークショップ体験における心理・行動データの収集を実現している。
◾️ご担当者様コメント / 面白事業部 コミュニティプラットフォーム部 DIYコミュニティG グループマネジャー 澁谷慶子様
当社が運営するDIYコミュニティ「CAINZ DIY Square」では、顧客インタビューを実施した際、ユーザーの皆さまがDIY作品を共有するだけでなく、制作工程や材料の備忘録としても活用されていることが分かりました。そこで、この度導入したコレクション機能は、ご自身の作品をコレクションとして整理・可視化することで、DIYを楽しみながら記録し、さらに公開したい作品はコミュニティ内でシェアすることで、コミュニティへの参加ハードルを下げ、より多くの方に継続的に利用していただくことを目指しています。今回の導入をきっかけにユーザーの皆さまにとってより一層コミュニティが身近なものとなり、様々なカテゴリのDIYに挑戦するきっかけとなることを期待しております。
株式会社一蔵


◾️活用方法
着付けでの授業を中心に、「coorum research」のポップアップ導線を活用することで、授業毎の成長記録→来店後の体験記録→コレクション図鑑・欲しいものリストへ継続誘導の一気通貫設計を実現。顧客がコレクション(きもの・帯・小物など)記録や写真を継続記録することで、顧客自身のニーズやコーディネートの傾向の認知を実現している。
◾️ご担当者様コメント / 渭原 梢様
いち瑠では、きものを着て自分が愉しむだけではなく、その着姿が人の目に触れ、憧れを生むことで、きものと日本文化の普及に力を入れています。上達を目指す生徒さんにおすすめしているのが、毎回の授業の度に着姿を写真に撮ること。客観的に見ることで、自分のクセがわかり、修正できるようになります。
今回新しくリリースされた機能の説明をお聞きした際、今までバラバラに保管されていた上達のノウハウが、コミュニティサイトに集約できると思いました。タンスをイメージしたデザインとサイトキャラクターを使ってコレクションを演出。楽しみながら上達し、上達するから楽しみが広がるような動線を設計してみました。コレクション機能を使うことで、サイトへのタッチポイントを増やし、きものに対する興味の継続と活性化を期待しています。
株式会社東急ストア

◾️活用方法
東急ストアが運営するコミュニティサイト「Fan Fun Town」と「coorum research」を活用し、従来の購買データやアンケートでは把握しきれない顧客体験の全体像や顧客の心理・感情を可視化し把握している。収集したデータから、立地・価格・品揃え以外の「東急ストアの魅力」を発見している。
◾️ご担当者様コメント / 経営戦略室 サステナブル推進部 課長 渥美里菜様、マネジャー 西澤慧美様
東急ストアでは、東急線沿線を中心に多数の店舗を展開しており、店舗ごとの利用実態やお客様の来店ストーリーを記録・分析できる仕組みが必要性を感じていました。「coorum research」の新機能である「コレクション図鑑」は、お客様のリアルな利用体験を蓄積・可視化できる点が導入の決め手となりました。
今後は、「コレクション図鑑」を通じて、お客様ご自身が来店した東急ストアを記録し、スタンプラリーのように達成感を味わっていただける仕組みを展開したいです。各店舗を巡る楽しみや記録の達成感が、日々のお買い物体験の満足度向上や、東急ストアへの愛着につながることを期待しています。また、蓄積されたお客様の体験データを商品やサービス改善に活かし、より顧客起点の経営を推進していきたいと考えています。
サントリーフラワーズ株式会社

◾️活用方法
直接の購買データを持っていないため、消費者の購入に至った心理データが把握できない状況だったところ、「coorum research」により「どんなお客様がどんな気持ちで購入してくれているか」といったデータを収集。取得したデータをもとに、自社の商品が消費者に選ばれるポイントを把握し、ホームセンターや園芸店などの卸先へ取扱品種拡大や陳列スペース増加などの営業活動に活用している。
◾️ご担当者様コメント / CRM部 山口佳祐様
まさに、求めていたデータが取れるようになりました。メーカーという業種の特徴上、直接の購買データを持っていないため、お客様がいつ、何を、どこで、どんな気持ちで買われたのかが「coorum research」によって分かるようになり、各店舗での実情まで見ることができます。顧客の体験としても、ポチポチと楽しくアンケート回答できるのが良いポイントだと感じます。
今後の展開
Asobicaは、これまで、オンラインコミュニティを起点に顧客の本音を集め、顧客IDと紐づけた分析を可能にするプロダクト開発に注力してきました。今後も、AI技術や生活者体験設計の強化を進め、あらゆる業界企業にとって、顧客理解・エンゲージメント施策を実現するための顧客基盤機能を順次ローンチ予定です。
ゼロパーティデータを軸としたAIエージェントの活用・マルチプロダクト化を加速し、より多くの生活者に「買ってよかった」と思える顧客体験の創出を目指してまいります。
ホンネデータプラットフォーム「coorum(コーラム)」とは
ゼロパーティーデータ(顧客の本音データ)とAIを起点に、あらゆるCXを改善するプラットフォームです。デジタル上の行動データだけでは分からない、商品・サービスの利用実態や、行動の背景・感情といった「顧客の本音」を収集・可視化し、商品開発・ブランド戦略・マーケティング効果の最大化を実現します。
・coorum HP:https://coorum.jp/
【株式会社Asobica概要】
会社名:株式会社Asobica
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田2-27-3 A-PLACE五反田ビル9F
代表者:代表取締役 CEO 今田孝哉
運営メディア「CXin」:https://coorum.jp/cxin/
【本リリースに関してのお問い合わせ先】
株式会社Asobica
Mail : info@asobica.co.jp
電話番号:070-8813-6265
担当:広報担当 野内(やない)
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