【大手企業マネージャー向け研修】人事は満足でも現場は不満?座学を超えた実践機会へのニーズ高まる

事業拡大や事業開発スキルを効果的に身につけるために重視される条件とは?

リブ・コンサルティング

株式会社リブ・コンサルティング(所在地:東京都中央区、代表取締役:関 厳)は、①大手企業(従業員数500人以上)の人事(人材開発担当)②大手企業(従業員数500人以上)のマネージャーや部長層を対象に「大手企業のマネージャーや部長層を対象とした研修における課題」に関する調査を行いました。

企業が成長し、さらなる発展を遂げるためには、マネージャーや部長層のスキルアップが不可欠です。

しかし、現在行われている研修では、具体的に強化が必要とされるスキル領域における課題やニーズを十分に補えているのでしょうか?

研修内容を選定する人事担当者や、研修を受ける当人等は理想的な研修内容をどのように考えているのでしょうか。

そこで今回、株式会社リブ・コンサルティングhttps://www.libcon.co.jp/)は、①大手企業(従業員数500人以上)の人事(人材開発担当)②大手企業(従業員数500人以上)のマネージャーや部長層を対象に「大手企業のマネージャーや部長層を対象とした研修における課題」に関する調査を行いました。

「大手企業のマネージャーや部長層を対象とした研修における課題」に関する調査

【調査期間】2025年1月14日(火)~2025年1月16日(木)

【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査

【調査人数】1,021人(①311人②710人)

【調査対象】調査回答時に①大手企業(従業員数500人以上)の人事(人材開発担当)②大手企業(従業員数500人以上)のマネージャーや部長層と回答したモニター

【調査元】株式会社リブ・コンサルティング(https://www.libcon.co.jp/

【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

調査設問

Q.現在のマネージャー・部長層に向けた、定期的な育成施策(研修やスキル強化プログラム)は実施されていますか?

Q.現在のマネージャー・部長層向けの育成施策は、主にどのような形態が多いですか?

Q.現在行っているマネージャー・部長層向けの育成施策全般に対する満足度を教えてください

Q.その原因として最も当てはまるものは何ですか?

Q.現在のマネージャーや部長層、またはご自身が強化すべきだと感じるスキルや分野を教えてください。(複数選択可)

Q.事業拡大や事業開発のスキル習得のための研修手法について、どのような印象をお持ちですか?

Q.貴社における、事業拡大や事業開発のスキルの育成(OJTなどを含む)全般に対する満足度をお聞かせください

Q.事業拡大や事業開発のスキルを効果的に身につけるには、“特に”どのような条件が必要だと考えますか?

Q.貴社が今後、事業拡大や事業開発のスキル強化のための新たな研修やプログラムを選定する際、理想的な形式はどれですか?

Q.今後、事業拡大や事業開発のスキルを強化するために新たな研修プログラムを選定する際、特に重視する要素はどれですか?

以下に、調査結果の一部を紹介いたします。

本プレスリリースの転載ではなく、記事内容/グラフ/データなどを引用される際は、必ず下記リンクを出典元としてご記載いただくよう何卒ご協力お願い申し上げます。

https://www.libcon.co.jp/venture/documents/doc030/?utm_source=pr&utm_medium=media&utm_campaign=0131_prizma_3

調査サマリ

・約半数の企業が「毎年定期的に育成施策を実施」と回答

・マネージャーや部長層に対する育成体制に人事(人材開発担当)の約6割が満足していると回答したのに対し、マネージャーや部長層の約6割が「満足していない」と回答

・事業拡大・開発スキルの育成に対し、マネージャー側は約6割が「座学では限界があり、より実践に近い形が必要」と回答

マネージャー・部長層向けの育成体制への実態は?

はじめに、経営幹部やマネージャーに「現在のマネージャー・部長層に向けた、定期的な育成施策(研修やスキル強化プログラム)は実施されていますか?」と質問したところ、以下のような結果となりました。

『毎年定期的に実施している(47.8%)』

『不定期だが数年に一度は実施している(30.8%)』

『ほとんど、または全く実施していない(11.3%)』

『過去に行ったことはあるがここ数年は実施していない(10.1%)』

約半数以上の企業で幹部向け研修が実施されていることがわかりました。

では実際に、どのような形態の育成施策が行われているのでしょうか。

「毎年定期的に実施している」「不定期だが数年に一度は実施している」と回答した方に対し、「現在のマネージャー・部長層向けの育成施策は、主にどのような形態が多いですか?」と質問したところ、『ワークショップ・グループワーク中心のOff-JT(43.9%)』が最も多く、次いで『座学中心のOff-JT(講義型研修)(29.8%)』『eラーニングやオンライン講義(20.7%)』という結果になりました。

ワークショップ形式の研修が中心である一方で、OJTなどの実践型の研修は比較的少ない結果となりました。

では、それらの育成施策に対して、受講者や施策を整える側はどのように評価しているのでしょうか?

