【スタートアップ企業の経営幹部・マネージャーに聞いた】8割以上が「スタートアップ経営」に関する知識に自信なし。座学に限界を感じていることが明らかに
スタートアップの経営を担う経営幹部・マネージャーが経営視点を培うには?
株式会社リブ・コンサルティング(所在地:東京都中央区、代表取締役:関 厳)は、IT系スタートアップ企業の経営者を対象に、「経営幹部・マネージャー向けの研修実態と課題」に関する調査を行いました。
スタートアップ企業の経営者にとって、経営幹部やマネージャーたちは経営者と近い視点をもって話し合い、選択を共にできる状態が理想なはずです。
しかし、役職についている人でも「スタートアップ経営」に関する知識や経験があるとは限りません。
組織を支える幹部やマネージャーたちは、満足のいく育成を受けられているのでしょうか?
そこで今回、株式会社リブ・コンサルティング(https://www.libcon.co.jp/)は、IT系スタートアップ企業の経営幹部とマネージャーを対象に「経営幹部・マネージャー向けの研修実態と課題」に関する調査を行いました。
調査概要:「経営幹部・マネージャー向けの研修実態と課題」に関する調査
【調査期間】2024年12月17日(火)~2024年12月18日(水)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】513人
【調査対象】調査回答時にIT系スタートアップ企業の経営幹部様もしくはマネージャーと回答したモニターの方々
【調査元】株式会社リブ・コンサルティング(https://www.libcon.co.jp/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
調査設問
Q.あなた自身の「スタートアップ経営」の経験や知識について、当てはまるものを回答してください
Q.どのような部分が不足していると感じていますか?(複数回答可)
Q.あなたは、経営者と同じ目線で仕事ができている自信がありますか?
Q.現在社内で行われている、経営幹部やマネージャーに対する育成施策に満足していますか?
Q.満足している・満足していない理由を教えてください
Q.現在の役職についてから「スタートアップ経営」に関する研修を受けたことはありますか?
Q.これまで受けた研修の中で、実務に活かしづらいと感じたものを教えてください(複数回答可)
Q.「スタートアップ経営」の学びを深めるために、どのような内容の研修を求めますか?(上位3つまで)
Q.どのようにして「スタートアップ経営」について学んでいますか?(複数回答可)
Q.独学で「スタートアップ経営」を学ぶ上で感じる課題を教えてください(複数回答可)
以下に、調査結果の一部を紹介いたします。
本プレスリリースの転載ではなく、記事内容/グラフ/データなどを引用される際は、必ず下記リンクを出典元としてご記載いただくよう何卒ご協力お願い申し上げます。
調査サマリ
・8割以上の経営幹部やマネージャーが、ご自身の「スタートアップ経営」の経験や知識が不足していると感じている
・約半数の経営幹部やマネージャーが経営者と同じ目線で仕事ができている自信がない
・7割以上の方がスタートアップ研修を受けた経験はあるが、実務に活かせない形式的な学習方法よりも実践に基づく研修内容を求めている
8割以上の経営幹部やマネージャーが「スタートアップ経営」の知識不足を実感
今回の調査は、昨年11月に実施した「ITスタートアップ企業の経営者151人」を対象とした「経営幹部や管理職の育成」に関する前回調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000210.000042601.html)の結果と、一部比較しながら説明を進めてまいります。
はじめに、経営幹部やマネージャーに「あなた自身の「スタートアップ経営」の経験や知識について、当てはまるものを回答してください」と質問したところ、8割以上の方が『全く足りていないと思う(23.4%)』『あまり足りていないと思う(57.7%)』と回答しました。
前回調査で、経営者に「あなたの会社の経営幹部や管理職の「スタートアップ経営」の経験や知識について、当てはまるものを回答してください」と質問したところ、約8割の方が『全く足りていないと思う(23.8%)』『あまり足りていないと思う(53.0%)』と回答しました。
双方が「スタートアップ経営」に関する知識や経験の不足を認識しており、この課題が企業全体に共通する問題であることが明らかになりました。
そこで、『全く足りていないと思う』『あまり足りていないと思う』『ある程度足りていると思う』と回答した経営幹部やマネージャーに「どのような部分が不足していると感じていますか?(複数回答可)」と質問したところ、『市場分析や競合調査スキル(32.2%)』が最も多く、次いで『リーダーシップ(30.0%)』『人材育成スキル(27.6%)』という結果になりました。
多くの経営者と経営幹部・マネージャーがお互いに同じ目線で仕事ができていないと回答
では、仕事をする上でお互いの視座は合っているのでしょうか?
前回調査で、経営者に「現在、経営幹部や管理職が、あなたと同じ意識や目線で、仕事をできていると感じますか?」と質問したところ、約7割の方が『全く思わない(17.2%)』『あまり思わない(51.7%)』と感じていることが明らかとなりました。
そこで今回、経営幹部やマネージャーに「あなたは、経営者と同じ目線で仕事ができている自信がありますか?」と質問したところ以下のような結果となりました。
『全く思わない(9.4%)』
『あまり思わない(37.4%)』
『どちらとも言えない(33.9%)』
『やや思う(14.4%)』
『とても思う(4.9%)』
『全く思わない』『あまり思わない』と回答した割合を合わせると約半数に上り、経営者が感じている通り、経営幹部やマネージャー自身も「経営者と同じ目線で仕事ができている」と自信を持っている人は少ないことが明らかになりました。
また、『どちらとも言えない』が3割以上に上り、この層は手応えを感じられていない一方で、自身の役割や目線について明確に評価できていない状況もうかがえます。
7割以上が研修を受けた経験はあるが、座学に限界を感じていた
次に、経営幹部やマネージャーに「現在社内で行われている、経営幹部やマネージャーに対する育成施策に満足していますか?」と質問したところ、下記のような回答となりました。
『とても満足している(14.8%)』
『やや満足している(38.8%)』
『どちらとも言えない(29.2%)』
『あまり満足していない(11.7%)』
『全く満足していない(5.5%)』
約半数の方は満足しているものの、一定数の方は育成施策に満足していないことが判明しました。
では、経営幹部やマネージャーはこれまでにどのような研修を受けてきたのでしょうか?
