北海道産木材を活用 国内初の高層ハイブリッド木造ホテル「ザ ロイヤルパーク キャンバス 札幌大通公園」開業
北海道を体感する地産地消のサステナブルなライフスタイルホテル
1. 「北海道を体感する」ホテル
見ること。知ること。感じること。伝えること。お客様に「北海道を体感する」を提供するために、「エシカル(=倫理的な)」「サステナブル(=持続可能性)」を念頭に、究極の地産地消を目指します。
■CANVAS LOUNGE 「KOKAGE」(2F)
(キャンバスラウンジ「コカゲ」)
「人が集う、何かが生まれる。」をブランドコンセプトとして掲げる「CANVAS」の象徴「CANVASラウンジ」。ここ札幌では、木の質感にあふれ、ホテルのラウンジとは思えないほどたくさんの植物に囲まれた空間がゲストを迎え入れます。家具は北海道産の木材を旭川で加工したものをセレクト、真正面に広がる大通公園を眺めながらこだわりの椅子に腰かけてお過ごしいただけます。
温かみを感じさせるラウンジは、宿泊ゲストだけでなくちょっとしたお食事やコワーキングスペースとして、どなた様もご利用可能です。併設しているバーでは、北海道が誇る名酒の数々やオリジナルカクテルを提供いたします。夜になると灯されるバイオエタノールの炎が揺れるファイアーピットを眺めながら、特別な一杯をお楽しみください。また、北海道産プロダクトや食材のマルシェ(農園直売会や、道産ワイン試飲会・道産チーズ試食会、株式会社積丹スピリットによる“積丹ジン”講演会)など、地元の方も思わず足を運びたくなる「北海道を体感する」イベントも開催を予定しております。
CANVAS LOUNGE 「KOKAGE」(2F) ▶営業時間/10:00~23:00(L.O. 22:30) ▶席数/60席 ▶メニュー例/網走産夏瑞イチゴのフルーツサンド…680円 白老牛のライスカレー…1,800円 ソファーで食べやすい、おつまみ串…400円~ コーヒー…500円 (消費税込) |
◎ライブラリー
CANVASラウンジの一角にある、札幌の古書店「書肆吉成(しょし よしなり)」が選ぶ当ホテルのコンセプトに因んだ北海道に所縁のある書籍や、市内の小学校から寄贈された本などが約270冊、地域との連携を図ったバリエーションに富んだライブラリー。ラウンジや客室など、お好みの場所で読書を楽しんでみてはいかがでしょうか。
■CANVAS ROOFTOP 「Outdoor Living SAPPORO」
(キャンバスルーフトップ「アウトドアリビングサッポロ」)
ウッドデッキの床で仕上げられ、ファイアーピットやソファースペースが設けられた屋上では様々なコンテンツをお届けします。さっぽろテレビ塔を目の前に、焚き火を囲んで過ごしたり、グランピングテントを体験したり、ここで楽しむ朝食も、CANVASだからこそできる、北海道の体験です。10月はこの空間で映画を上映する「ルーフトップシネマ」、キャンプで作れる燻製料理を学べる燻製料理講習会を開催予定(各種イベントも宿泊有無に関わらず参加可能)です。
◎ルーフトップシネマ
10月30日(土)、31日(日) 16:50開場 17:20上映
ワンソフトドリンク付き 2,000円
※詳細はホテルHPにてご確認ください。
CANVAS ROOFTOP 「Outdoor Living SAPPORO」 ▶営業時間/15:00~23:00 ※天候や季節によってCLOSE時間を早める可能性あり ▶メニュー/ラウンジのメニュー持ち込み可能 ※宿泊ゲストに限らずご利用いただけます |
■レストラン「HOKKAIDO CUISINE KAMUY」(1F)
(北海道キュイジーヌ カムイ)
『その地域ならではの食事は、できるだけその地域で作られた食材で作りたい』
『生産者が誰なのかわかる安心した食材を使いたい』
大量生産・大量消費・食材の輸入が当たり前になってしまい、今では難しくなってしまった、ごく自然なこの考え方を大事にして、地産地消はもちろん、北海道の魅力をフランス料理の真骨頂であるソースと共に楽しむ“新しいクラッシックフレンチ”を目指します。生産者と直結する地方創生型の飲食店などを手掛ける株式会社アクアプランネットがプロデュースいたしました。生産量が限られる、希少なワインを造る余市町の「ドメーヌ・タカヒコ」をはじめ、道内の酒造にこだわったアルコールのラインアップもご用意しております。
◎朝食
北海道産食材をふんだんに取り入れた和食・洋食・ヴィーガンの3種類に加え、軽めのブッフェスタイルをご用意。例えば10月は、真鱈と白子のスノードーム仕立てや北海三宝松前漬けが楽しめる和食、自家製ベーコンや北海道産玉ねぎのオニオングラタンスープが並ぶ洋食、道内の農園から取り寄せた野菜を使った彩り豊かな野菜寿司がメインのヴィーガン向けメニューなど、多様なニーズに応える朝食をご準備いたしております。
「HOKKAIDO CUISINE KAMUY」 ▶営業時間/[朝食]7:00~10:00(L.O. 9:30) [ランチ]11:30~15:00(L.O. 14:30) [ティー]15:00~17:00(L.O. 16:30) [ディナー]17:00~23:00(L.O. 22:00) ▶席数/67席(個室1室/8席含) ▶メニュー/[ランチ]コース3,800円 [ディナー]コース6,500円~ 生ビール…825円(消費税込) ※宿泊ゲストに限らずご利用いただけます(朝食のみ宿泊者限定) |