「現在行っているマネージャー・部長層向けの育成施策全般に対する満足度を教えてください」、満足していないと回答した方へ向けた「その原因として最も当てはまるものは何ですか?」の回答はこちらをご覧ください

約6割が事業拡大・開発スキル習得には「座学」では限界があると回答

「現在のマネージャーや部長層、またはご自身が強化すべきだと感じるスキルや分野を教えてください」と質問したところ、『チームマネジメント・人材育成(68.6%)』が最も多く、『リーダーシップ(49.4%)』『既存事業を成長(拡大)させる推進力(30.5%)』『事業開発・新規ビジネス創出(27.4%)』が続きました。

マネージャーや部長層は主に「チームマネジメント・人材育成」や「リーダーシップ」といった人材面のスキルを優先的に強化したいと考えていることが分かります。

一方で、「既存事業の成長」や「事業開発」といったビジネス拡大に直結するスキルも一定の関心が示されました。

そこで、「既存事業を成長(拡大)させる推進力」「事業開発・新規ビジネス創出」を強化すべきと回答した方に対し、「事業拡大や事業開発のスキル習得のための研修手法について、どのような印象をお持ちですか?」と質問したところ、上位3つは以下のような結果となりました。

■人事(人材開発担当)

『座学では限界があり、より実践に近い形が必要だと思う(58.7%)』

『OJTで現場経験を積めば自然と獲得できると思う(17.2%)』

『座学中心の研修で十分補えると思う(12.6%)』

■マネージャー/部長層

『座学では限界があり、より実践に近い形が必要だと思う(56.2%)』

『自社内に適切な実践機会がないため外部の新たな手法が必要だと思う(18.3%)』

『OJTで現場経験を積めば自然と獲得できると思う(14.9%)』

双方が「座学では限界があり、より実践に近い形が必要」と認識していることが明らかになりました。特に、事業拡大や事業開発のスキル習得において、実践的な経験や現場での応用が重視されていることが伺えます。

また、マネージャーや部長層では「自社内に適切な実践機会がないため外部の新たな手法が必要」との回答が見られ、現場環境に不足があることも課題に挙げられました。

研修への満足度、人事と現場で大きなギャップが明らかに

そこで、「貴社における、事業拡大や事業開発のスキルの育成(OJTなどを含む)全般に対する満足度をお聞かせください」と質問したところ、以下のような結果となりました。

■人事(人材開発担当)

『非常に満足している(11.5%)』

『やや満足している(50.0%)』

『あまり満足していない(27.6%)』

『全く満足していない(6.9%)』

『事業拡大や事業開発スキルの育成を行っていない(4.0%)』

■マネージャー/部長層

『非常に満足している(1.8%)』

『やや満足している(34.1%)』

『あまり満足していない(46.0%)』

『全く満足していない(12.1%)』

『事業拡大や事業開発スキルの育成を行っていない(5.8%)』

育成体制を整える人事(人材開発担当)は「非常に満足している」「やや満足している」を合わせると約6割が「満足」と回答している一方、マネージャーや部長層では「あまり満足していない」「全く満足していない」を合わせると約6割が「満足していない」と回答しており、現場のニーズに対して研修内容が十分に応えられていない様子がうかがえます。

「事業拡大や事業開発のスキルを効果的に身につけるには、“特に”どのような条件が必要だと考えますか?」の回答はこちらをご覧ください

実践重視の時代へ。大手幹部が求めているのは「シミュレーション型研修」

次に、実際に研修を受ける立場であるマネージャーや部長層に対して「貴社が今後、事業拡大や事業開発のスキル強化のための新たな研修やプログラムを選定する際、理想的な形式はどれですか?」と質問したところ、『新規事業立案の模擬体験ができるシミュレーション型研修(54.0%)』と回答した方が最も多く、『社内でのOJTをさらに拡充(25.2%)』『従来の講義スタイルをベースにしたプログラム(11.3%)』と続きました。

シミュレーション型研修が過半数を占めた結果から、実践的な学びを求めるニーズが強いことが伺えます。

最後に、「今後、事業拡大や事業開発のスキルを強化するために新たな研修プログラムを選定する際、特に重視する要素はどれですか?」とマネージャーや部長層に質問したところ、『自社ビジネスに近いシナリオによる現実感のあるケーススタディ(34.3%)』と回答した方が最も多く、『フィードバックを通じたスキル定着フォロー体制(24.1%)』『受講者が主体的に考え、意思決定できるインタラクティブな設計(20.8%)』と続きました。

現実に即したケーススタディが最も重視されており、実務に直結した研修内容が求められていることが分かります。また、フォロー体制や主体性を重視する要素も一定のニーズがあるようです。