「現在の役職についてから「スタートアップ経営」に関する研修を受けたことはありますか?」と質問したところ、7割以上の方が『ある(75.6%)』と回答し、多くの方が研修を受けた経験がある一方で、約2割の方はその機会を得ていない現状がわかりました。
次に、これまで受けた研修についてうかがいました。
「これまで受けた研修の中で、実務に活かしづらいと感じたものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『オンライン講義型の研修(34.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『理論中心の研修(33.5%)』『座学中心の研修(28.9%)』という結果になりました。
形式的な学習方法よりも実践に基づく内容が求められていることが示唆されます。
では、経営幹部やマネージャーは「スタートアップ経営」の学びを深めるために、どのような内容の研修を求めているのでしょうか?具体的なニーズを明らかにするために、今回の調査結果をさらに掘り下げました。
150社以上が体験!経営幹部・管理職の「スタートアップ経営」の視座を高める経営シミュレーションゲーム研修『T2D3』
今回、「経営幹部・マネージャー向けの研修実態と課題」に関する調査を実施した株式会社リブ・コンサルティング(https://www.libcon.co.jp/)は、経営シミュレーションゲーム『T2D3』(https://www.libcon.co.jp/venture/t2d3/)を提供しています。
■参加者満足度90%!当イベントでの参加者の声
株式会社ネットプロテクションズ
取締役・秋山瞬様
コンシューマーペイメントセールスグループシニア・アカウントエグゼクティブ・鈴木大雅様
研修を通じて得られた効果は、大きく2つの学びに集約されます。
1つ目は、「意思決定が全体的に少し保守的であったため、企業として成長するには戦略的な投資が必要であり、勇気を持ってリスクを取ることが重要」という気づきです。
2つ目は、「目先の数字や短期的な課題に囚われすぎた結果、中長期的な視点を見失いがちであったため、今後は中長期的な視点を重視した戦略立案を意識していくべき」という学びです。
これらの学びは、当初の目的や目標にしっかりと合致しており、非常に有意義な研修であったと感じています。
Cloudbase株式会社
コーポレート責任者 石原 陽様
T2D3は、組織が拡大し、経営陣が全社をマネジメントする形から、マネジメントを担う方が複数アサインされた時期に導入するのが効果的だと思います。マネージャー層が増え始めたタイミングで導入することで、組織全体の一体感を高められます。
具体的には、シリーズB手前の成長フェーズにある会社が最適と考えます。
その他にも、
・ARR100億を目指す高揚感を楽しむことができました!
・ゲームのクオリティも勿論ですが、意思決定におけるメンバー間でのディスカッションも含めて、とてもリアルに経営のエッセンスが学べる点が素晴らしかったです。
・とてもよく出来ていて、正直悔しかったです。一貫性の大事さを痛感しました。
・リアリティのある疑似体験が出来ました。座学では味わえない気付きや刺激を得られました!
・時間を忘れるぐらいに真剣になれました。普段では試せないことをむしろ試すということが、とてもよい機会となりました。
・10年間のSaaS経営を3時間で練習できたので満足です!
など、大変好評となっております。
■『T2D3』とは
売上額が、前年を基準に毎年3倍、3倍、2倍、2倍、2倍と上昇し「5年で72倍」成長することをT2D3と言います。スタートアップ企業の成長スピードのひとつの基準になります。
T2D3の実現はとても難しいものですが、高い成長スピードを実現する上では、ある程度の型や「外してはならないポイント」が存在します。
そういった知見を多くの方に吸収・体験いただけるよう、100社以上の事業グロース支援の実績を持つリブ・コンサルティングが、経営シミュレーションゲーム「T2D3」を開発。
ARR100億を目指して資金調達・市場選択・施策選択を行う中で、経営者が直面する様々な課題を疑似体験出来ます。
通常「習うより慣れろ」と思われていた「スタートアップ経営」の要諦を、ゲームを使った研修の形式で短時間で習得することができます。
【T2D3研修で得られる3つの成果】
POINT01 リアルな体験に基づく経営・グロースの要諦習得
通常、実際の経営を行わないと得ることの出来ない経験を、ゲームを通して得ることが出来ます。
グロース期に重要な施策や経営の要諦、事業と組織の一貫性など、当社の支援実績に裏付けされた「経営」と「グロース」で抑えるべきポイントを習得できます。
POINT02 メンバー・リーダー層の視座向上
資金ショートの危機、成長期の組織の歪みなど、リアルな経営課題と難しい意思決定が連続的に起こります。
プレイヤーは、自身で意思決定を重ねることで、半強制的に経営目線まで視座・視野を広げることができます。
今まで発生していた会話のズレがなくなり、スムーズな事業推進が可能になります。
POINT03 共通体験による組織の一体感醸成
登る山が高ければ当然ハードシングスなどが生じるなかで、それらを実際に共に体験することで、強い組織を作る為の土壌を作ることが出来ます。
口だけメンバーを減らし、前向きに共に課題を解決する組織づくりへのキッカケを作ります。
■直近の体験会の日程確認はこちら:https://www.libcon.co.jp/venture/seminar/detail_008/
■お問い合わせURL:https://www.libcon.co.jp/venture/contact-us/
■株式会社リブ・コンサルティング:https://www.libcon.co.jp/
■お問い合わせTEL:03-6281-9596
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