■ゲストルーム
全134室の客室は、部屋に入るとほのかに木の香りが感じられます。北海道の木でつくられた家具やスピーカーが織りなす空間で、心地よい時間をお過ごしいただけます。フロアは3~8階の「ギャラリーフロア」と9~11階の「キャビンフロア」に分かれており、それぞれの特徴的な客室で「北海道を体感」いただくことができます。
ギャラリーフロア(3~8階)
ワンフロア15室に異なる北海道のアート写真を飾っています。北海道に所縁のあるフォトグラファーの目を通してみる北海道は、旅の目的地を提示するようなガイドブックやSNSでは決して出会うことのできない北海道です。天井から釣り下がるランプは、大通公園の街灯と同じガラスグローブ球のデザイン。室内にいながら、札幌を感じることが出来るお部屋です。また、3~6階は北海道産トドマツを使った木の天井のため、より「木のぬくもり」を感じながらお過ごしいただけます。
キャビンフロア(木造階/9~11階)
木造の柱梁のない箱状空間を活かした、木に囲まれた山のキャビンで過ごしているかのような客室です。「北海道の木でつくられたホテルに泊まる」という体験を印象深く感じ、思い出として持ち帰ってもらうために「木」を強調し、余計な意匠を削ぎ落したシンプルな空間に仕上げています。大通公園に面しており、さっぽろテレビ塔を目の前に眺めることができる客室もございます。日常から離れ、木のぬくもりを感じる安らぎの時間をお過ごしください。
主な客室(全134室)
◎レコードプレーヤー、ウッドスピーカー
全ての客室にレコードプレーヤーと、ホテル外装の端材を再利用した木製のスピーカーをご用意。レコードの心地よいサウンド、木ならではの温もりある優しい音で、癒しの時間をお過ごしください。また、2Fラウンジのレコードをお部屋にお持ちいただけます。
◎アート、家具、植栽
ギャラリーフロア(3~8階)の客室に飾られている、北海道をテーマにしたアートや、ラウンジで使われている、北海道で加工された家具、ラウンジを彩る植栽を購入いただけます(フロントへお問合せください)。実際に見て、体感し、気に入ったものをすぐ自分のライフスタイルに取り入れる、ホテル滞在の新しい提案です。
◎当ホテルの館内ツアー動画を公開しております。ぜひご覧ください。
2. 国内初の高層ハイブリッド木造ホテル
本ホテルは北海道産木材(トドマツ・カラマツ・タモ)を活用した国内初の高層ハイブリッド木造ホテルです。低中層部(1~7階)が各種⽊質化を施した鉄筋コンクリート造、中層部(8階)1層が鉄筋コンクリート・⽊造のハイブリッド造、⾼層部(9~11階)が純⽊造となっています。当社グループではこれまでも、賃貸マンションやオフィス、空港ターミナルビルなどの建築において、建物構造部や外装部に木材を活用(⽊造化・⽊質化)しており、それらで得た知見を本プロジェクトに集約しています。構造躯体における⽊材使用量は約1,060立米(外装材等も含めると約1,200立米)となり、そのうち8割強が北海道産⽊材です。構造躯体に使用する木材量は国内最大規模となり、建物全体をRC造とした場合と比べ約1,380tのCO2発生を抑制し、地球温暖化対策に寄与しています。本プロジェクトを通じて、北海道における林業振興への寄与を図るとともに、地域活性への貢献、サステナブルな社会の実現を目指します。
三菱地所グループの北海道における取り組みについて 1947年の事務所開設以降、地域に寄り添い、「札幌市庁舎」(1971年竣工)や「さっぽろ地下街オーロラタウン」(1971年竣工)、「札幌コミュニティドーム(つどーむ)」(1997年竣工)の設計・監理をはじめ、オフィス・住宅・商業施設の開発・運営など、さまざまな事業を展開。主な開発・運営案件は、「北海道ビルヂング」(1962年竣工)、「小野幌ニュータウン」(現・「森林公園パークタウン」、1971年事業着手)、「おたる望洋パークタウン」(1972年事業着手)、「maruyama class(マルヤマクラス)」(2009年竣工)、「札幌北ビル」(2012年竣工)、「札幌南徳洲会病院建替」(2021年竣工)など。また、道内7空港を運営する北海道エアポート株式会社や、北海道の地域振興を目指す酒造上川大雪酒造(北海道上川町)の親会社である緑丘工房(札幌市)にも出資。 |
■施設概要
所在地:札幌市中央区大通西1丁目12番地
構造:RC 造・⽊造(壁:枠組壁⼯法・床:CLT)
規模:地下1階・地上11階
延床面積:6,157.06平米
客室数:134室
付帯施設:CANVAS LOUNGE 「KOKAGE」
レストラン「HOKKAIDO CUISINE KAMUY」
CANVAS ROOFTOP「Outdoor Living SAPPORO」
建築主:三菱地所株式会社
設計・監理:株式会社三菱地所設計
施工:清水建設株式会社
着工:2020年3月
竣工:2021年8月末
■アクセス
地下鉄「大通」駅 24番出口すぐそば
JR札幌駅より徒歩約15分(札幌駅前通地下歩行空間利用)
新千歳空港より車で約60分(道央自動車道利用)