150社以上が体験!実践的スキルが身につく経営シミュレーションゲーム研修『T2D3』

今回、「大手企業のマネージャーや部長層を対象とした研修における課題」に関する調査を実施した株式会社リブ・コンサルティングhttps://www.libcon.co.jp/)は、経営シミュレーションゲーム『T2D3』https://www.libcon.co.jp/venture/t2d3/?utm_source=pr&utm_medium=media&utm_campaign=0131_prizma_3_t2d3)を提供しています。

■参加者満足度90%!当イベントでの参加者の声

株式会社ネットプロテクションズ

取締役・秋山瞬様

コンシューマーペイメントセールスグループシニア・アカウントエグゼクティブ・鈴木大雅様

研修を通じて得られた効果は、大きく2つの学びに集約されます。

1つ目は、「意思決定が全体的に少し保守的であったため、企業として成長するには戦略的な投資が必要であり、勇気を持ってリスクを取ることが重要」という気づきです。

2つ目は、「目先の数字や短期的な課題に囚われすぎた結果、中長期的な視点を見失いがちであったため、今後は中長期的な視点を重視した戦略立案を意識していくべき」という学びです。

これらの学びは、当初の目的や目標にしっかりと合致しており、非常に有意義な研修であったと感じています。

Cloudbase株式会社

コーポレート責任者 石原 陽様

T2D3は、組織が拡大し、経営陣が全社をマネジメントする形から、マネジメントを担う方が複数アサインされた時期に導入するのが効果的だと思います。

マネージャー層が増え始めたタイミングで導入することで、組織全体の一体感を高められます。

具体的には、シリーズB手前の成長フェーズにある会社が最適と考えます。

その他にも、

・ARR100億を目指す高揚感を楽しむことができました!

・ゲームのクオリティも勿論ですが、意思決定におけるメンバー間でのディスカッションも含めて、とてもリアルに経営のエッセンスが学べる点が素晴らしかったです。

・とてもよく出来ていて、正直悔しかったです。一貫性の大事さを痛感しました。

・リアリティのある疑似体験が出来ました。座学では味わえない気付きや刺激を得られました!

・時間を忘れるぐらいに真剣になれました。普段では試せないことをむしろ試すということもできて、とてもよい機会となりました。

・10年間のSaaS経営を3時間で練習できたので満足です!

など、大変好評となっております。

■『T2D3』とは

売上額が、前年を基準に毎年3倍、3倍、2倍、2倍、2倍と上昇し「5年で72倍」成長することをT2D3と言います。

スタートアップ企業の成長スピードのひとつの基準になります。

T2D3の実現はとても難しいものですが、高い成長スピードを実現する上では、ある程度の型や「外してはならないポイント」が存在します。

そういった知見を多くの方に吸収・体験いただけるよう、100社以上の事業グロース支援の実績を持つリブ・コンサルティングが、経営シミュレーションゲーム「T2D3」を開発。

ARR100億を目指して資金調達・市場選択・施策選択を行う中で、経営者が直面する様々な課題を疑似体験出来ます。

通常「習うより慣れろ」と思われていた「スタートアップ経営」の要諦を、ゲームを使った研修の形式で短時間で習得することができます。

【T2D3研修で得られる3つの成果】

POINT01 リアルな体験に基づく経営・グロースの要諦習得

通常、実際の経営を行わないと得ることの出来ない経験を、ゲームを通して得ることが出来ます。

グロース期に重要な施策や経営の要諦、事業と組織の一貫性など、当社の支援実績に裏付けされた「経営」と「グロース」で抑えるべきポイントを習得できます。

POINT02 メンバー・リーダー層の視座向上

資金ショートの危機、成長期の組織の歪みなど、リアルな経営課題と難しい意思決定が連続的に起こります。

プレイヤーは、自身で意思決定を重ねることで、半強制的に経営目線まで視座・視野を広げることができます。

今まで発生していた会話のズレがなくなり、スムーズな事業推進が可能になります。

POINT03 共通体験による組織の一体感醸成

登る山が高ければ当然ハードシングスなどが生じるなかで、それらを実際に共に体験することで、強い組織を作る為の土壌を作ることが出来ます。

口だけのメンバーを減らし、前向きに共に課題を解決する組織へのキッカケを作ります。

■直近の体験会の日程確認はこちら:https://www.libcon.co.jp/venture/seminar/detail_008/?utm_source=pr&utm_medium=media&utm_campaign=0131_prizma_3_taikenkai

■お問い合わせURL:https://www.libcon.co.jp/venture/contact-us/?utm_source=pr&utm_medium=media&utm_campaign=0131_prizma_3_contact

■株式会社リブ・コンサルティング:https://www.libcon.co.jp/

■お問い合わせTEL:03-6281-9596

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会社概要

URL
https://www.libcon.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区日本橋二丁目7番1号 東京日本橋タワー29階
電話番号
03-6281-9596
代表者名
関 厳
上場
未上場
資本金
-
設立
2012年07月