Dynamic Yield 大手アナリストレポート2社でリーダーに選出
GartnerとForrester Waveの2025年版主要レポートにて高い評価
デジタルビジネス⽀援を⾏う、海外SaaS商社の株式会社ギャプライズ(本社:東京都千代⽥区、代表取締役 CEO:甲斐 亮之、以下「当社」)は、当社が取り扱うテクノロジー、パーソナライゼーションエンジンDynamic Yieldが2025年2月、GartnerのマジッククアドラントとForrester Waveの世界的権威ある2つの市場調査レポートでリーダーポジションの評価を獲得した事をお知らせします。
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■受賞の背景
Gartnerの調査によれば、パーソナライゼーションエンジン市場は2023年に21%の成長を記録し、2027年までの年平均成長率(CAGR)は23.8%と予測されています。さらに、ボストンコンサルティンググループ(BCG)の最新レポートによれば、今後5年間で約2兆ドルの収益が、パーソナライズされた顧客体験を提供できる企業にシフトすると予測されています。
特に注目すべきは、AIテクノロジーの進化がもたらす変化です。
従来のパーソナライゼーションでは、セグメント単位での最適化が主流でしたが、最新のAI技術を活用することで、よりきめ細かな個別化と、迅速な施策の実行が可能になっています。
Dynamic Yieldは、この変革期において、特にAIを活用した予測分析と実装の容易さで高い評価を得て、Gartnerのパーソナライゼーションエンジンに関するマジック・クアドラントで、7年連続でリーダーに選出、またForrester Waveにおいては、エクスペリエンス最適化プラットフォームのリーダーに選ばれました。
■Gartnerマジッククアドラントでの評価ポイント
Gartnerの分析では、Dynamic Yieldは特に以下の3つの領域で高い評価を得ています。
1. 戦略的ビジョンと革新性
Dynamic Yieldのリアルタイムでの顧客体験改善というビジョンは、市場の方向性と強く合致していると評価されています。特に注目されているのは、Experience OSというプラットフォームアプローチです。これにより、企業は必要な機能を柔軟に組み合わせながら、包括的な顧客体験の最適化を実現できます。
2. ソリューションの完成度
製品面では、直感的なユーザーインターフェースとAIを活用した自動化機能が高く評価されています。Dynamic Yieldの予測パーソナライゼーション・モデルは、自然言語処理やリカレント・ニューラル・ネットワークを含む最先端の機械学習を活用し、比類のないパーソナライゼーション精度を実現します。
3. 地理的予測ターゲティング
Mastercardとの統合により匿名化された取引データに基づくオーディエンス・ターゲティングの活用は、特に小売業界において強力な差別化要因となっています。これにより、地域ごとの消費傾向を考慮した精緻なターゲティングが可能になっています。
■Forrester Waveでの評価ポイント
Forrester Wave™は、企業のデジタルエクスペリエンス最適化技術を評価するレポートであり、各プラットフォームの戦略、機能、パフォーマンスを比較分析します。
Forresterの分析では、以下の点が特に高く評価されています。
1.顧客体験のリアルタイム改善へのアプローチ
Dynamic Yieldのモジュール型プラットフォームは、企業のニーズに応じて柔軟にカスタマイズできる点が評価されています。特に、スマートフォンのアプリのように必要な機能を選択できる直感的な設計は、導入企業からの評価が高いとされています。
2.AIを活用したパーソナライゼーション機能
特に注目されているのは、AdaptMLによるディープラーニングモデルを活用したパーソナライゼーション機能です。これにより、これにより、コンテンツ、画像、商品など、次善のパーソナライゼーションを予測して提供することが可能となっています。
3.カスタマーサポート体制
企業の成功を支援するための包括的なリソース提供が評価されています。特に、事例ライブラリーやベストプラクティスの共有など、継続的な価値提供の仕組みが充実していると指摘されています。
■改善が期待されている領域
両レポートは、以下の点を今後の課題として指摘しています。
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より高度な生成AI機能の実装:コピーや画像生成にとどまらないもの
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地理的なサポート体制の強化:特にアジア太平洋地域での展開
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B2B向け機能の拡充:現状はB2C中心の機能が主体
これらの課題に対して、Dynamic Yieldは既にロードマップを策定し、対応を進めていることが報告されています。
■詳しいレポートについては下記より確認ができます(英文)
Gartnerレポート
Forrester Waveレポート
■当社メディアMarTechLabにて、今回の受賞に関する記事を当社クライアントの「ジャパネットたかた」「LIFULL HOMES」の事例も合わせ公開中です
■株式会社ギャプライズについて
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ガートナージャパンによると、日本のエンタープライズIT総支出(ICT市場支出)は2023年に2022年比4.7%増の約28.5兆円、2025年には30兆円を超えるとの予測が立てられました。そのうち、SaaS市場は2022年時点で1.1兆円と全体の4%弱を占めるに過ぎず著しい成長潜在力を秘めています。
技術が複雑に絡み合い、競争が激化するSaaS市場において、ギャプライズは2012年以降、世界各地から革新的なテクノロジーを見出し、提案し続けることで差別化を目指してきました。monday.comやriskifiedなどの国外上場企業や、ContentsquareやYotpoのような数億ドル規模の資金調達を成功させた企業、成長性の高いベンチャーとの強固なアライアンスを築く中で、徐々に市場におけるユニークな地位を確立してきたと自負しております。
さらに2023年のGoogleオプティマイズサービス終了に際し、公式推奨される3つのABテストツールを国内で唯一取り扱い、2024年2月からはサイトスピード改善ツールを複数取り扱うサービスを開始するなど、特定のテクノロジーの紹介にとらわれない、クライアントのニーズに応じた多様な選択肢を提供できるSaaS商社としての取り組みに磨きをかけています。
私たちは先進テクノロジーの導入やコンサルティング業務を通じて、市場分析、認知や獲得を目的としたオンライン集客、サイト内ユーザー体験の最適化、コンテンツ管理、プロジェクト管理、AI技術など幅広くクライアントの課題解決を行いながら、ビジネス成長を加速するための伴走を続けてまいります。
社名 : 株式会社ギャプライズ
設⽴ : 2005年1⽉27⽇
代表者: 代表取締役CEO 甲斐 亮之
資本⾦: 2,000万円
所在地: 東京都千代⽥区神⽥錦町2-2-1 KANDA SQUARE WeWork 11F
コーポレートサイト:https://www.gaprise.com/
※記載されている会社名及び商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
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