新千歳空港連絡バス「大通公園」より徒歩約5分
新千歳空港より電車で約60分(新千歳空港駅→<JR快速エアポート>→札幌駅→<徒歩約6分>→さっぽろ駅→<札幌地下鉄南北線>→大通駅)
公式ホームページ www.the-royalpark.jp/canvas/sapporoodoripark/ www.instagram.com/canvassapporoodoripark/ |
ロイヤルパークホテルズでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対策として、お客様・従業員の安全・安心な環境を守るため、感染予防・感染拡大防止策を講じております。詳細は、ロイヤルパークホテルズWEBサイトをご覧ください。
https://www.royalparkhotels.co.jp/COVID-19.html
ロイヤルパークホテルズが展開するプレミアム宿泊主体型THEシリーズのCANVASラインは、ミレニアル世代をターゲットとしたライフスタイル型ホテルです。当ホテルはCANVASラインとして名古屋、銀座、大阪北浜、神戸三宮、京都二条に続き、6軒目の出店となります。「MAKE IT HAPPEN そこに集う、何かが生まれる。」をキーメッセージに、一軒一軒、その街に合わせ、その街のパートナーとともに、ふとした出会いやここでしかできない体験を提供する、新たなスタイルのホテルを目指してまいります。
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~三菱地所グループのサステナビリティの取り組み~
三菱地所グループは、2050年に向けて目指す姿として「三菱地所グループのサステナビリティビジョン2050~Be the Ecosystem Engineers」を制定しています。このビジョンの達成に向け、「長期経営計画2030」において「三菱地所グループのSustainable Development Goals 2030」を策定、4つの重要テーマ「Environment」「Diversity & Inclusion」「Innovation」「Resilience」とテーマごとのKPIを定め、サステナブルな社会の実現に向けた取り組みを推進しています。
例えば、「Environment」「Diversity & Inclusion」に関する目標として、持続可能な木材利用の推進、事業に使用する木材のトレーサビリティの確保を掲げ、森林等の自然資源保護に配慮した持続可能な木材利用、輸入木材の伐採地における人権尊重等に取り組んでいます。本プロジェクトにおける北海道産木材等の活用は、本目標達成に資する取り組みであると考えています。また、具体的なKPIとして、オフィスや住宅等の建設時に使用する型枠コンクリートパネル※1 において、持続可能性に配慮した調達コードにある木材(国産材並びに認証材)の利用を2030年までに100%とすることを掲げ、取り組みを進めています。
また、「Environment」に関するその他の目標として、CO2削減目標:2017年比で、2030年までに35%削減、2050年までに87%削減(2019年4月SBTi※2 認定済)、再エネ電力使用比率:2030年までに25%、2050年までに100%(2020年1月RE100※3 加盟済)を掲げ、CO2削減に向けた各種取り組みや保有する物件における再エネ電力の導入を進めています。廃棄物に関しても、平米当たり廃棄物排出量:2019年度比で、2030年までに20%削減、リサイクル率:2030年までに90%のKPIを掲げています。
(参考) Environmentに関する主なKPI
今後も、4つの重要テーマおよび各KPIに則した取り組みを行い、持続可能な社会の実現を目指してまいります。
※1 コンクリート建物の建設時に、生コンクリートを流し込むために用いる型枠用の合板。
※2 気候変動対策に関する情報開示を推進する機関投資家の連合体であるCDP、国際環境NGOの世界資源研究所(WRI)と世界自然保護基金(WWF)、国連グローバル・コンパクト(UNGC)によって、2014年9月に設立された共同イニシアティブ。企業に対して、パリ協定が求める水準(気候変動による世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて、2℃より十分に低く抑えるとともに、1.5℃に抑えることを目指す)と整合した、科学的知見に基づく温室効果ガス排出削減目標(SBT)の策定を求めている。
※3 気候変動に関する国際NGO「The Climate Group」が投資家・企業・都市・国家・地域が環境影響を管理するためのグローバルな情報開示システムを運営する国際NGO「CDP」とのパートナーシップのもと運営する国際的なイニシアティブ。
◆三菱地所グループのサステナビリティに関する取り組みの詳細は、三菱地所グループのサステナビリティサイト(https://www.mec.co.jp/j/sustainability/)をご覧ください。
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